主ながんの種類と診断、治療法 |
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脳腫瘍(大人) |
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●脳腫瘍の分類
原発性脳腫瘍 |
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転移性脳腫瘍 |
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他の臓器のがんが脳へ転移。 |
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脳への転移が多いのは、肺がん、乳がんなど。 |
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神経膠腫
(しんけいこうしゅ)
(グリオーマ) |
(成人)星細胞腫 |
●主な治療法
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主に腫瘍摘出術を行なう。 |
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場合により外科手術後放射線療法を行なう。 |
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(成人)悪性星細胞腫 |
●主な治療法
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主に外科手術後放射線療法を行なう。 |
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悪性度が高い場合は外科療法後放射線療法に加えて化学療法を行なう。 |
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(成人)膠芽腫 |
●主な治療法
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主に外科手術後放射線療法を行なう。 |
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悪性度が高い場合は外科療法後放射線療法に加えて化学療法を行なう。 |
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髄芽腫 |
●主な治療法
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主に外科手術後放射線療法を行なう。 |
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場合により、放射線療法後の化学療法や免疫療法を行なう。 |
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その他 |
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(成人)髄膜腫 |
●主な治療法
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主に腫瘍摘出術を行なう。 |
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場合により外科手術後放射線療法を行なう。 |
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(成人)悪性髄膜腫 |
●主な治療法
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外科手術後放射線療法を行なう。 |
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場合により、放射線療法後の化学療法や免疫療法を行なう。 |
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下垂体腺腫 |
●主な診断法
頭部エックス線写真 |
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頭部CT検査 |
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頭部MRI検査 |
頭部病変において最も有用な画像診断法 |
脳血管撮影 |
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ホルモン検査 |
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眼科の検査 |
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耳鼻科の検査 |
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●主な治療法
外科的療法 |
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放射線療法 |
主に手術後に残った腫瘍に対して補助療法として用いられている。 |
化学療法 |
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ホルモン補充療法 |
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神経鞘腫 |
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聴神経鞘腫 |
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網膜芽細胞腫 |
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転移性脳腫瘍 |
外科的療法 |
一部の単発転移の場合に外科的治療をする場合がある。 |
放射線療法 |
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一部の単発転移以外はほとんどが放射線療法を行なう。 |
全脳照射 |
脳全体に放射線を照射して治療を行なう。
腫瘍の個数と大きさより全脳照射かラジオサージャリーを決める。 |
ラジオサージャリー
(定位放射線治療) |
転移の部分に限局して多方向から細い放射線ビームを集中照射して治療を行なう。
※転移の個数が多い場合は、微小な転移が隠れている場合があるため全脳照射と慎重に検討を行なう。 |
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化学療法 |
一般に抗がん剤は血液脳関門を通過しないため、転移性脳腫瘍の場合は、手術か放射線療法が行なわれる。実際には放射線療法を行なうことが多い。 |
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●主な診断法
CT検査 |
単純CT検査 |
腫瘍の位置や大きさ、性状がわかる。 |
造影CT検査 |
造影剤を使用することでより多くの情報が得られる。 |
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MRI検査 |
単純MRI検査 |
腫瘍の位置や大きさ、性状がわかる。 |
造影MRI検査 |
造影剤を使用することでより多くの情報が得られる。 |
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脳血管撮影 |
腫瘍と血管の関係がわかる。 |
