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一過性脳虚血発作(TIA)
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一過性脳虚血発作(TIA)とは |
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脳の血液の流れが一過性に悪くなり、運動麻痺などの神経症状が現れるが、24時間以内に症状が完全に消失するものをいう。 |
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原因 |
1 |
血管にできた小さな血栓がはがれて脳血管に詰まることにより発症するが、血栓は自然に解けて血液が流れるように血圧が急激に低下する場合なる。 |
2 |
血圧が急激に低下し脳への血流が少なくなるために発症。 |
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症状 |
内頚動脈領域 |
単麻痺ないし片麻痺、感覚異常、構語障害、失語 |
椎骨脳底動脈領域 |
めまい、同名半盲、運動失調、半身ないし両側の筋力低下・感覚障害、構語障害 |
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診断 |
頚動脈エコー |
血管の内中膜の厚さやプラークの状態を調べる。 |
脳血管撮影 |
頚動脈や脳動脈の狭窄箇所などを調べる。 |
MRI検査 |
拡散強調画像(diffusion MRI) |
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治療法 |
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一過性脳虚血発作(TIA)では、症状が治まっていることが多いので再発の予防対策が講じられる。 |
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生活習慣の改善 |
高血圧、糖尿病、高脂血症、禁煙、食事指導、運動指導など |
薬物治療 |
抗血小板薬 |
外科手術 |
頚動脈の狭窄が著しい場合は頸動脈内膜剥離術を施行。 |
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備考 |
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一過性脳虚血発作(TIA)があった場合、後に脳梗塞を発症する恐れがあるので注意が必要である。 |
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