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 精神の疾患

目次
統合失調症 | 気分障害
PTSD
サヴァン症候群 |


 気分障害
概要
持続時間が短い感情や情動の変化ではなく、長期間にわたって持続する、自己制御の出来ない強い抑鬱や高揚の気分や身体全体の変調を生じる病気。
原因の1つとして、脳内の神経伝達物質である脳内アミンの代謝異常があげられる
重症例では、一時的には妄想や幻聴などの統合失調症様の症状が出現することもある。
分類 ●DSM−W分類による気分障害の分類
うつ病性障害
(うつ病)
大うつ病性障害
気分変調性障害
特定不能のうつ病性障害
双極性障害
(躁うつ病)
備考 うつ病の回復期には自殺することがあるので注意が必要である。

●気分障害の関連情報サイト
躁うつ病のホームページ 気分障害(うつ病と双極性障害)についてのサイトです。

うつ病性障害(うつ病)
●うつ病性障害
大うつ病性障害
気分変調性障害
軽症うつ病


感情 不安・抑うつ気分
思考
貧困妄想、罪業妄想
思考抑止
身体症状
不眠(早朝覚醒)
日内変動:午前中に悪く午後から夕方にかけて軽快する
行動 やる気がでないなどの精神運動抑制



DSM−Wによる大うつ病の診断基準
以下の9症状のうち5つ以上が同じ2週間の間に存在し,病前の機能からの変化を起こしている場合で
かつ、うち1つは、@またはAを含み、器質的障害や精神分裂病でないとき大うつ病という。
1 ほとんど1日中,ほとんど毎日の抑うつ気分
2 ほとんど1日中、ほとんど毎日の、すべて、またはほとんどすべての活動における興味,喜びの著しい減退
3 食事療法をしていないのに,著しい体重減少,あるいは体重増加、またはほとんど毎日の、食欲の減退または増加
4 ほとんど毎日の不眠または睡眠過多
5 ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止
6 ほとんど毎日の易疲労性,または気力の減退
7 ほとんど毎日の無価値感,または過剰であるか不適切な罪責感
8 思考力や集中力の減退,または、決断困難がほとんど毎日認められる
9 死についての反復思考、特別な計画はないが反復的な自殺念慮、自殺企図、または自殺するためのはっきりとした計画

●うつ病の関連情報サイト
うつ病プラザホームページ ご本人または家族・友人・知人でうつかもしれないと思った方、うつで悩んでいる方に「うつ病」の幅広い情報の提供を目的としたホームページです。 
うつとパニック障害の総合情報サイトです。
Dr林の心と脳の相談室
ホームページ
こころの病が紹介されています。
うつ病の予防治療委員会
ホームページ


躁病
感情 高揚した躁気分
思考
観念奔逸 考えが広がりまとまりがなくなる
誇大妄想
身体症状 不眠(早朝覚醒)

非精神病性精神障害

個人の性格特徴やライフスタイルの歪みが発症に関係している。

神経症、心身症、人格障害、薬物依存など

●非精神病性精神障害の種類
 パニック障害
 強迫性障害
 外傷後ストレス障害(PTSD)
 摂食障害
 アルコール依存症

 パニック障害
パニック発作を繰り返すことを特徴とする。
パニック発作とは突然、動悸やめまい、息苦しさといった身体症状とともに、激しい不安や恐怖に襲われること。
症状は10分前後でピークに達っする。

●パニック障害の関連情報サイト
Dr林の心と脳の相談室
ホームページ
こころの病が紹介されています。
社会不安障害ホームページ
うつとパニック障害の総合情報サイトです。

予期不安
パニック発作が繰り返し起こると、また発作が起こるのではないかという心配や、何か重大な病気になってしまうのではないかといった心配が強くなってきる。
この発作を予測することによって起こってくる不安を「予期不安」という

広場恐怖

パニック発作が予期しないで起こった時に逃げることが困難であるかもしれない場所、助けが得られないかもしれない場所にいる事への不安を感じ、しだいにその場所に行く事に恐怖を持ち、避けようとする行動をとるようになる



 強迫性障害

反復する強迫思考や強迫行為

強迫思考

繰り返し心に浮かぶ観念、衝動

ガス、戸締りなど

強迫行為

不安を振り払おうとして何度も繰り返される行為

汚染に対する恐怖から洗浄行為を繰り返すなど


回数が極端に多くて長い時間を費やしたり、確認の方法が奇妙であったり、ついには外出できなくなるなどして生活に支障をきたす。


●強迫性障害の関連情報サイト
九州大学病院精神科
行動療法研究室
ホームページ

強迫性障害、社会不安障害、パニック障害などの説明があります。

強迫性障害(強迫神経症)のページ


 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
著しく脅威的なストレスの出来事に対する遅延した反応として生ずる