●その他の診断法
超音波
検査 |
手術中に腫瘍の位置を確認するために行なわれる。 |
●脳腫瘍の関連情報サイト
●脳腫瘍の患者さん体験サイト
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脳腫瘍(小児) |
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●小児の脳腫瘍の種類
星細胞腫 |
●主な診断法
CT検査 |
頭部単純CT検査 |
のう胞があれば小脳内に黒い円形の画像として描出される。 |
頭部造影CT検査 |
のう胞壁の腫瘍本体が白く造影される。 |
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MRI検査 |
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●主な治療法
外科的療法 |
嚢胞の壁の一部が肥厚する形で存在している壁在結節と呼ばれる腫瘍本体を摘出手術する。 |
放射線療法 |
基本的には外科的療法のみを行なう。 |
化学療法 |
基本的には外科的療法のみを行なう。 |
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髄芽腫 |
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最も悪性度の高い腫瘍 |
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小脳にできやすい
小脳正中部を中心に造影剤により一様に白く染まる円形の画像を示します |
●主な診断法
CT検査 |
頭部単純CT検査 |
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頭部造影CT検査 |
小脳中心に丸く造影される。 |
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MRI検査 |
頭部単純MRI検査 |
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頭部造影MRI検査 |
小脳中心に丸く造影される。 |
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●主な治療法
外科的療法 |
治療は手術および放射線療法が主体。 |
放射線療法 |
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十分に摘出を行った後に放射線療法を行うとさらに効果的である。 |
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全脳に照射を行った後に小脳の病変部に追加照射する。
さらに脊髄全体にも照射をする。 |
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化学療法 |
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効果が期待できる。 |
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放射線照射中や照射後に化学療法剤を併用するほうが予後がよいとされている。 |
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胚細胞腫瘍 |
●主な診断方法
CT検査 |
頭部単純CT検査 |
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頭部造影CT検査 |
小脳中心に丸く造影される。 |
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MRI検査 |
頭部単純MRI検査 |
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頭部造影MRI検査 |
小脳中心に丸く造影される。 |
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●主な治療方法
外科的療法 |
放射線療法で効果がなければ外科的療法を試みる。 |
放射線療法 |
放射線療法が主体。 |
化学療法 |
外科的療法後に化学療法が必要と判断した場合に施行。 |
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頭蓋咽頭腫 |
●主な診断方法
頭部単純エックス線撮影 |
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トルコ鞍が皿状に扁平化する。 |
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トルコ鞍上部の不規則な石灰化陰影 |
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CT検査 |
頭部単純CT検査 |
結節状の石灰化が認められる。 |
頭部造影CT検査 |
腫瘍部分が強く造影される。 |
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MRI検査 |
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●主な治療方法
外科的療法 |
外科的に摘出手術を行う。 |
放射線療法 |
外科的療法で全部を摘出できない場合に放射線療法を行なう。 |
化学療法 |
外科的療法、場合により放射線療法で治療を行なう。 |
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上衣腫 |
外科的療法 |
外科的に摘出手術を行う。 |
放射線療法 |
外科的療法で全部を摘出できない場合に放射線療法を行なう。 |
化学療法 |
外科的療法、場合により放射線療法で治療を行なう。 |
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●備考
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小児の脳腫瘍は、約半数が小脳や脳幹などに生じる。
→通過障害により水頭症が生じやすい。 |
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咽頭がん |
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上咽頭がん |
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●主な診断方法
視診 |
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組織診断 |
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CT検査 |
がんの性状や大きさ、骨破壊の程度などを観察。 |
MRI検査 |
がんの性状や大きさ、拡がりなどを観察。 |
内視鏡 |
鼻から挿入して観察をする。 |
●主な治療法
外科的療法 |
放射線療法が治療の主体となる。 |
放射線療法 |
放射線療法が治療の主体となる。 |
化学療法 |
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放射線療法の前に施行 |
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放射線療法と同時に施行 |
