横隔膜ヘルニア |
概要 |
先天性 |
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食道裂孔ヘルニア |
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ボックダレック孔ヘルニア
(後外側裂孔ヘルニア) |
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傍胸骨孔ヘルニア |
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後天性 |
概要 |
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原因 |
外傷による腹部打撲など |
症状 |
胸痛、呼吸困難、チアノーゼなど |
診断 |
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治療 |
横隔膜の損傷部分のを縫合。 |
備考 |
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食道裂孔ヘルニア |
概要 |
食道と胃の間の横隔膜にできる。 |
原因 |
食道が通過する部分の横隔膜組織が弱い |
症状 |
胸やけ、嘔吐など |
診断 |
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治療 |
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備考 |
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ボックダレック孔ヘルニア
(後外側裂孔ヘルニア) |
原因 |
胎生期に横隔膜の後外側孔(ボックダレック孔)が閉じないため腸管が胸腔内に陥入する。 |
症状 |
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診断 |
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治療 |
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出生前に発見された場合は専門の病院で出産し直ちに手術を行なう。 |
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備考 |
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傍胸骨孔ヘルニア |
原因 |
横隔膜と胸骨の付着部が弱いために腹腔内臓器が胸骨後部に入り込む。 |
症状 |
特になし |
診断 |
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治療 |
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備考 |
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ウイルス性急性胃腸炎 |
概要 |
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乳幼児に発症するウイルス感染症。 |
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冬に流行する乳児の下痢・嘔吐)の大部分を占める。 |
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原因 |
ウイルス感染 |
ロタウイルス、アデノウイルス、SRウイルスなど |
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症状 |
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診断 |
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治療 |
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備考 |
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神経芽腫
(神経芽細胞腫) |
概要 |
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原因 |
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症状 |
腹部に硬いしこりができる。 |
診断 |
尿検査 |
バニルマンデル酸(VMA)とホモバニリン酸(HVA)の量を測定。
※一部の神経芽腫でVMA・HVA値の増加が見られない場合もある。 |
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治療 |
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備考 |
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1歳未満で発症する神経芽腫は予後が良いとされている。 |
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1歳以降に発症する神経芽腫は予後が良くないとされている。 |
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ウイルムス腫瘍
(腎芽腫) |
概要 |
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腎臓に発生するがん |
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大部分は5歳までに発症する。 |
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無虹彩症や半身肥大症、腎奇形、尿道下裂などの先天性の奇形と合併しやすい。 |
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原因 |
染色体異常が原因とされている。 |
症状 |
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腹部に硬いしこりやふくらみができる。 |
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腹痛 |
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血尿 |
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進行すると肺やリンパ節、肝臓、骨など転移を起こすことがある。 |
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診断 |
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治療 |
外科的手術 |
患側の腎臓摘出術 |
化学療法 |
抗がん剤 |
放射線治療 |
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備考 |
腎臓の未熟な組織から発生するので腎芽腫とも呼ばれる。 |
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肝の腫瘍 |
概要 |
肝芽腫 |
主に2歳以下の乳幼児に発症 |
成人型肝がん |
学童期以降に発症 |
●ほとんどは肝芽腫 |
原因 |
胎児期の未熟な細胞ががん化 |
症状 |
食欲不振、腹痛、吐き気、発熱など |
診断 |
血液検査 |
α―フェトプロテイン値の上昇 |
腹部CT検査 |
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腹部エコー検査 |
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治療 |
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備考 |
肝芽腫は大人の肝臓がんに比べ治りやすいタイプが多い。 |
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肝芽腫 |
●肝芽腫の関連情報サイト
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神経芽細胞腫 |
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急性糸球体腎炎症候群 |
概要 |
血尿、蛋白尿、高血圧、浮腫、尿量減少などの症状で急性に発症する腎炎の総称。 |
原因 |
A群β溶連菌感染による炎症が起きる。 |
症状 |
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A群β溶連菌による扁桃腺炎などを起こした1〜3週間後に発症する。 |
肉眼的血尿 |
尿の「色がコーラ色 |
高血圧 |
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浮腫 |
顔のむくみなど |
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診断 |
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治療 |
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備考 |
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急性腎盂腎炎 |
概要 |
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腎実質や腎盂に細菌が感染して起こる病気。 |
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先天性の尿路の形態異常のある乳幼児、尿通過障害(前立腺肥大症など)のある高齢者などに起こりやすい。 |
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原因 |
尿路上行性感染 |
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膀胱炎などの感染を起こしている細菌が尿管を上行して腎盂に達する。 |
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腎盂・尿管の形態異常、尿路結石、膀胱尿管逆流現象、神経因性膀胱、前立腺肥大症など |
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血行性感染 |
細菌が他の臓器から血行性で腎臓まで運ばれて感染する。 |
リンパ行性感染 |
リンパ管を通って細菌が運ばれてきて感染する。 |
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症状 |
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診断 |
臨床症状 |
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尿検査 |
培養検査 |
静脈性腎盂造影 |
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膀胱造影 |
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治療 |
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備考 |
初期治療が遅れると慢性腎盂腎炎や敗血症を引き起こす恐れがある。 |
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