通常体験する範囲を超えた極端なストレス
(戦争,犯罪被害,自然災害など)

フラッシュバック

体験した恐怖がよみがえる


回避・麻痺

・思い出すような状況を避ける。

・一部が思い出せない。


興奮状態の持続

過敏に反応する。


●心的外傷後ストレス障害(PTSD)の関連情報サイト
Dr林の心と脳の相談室
ホームページ
こころの病が紹介されています。


 摂食障害
拒食症
過食症

赤城高原ホスピタル
ホームページ
摂食障害をはじめ様々な疾患が紹介されています。

神経性無食欲症
神経性大食症


 アルコール依存症
自らの強迫的欲求に基づく飲酒行動の異常がみられる。
アルコール依存症の治療には断酒会や家族会などの集団療法が有効である。

●アルコール依存症の関連情報サイト
Dr林の心と脳の相談室
ホームページ
こころの病が紹介されています。
Good-byeアルコール依存症


その他の精神の疾患

不安障害
強迫性障害<強迫神経症>
急性ストレス反応
適応障害
解離性[転換性]障害
身体表現性障害
神経衰弱
離人・現実感喪失症候群
神経性無食欲症
神経性大食症
非器質性睡眠障害
性機能不全
人格障害
習慣及び衝動の障害
性同一性障害
性嗜好の障害
知的障害〈精神遅滞〉
心理的発達の障害
会話及び言語の特異的発達障害
学習能力の特異的発達障害
広汎性発達障害
自閉症
非定型自閉症
レット<Rett>症候群
小児<児童>期崩壊性障害
過動性障害
アスペルガー<Asperger>症候群
多動性障害
行為障害
行為及び情緒の混合性障害
愛着障害
チック障害
遺尿(症)
遺糞(症)
哺育障害
常同性運動障害
吃音症
早口<乱雑>言語症
サヴァン症候群


レム睡眠行動障害
概要 夢で見た内容をそのまま行動化する。
原因
症状
診断 終夜睡眠ポリグラフ
治療
備考

●レム睡眠行動障害の関連情報サイト
日本睡眠学会 ※各自で検索をお願いします。
つくばセントラル病院ホームページ



起立性調節障害(OD)
概要 自律神経失調症のひとつ
原因 自律神経の働きがうまくいかなくなり、そのために血圧調整などの循環系の調節がうまく働かなくなるために生じる。
症状
身体的症状 めまい・立ちくらみが一番多くみられる。、その他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・倦怠感など
精神的症状 疲労感・過呼吸症候群・不安障害など
診断 ●起立性調節障害の診断基準
大症状
立ちくらみあるいは目まいを起こしやすい
立っていると気持ち悪くなる.ひどくなると倒れる
入浴時またはいやなことを見聞すると気持ちが悪くなる
少し歩くと動悸あるいは息切れがある

朝なかなか起きられず,午前中調子が悪い

小症状
顔色が悪い
食欲不振
強い腹痛をときどき訴える
倦怠あるいは疲れやすい
頭痛をしばしば訴える
乗り物に酔いやすい
起立試験で脈圧狭小16mmHg以上
起立試験で収縮期圧低下21mmHg以上
起立試験で脈拍数増加1分に21以上
起立試験で立位心電位のT波0.2mV以上の減高,その他の変化
判定 大症状3、大症状2+小症状1、大症状1+小症状3以上で器質性疾患を除外できた場合を,起立性調節障害とする
治療
生活改善 規則正しい生活。
適度な運動
薬物療法 漢方薬、昇圧剤、自律神経調整剤
腹部バンドや弾性ストッキング
心理的カウンセリング
備考 ※イメージ的には思春期の自律神経失調症

●起立性調節障害の関連情報サイト
広島赤十字・原爆病院 小児科ホームページ 子供の病気が紹介されています。
※データベース検索もできます。
産業医科大学神経内科ホームページ 「どんな病気」のコーナーがあります。

●起立性調節障害の患者・家族のサイト
起立性調整障害の子供をもつ方のサイト

精神症状
幻覚
器質性 脳の器質疾患により幻覚が起こる。
脳血管障害、脳炎、脳外傷、脳腫瘍、てんかん、痴呆など
症状性 全身性の疾患に続発して幻覚が起こる。
代謝性疾患、内分泌性疾患、神経疾患など。
中毒性 LSDなどの幻覚薬、覚せい剤、大麻などの薬物乱用による。ステロイドなどの治療薬でも幻覚が起こることがある。
精神病性 主に統合失調症の疾患で幻覚がみられる。
。感情障害でも幻聴が起こることがある。
心因性 PTSDなど

精神疾患の関連情報サイト
国立生育医療センターホームページ
Dr林の心と脳の相談室ホームページ








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