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放射線療法終了後に施行 |
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遠隔転移を認める場合 |
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●上咽頭がんの体験情報サイト
ピノコの部屋ホームページ |
上咽頭ガン(頚部リンパ節転移)、肺遠隔転移(癌性リンパ管症)の闘病記、実践した代替療法闘病記サイトです。 |
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中咽頭がん |
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●主な診断方法
視診 |
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組織診断 |
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内視鏡 |
鼻から挿入して観察をする。 |
CT検査 |
がんの性状や大きさ、骨破壊の程度などを観察。 |
MRI検査 |
がんの性状や大きさ、拡がりなどを観察。 |
●主な治療法
外科的療法 |
早期 |
腫瘍切除術 |
進行例 |
腫瘍切除術と頸部リンパ節郭清術 |
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放射線療法 |
早期 |
放射線療法 |
進行例 |
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外科手術前にがんを小さくするために施行。 |
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外科的療法で全部を摘出できない場合に施行。 |
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外科的療法ができない場合。 |
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化学療法 |
外科療法や放射線療法と組み合わせて施行。 |
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下咽頭がん |
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●主な診断方法
触診 |
リンパ節転移の有無など |
間接喉頭鏡検査 |
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内視鏡検査 |
下咽頭と食道を観察する。 |
組織診断 |
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食道透視検査 |
TV検査でバリウムを飲みながら撮影を行なう。 |
CT検査 |
がんの性状や大きさ、骨破壊の程度などを観察。 |
MRI検査 |
がんの性状や大きさ、拡がりなどを観察。 |
●主な治療法
外科的療法 |
早期 |
腫瘍切除術 |
進行例 |
腫瘍切除術と頸部リンパ節郭清術 |
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放射線療法 |
早期 |
放射線療法 |
進行例 |
|
外科手術前にがんを小さくするために施行。 |
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外科的療法で全部を摘出できない場合に施行。 |
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外科的療法ができない場合。 |
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化学療法 |
外科療法や放射線療法と組み合わせて施行。 |
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喉頭がん |
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●主な診断方法
視診 |
喉頭鏡を用いて観察する。 |
組織診断 |
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内視鏡 |
鼻から挿入して観察をする。 |
頚部レントゲン撮影 |
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CT検査 |
がんの性状や大きさ、骨破壊の程度などを観察。 |
MRI検査 |
がんの性状や大きさ、拡がりなどを観察。 |
●主な治療法
外科的療法 |
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放射線療法 |
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化学療法 |
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外科的療法、放射線療法の術前にがんを薬で小さくしてから治療を行なう |
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外科的療法が不可能な場合 |
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放射線と多剤化学療法との同時併用治療 |
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レーザー療法 |
早期のがんで限局してある場合 |
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甲状腺がん |
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●主な診断方法
●主な治療法
外科的療法 |
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放射線療法 |
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化学療法 |
※場合により効果がある。 |
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肺がん |
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組織分類 |
小細胞がん |
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増殖が速い |
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転移しやすい |
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放射線療法や化学療法が比較的効きやすい。 |
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非小細胞がん |
腺がん |
我が国で最も発生頻度が高い。
肺の末梢に発生しやすい。 |
扁平上皮がん |
肺門部にできやすい。 |
大細胞がん |
増殖が速い。 |
腺扁平上皮がん |
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●主な診断方法
胸部エックス線撮影 |
正面のみか正面と側面2方向を撮影する。 |
血液検査 |
