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パーキンソン病 |
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原因は不明である。 |
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発症年齢は男女とも40歳以後、特に50〜60歳代に症状が出始める。 |
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原因 |
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中脳黒質でのドーパミン産生が低下し、その結果、線条体でのドーパミンが減少、線条体でのドーパミンとアセチルコリンの平衡が崩れ、錐体外路症候を発現する。 |
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症状 |
4大症候 |
パーキンソン病の症状として以下の4つの症状がある。 |
振戦 |
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静止時にみられ、紙幣を数えるような動作を繰りかえす。 |
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通常、動作を始めると減弱し、緊張や不安で増強する |
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固縮
(こしゅく) |
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筋肉、体が硬くなり、動きがぎこちなくなる |
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本人にはわからないが、診察のために手や足を曲げたり伸ばしたりすると、強い抵抗を感じる |
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寡動
(かどう) |
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全体的に動作が緩慢、着脱衣、寝返り、食事動作など日常動作が遅い |
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歩行がおそくなり、歩幅が小さくなる(小刻み歩行) |
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歩行では前傾姿勢ですり足、こきざみ、上肢の振りの減少 |
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姿勢反射異常 |
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姿勢がうまく制御できないため転倒しやすい。 |
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人間の体は倒れそうになると姿勢を反射的に直して倒れないようにする反応が備わっているがパーキンソン病の患者さんでは、歩いている時、椅子から立ち上がろうとする時などに、この反応が障害されているために、立ち直りができずに倒れてしまう。 |
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