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喀痰検査 |
喀痰細胞診 |
CT検査 |
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胸腔と縦隔の横断面の画像が得られる。 |
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最近はヘリカルCTで1回の呼吸止めで連続してスキャンをしてデータを収集する。 |
単純CT検査 |
胸部CT検査 |
病変の位置、大きさ、性状などの観察 |
頭部CT検査
腹部CT検査 |
転移の有無 |
|
造影CT検査 |
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造影剤を注入し正常部と病変の関係をよりわかりやすくする。 |
胸部CT検査 |
病変の位置、大きさ、性状などの観察 |
頭部CT検査
腹部CT検査 |
転移の有無 |
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MRI検査 |
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気管支鏡検査 |
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穿刺吸引細胞診 |
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CTガイド下肺針生検 |
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局所麻酔で行なう。 |
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CTの画像を見ながら、病変部に針を刺して細胞の検査をする。 |
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胸膜生検 |
肋間から特殊な器具を用いて胸膜を採取し組織検査を行なう。 |
リンパ節生検 |
首のリンパ節に針を刺して細胞を採取したり、局所麻酔により外科的にリンパ節を採取し、その細胞を顕微鏡で検査をする。 |
胸腔鏡検査 |
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全身麻酔が必要。 |
|
胸部の皮膚を切開し、胸腔鏡を通して肺の表面や胸膜を観察する。組織を採取する場合もある。 |
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縦隔鏡検査 |
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全身麻酔が必要。 |
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胸骨の少し上のくぼみの部分を小さく切開し縦隔内に器具を入れて観察する。 |
|
胸部手術前のがんの拡がりやリンパ節腫大の状態などを観察する。
肺癌の進行度を知ることができる。 |
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開胸検査 |
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全身麻酔が必要。 |
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胸腔穿刺術や縦隔鏡検査などで十分な情報が得られなかった場合に行なわれる場合がある。 |
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骨シンチグラフィー |
骨転移の検査 |
PET検査
PET-CT検査 |
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●主な治療法
外科的療法 |
小細胞肺がん |
I期
外科的療法後に化学療法が必要。 |
非小細胞肺がん |
I期、II、IIIA期の一部が手術の対象
※外科的治療がだめな場合は放射線治療 |
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放射線療法 |
小細胞肺がん |
遠隔臓器転移のない場合
※化学療法と併用 |
非小細胞肺がん |
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外部照射
※肺門部のがんでは密封小線源治療を行なう場合がある。 |
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加速多分割照射 |
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体幹部定位放射線治療 |
T期非小細胞肺がんに対する根治治療として手術に劣らないとされている。
2004年4月に体幹部定位放射線治療が保険収載されたことにより実施可能な機関が増加している。 |
粒子線治療 |
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●他の治療方法との組み合わせ
合併療法 |
外科療法と放射線療法の合併療法 |
外科療法後に抗がん剤による化学療法 |
外科療法とその後に抗がん剤による化学療法 |
化学療法後 |
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化学療法 |
小細胞肺がん |
化学療法がよく効く場合が多い。 |
非小細胞肺がん |
化学療法による効果は出にくい。 |
単剤療法 |
1種類だけの抗がん剤で治療。 |
併用療法 |
2種類以上の抗がん剤を組み合わせて治療。 |
術後化学療法 |
外科療法とその後に抗がん剤による化学療法 |
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カルボプラチン/PTX併用療法 |
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カルボプラチン/塩酸ゲムシタビン併用 |
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CDDP/CPT-11併用 |
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CDDP/VNB併用 |
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CDDP/DTX併用 |
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CDDP/塩酸ゲムシタビン併用 |
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DTX単剤療法 |
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ゲフィチニブ内服 |
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PTX単剤療法 |
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VNB単剤療法 |
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GEM/VNB併用療法 |
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塩酸ゲムシタビン単剤療法 |
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TS-1単剤療法 |
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カルボプラチン/PTX併用 |
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CDDP/VNB併用 |
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UFT内服 |
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CDDP/VP-16併用 |
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CDDP/CPT-11併用 |
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カルボプラチン/VP-16併用 |
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CPT-11単剤療法 |
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塩酸アムルビシン単剤療法 |
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胸腔鏡下肺切除術 |
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内視鏡的治療(レーザー治療) |
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肺門型の内腔に発生した肺がんにレーザー光線を照射して治療する。 |
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免疫療法 |
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●肺がんの関連情報サイト
●肺がんの体験情報サイト
※小細胞癌
※非小細胞癌(腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん、腺扁平上皮がん)
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悪性胸膜中皮腫 |
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●主な診断方法
胸部エックス線写真 |
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CT検査 |
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穿刺検査 |
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胸腔鏡検査 |
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MRI検査 |
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●主な治療法
外科的療法 |
胸膜肺全摘術 |
病変部、肺、胸膜の切除をする。
場合により横隔膜や心膜ごと切除する |
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放射線療法や化学療法との併用療法を行なう場合もある。 |
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放射線療法 |
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化学療法 |
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乳がん |
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乳がん |
乳管がん |
乳がんの約90% |
小葉がん |
乳がんの5%〜10% |
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●主な診断方法
マンモグラフィー |
乳房をアクリルの板に挟んで圧迫してX線撮影を行なう。 |
エコー検査 |
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CT検査 |
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MRI検査 |
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穿刺吸引細胞診 |
しこりに細い注射針を穿刺して細胞を吸いとって調べる。 |
針生検 |
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マンモトーム生検 |
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骨シンチグラフィー |
転移の可能性がある場合 |
●主な治療法
外科的療法 |
腫瘍核出術 |
乳房のしこりだけを切除 |
乳房部分切除術
(乳房温存手術) |
しこりと乳房の一部分を切除。
※乳房部分切除手術+外部照射 |
単純乳房切除術 |
がんのできた側の乳房を全部切除する。
腋窩リンパ節の切除は行わない。 |
胸筋温存乳房切除術 |
乳房と腋窩リンパ節を切除する。
最も一般的な乳がんの手術方法。 |
胸筋合併乳房切除術
(ハルステッド法) |
乳房と腋窩リンパ節だけでなく、乳腺の下にある大胸筋や小胸筋を切除する。 |
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腋窩リンパ節郭清 |
乳がんの切除と同時に、わきの下のリンパ節を含むわきの下の脂肪組織も切除する。 |
●他の治療法との組み合わせ
早期がん |
乳房部分切除手術+外部照射 |
進行がん |
乳房切除術後に外部照射 |
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放射線療法 |
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乳房部分切除手術+外部照射 |
術後放射線療法 |
乳房切除術後に外部照射 |
|
転移した病巣による症状を緩和するために放射線療法を行なう。 |
|
化学療法 |
|
細胞分裂の様々な段階に働きかけてがん細胞を死滅させる |
|
乳がんは比較的化学療法に反応しやすいとされている。 |
術後化学療法 |
抗がん剤で腫瘍を小さくしてから切除術を行なう。 |
術後化学療法 |
乳房切除術後に化学療法を行なう。
術後の再発を予防する。 |
AC療法 |
アドリアマイシン, シクロホスファミド併用 |
EC療 |
エピルビシン, シクロホスファミド併用 |
FEC療法 |
フルオロウラシル, エピルビシン, シクロホスファミド併用 |
パクリタキセル(PTX)単剤療法 |
|
ドセタキセル(DTX)単剤療法 |
|
ビノレルビン(VNB)単剤療法 |
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トラスツズマブ単剤療法 |
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PTX, DTX, あるいはVNBとトラスツズマブとの併用療法 |
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CMF療法 |
シクロホスファミド,メトトレキセート,フルオロウラシル併用 |
塩酸イリノテカン(CPT-11)単剤療法 |
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FAC療法 |
アドリアマイシン, シクロホスファミド, フルオロウラシル併用 |
AT療法 |
アドリアマイシン, タキソテール併用 |
カペシタビン内服療法 |
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TS-1内服療法 |
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ホルモン療法 |
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乳房温存療法 |
乳房温存手術と術後の放射線療法、全身的な補助療法(化学療法・ホルモン療法)による治療方法。 |
新しい分子標的療法
(ハーセプチン治療) |
乳がんの増殖に関係するとされているHER2タンパクをねらい撃ちする治療方法。 |
●乳がんの関連情報サイト
※リンパ浮腫の関連情報サイト
●乳がんの体験情報サイト
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食道がん |
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●主な診断方法
食道造影検査 |
バリウムを飲んで通過する状態を観察する。 |
内視鏡 |
病変があれば組織を採取し生検を行なう。 |
CT検査 |
病変の性状や大きさ、リンパ節転移などを調べる。 |
MRI検査 |
病変の性状や大きさ、リンパ節転移などを調べる |
内視鏡検査 |
頚部リンパ節転移や腹部臓器への転移などを調べる。 |
超音波内視鏡検査 |
先端に超音波装置がついた内視鏡により病変の深さや周囲との関係などを観察する。 |
PET検査 |
全身の悪性腫瘍を調べる。 |
腫瘍マーカー |
扁平上皮癌 |
SCC(扁平上皮癌関連抗原)
CEA(癌胎児性抗原) |
腺癌 |
CEA(癌胎児性抗原) |
|
●主な治療法
外科的療法 |
頚部食道がん |
|
胸部食道がん |
|
胸部食道を全部切除とリンパ節切除 |
|
胸腔鏡手術 |
|
食道抜去術
→開胸せずに頸部と腹部を切開し食道を引き抜く。 |
|
腹部食道がん |
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バイパス手術 |
|
|
放射線療法 |
外部照射法 |
外部照射法のみ |
腔内照射法 |
外部照射法と腔内照射法の組み合わせ |
放射線療法のみ |
手術が適応でない場合などに行う。
|
化学放射線療法 |
放射線療法と化学療法を同時に行なう。
放射線療法と化学療法別々に行なうよりは効果があるとされている。 |
|
化学療法 |
化学放射線療法 |
放射線療法と化学療法を同時に行なう。 |
根治的化学放射線療法 |
手術が適応でない場合などに行う。
状態が悪い場合は放射線療法のみを行なう。 |
緩和的化学放射線療法 |
根治的化学放射線療法ができない場合で症状を緩和する目的で行なう。 |
FP療法 |
シスプラチン, フルオロウラシル併用 |
CDGP・5-Fu療法 |
ネダプラチン, フルオロウラシル併用 |
DTX単剤 |
|
PE療法 |
シスプラチン, エトポシド併用+放射線療法 |
|
内視鏡的粘膜切除術
(EMR) |
粘膜にとどまったがんを内視鏡で見ながら食道の内側から切り取る治療法。 |
●食道がんの関連情報サイト
●食道がんの体験情報サイト
|
|
胃がん |
|
●主な診断方法
内視鏡検査 |
|
病変の性状や位置、大きさを検査する。 |
|
病変があれば組織の一部を採り病理検査をする。 |
|
胃X線検査 |
バリウムと発泡剤という胃を膨らませる薬を飲んで検査を行なう。 |
病理検査 |
内視鏡検査で採取した組織を顕微鏡を使って調べる。 |
※胃周囲を含めた検査
腹部CT検査 |
治療前に転移や周辺の臓器への広がりなどを調べる。 |
腹部MRI検査 |
治療前に転移や周辺の臓器への広がりなどを調べる。 |
|
|
●主な治療法
内視鏡的治療 |
内視鏡的ポリペクトミー |
|
内視鏡的粘膜切除術
(EMR) |
|
リンパ節転移の可能性がほとんどない場合に行なう。 |
|
病巣粘膜の下に生理食塩水などを注入して病変の粘膜を浮かせて輪状のワイヤーで粘膜を焼き切る。 |
|
切除した部分を検査しがんが胃に残っている可能性があれば外科手術を行う。 |
|
内視鏡的粘膜下層剥離術
(ESD) |
|
|
外科的療法 |
|
最も標準的な治療法 |
|
胃切除術 |
●切除範囲による分類
胃全摘術 |
|
部分切除 |
|
噴門側胃切除 |
|
胃体部切除 |
|
幽門側胃切除術 |
|
幽門保存胃切除術 |
|
●術式による分類
ビルロートI法 |
|
ビルロートU法 |
|
ルーワイ法 |
最近の主流の術式 |
|
リンパ節郭清 |
|
|
|
腹腔鏡手術 |
|
腹部に小さい穴を開けて、専用のカメラや器具で手術を行う。 |
|
開腹手術に比べて体への負担は少ない。 |
|
手術に比べて合併症の発生率がやや高くなる可能性が指摘されている。 |
|
放射線療法 |
− |
化学療法 |
手術で切除できない場合 |
転移があり切除できない場合
手術後に再発した場合 など |
補助化学療法 |
術後の再発を予防する目的で行なう。 |
術前化学療法 |
術前にがんを薬で小さくしてから切除術を行なう。 |
CPT-11, TS-1, DTX, PTXとCDDPとの併用療法 |
|
MMC/CPT-11療法 |
マイトマイシン,塩酸イリノテカン併用 |
MF療法 |
メトトレキサート, フルオロウラシル併用 |
CPT-11(塩酸イリノテカン)療法 |
|
5-FU持続静注療法 |
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DTX療法 |
|
PTX療法 |
|
5FU/DTX療法 |
|
CPT-11, PTX, DTXとTS−1との併用療法 |
|
TS-1内服療法 |
|
|
●胃がんの関連情報サイト
●胃がんの体験情報サイト
|
|
大腸がん |
|
●主な診断方法
免疫学的潜血反応(便潜血反応) |
|
血液検査
腫瘍マーカー |
|
CEA、CA19-9 |
|
大腸がんを早期発見できる腫瘍マーカーはまだ出ていない。 |
|
進行大腸がんでも約半数が陽性を示すのみである。 |
|
注腸検査 |
バリウムを使用して大腸を空気で膨らませて検査をする。 |
大腸内視鏡検査 |
|
大腸の粘膜をファイバーで観察する。 |
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病変が見つかれば組織を採取し、組織生検で良性、悪性を調べる。
場合によりポリペクトミーを行なう。 |
|
腹部CT検査 |
術前 |
がんの広がりや転移を調べる。 |
術後 |
再発などを調べる。 |
|
腹部MRI検査 |
術前 |
がんの広がりや転移を調べる。 |
術後 |
再発などを調べる。 |
転移や再発を調べる |
腹部エコー検査 |
術前 |
がんの広がりや転移を調べる。 |
術後 |
再発などを調べる。 |
|
PET検査 |
転移や再発を調べる |
●主な治療方法
内視鏡的療法 |
内視鏡的ポリペクトミー |
茎のあるポリープの場合に、ループ状のワイヤーを茎の部分に引っかけて高周波電流で焼き切る。 |
内視鏡的粘膜切除術
(EMR) |
|
リンパ節転移の可能性がほとんどない場合に行なう。 |
|
病巣粘膜の下に生理食塩水などを注入して病変の粘膜を浮かせて輪状のワイヤーで粘膜を焼き切る。 |
|
切除した部分を検査しがんが胃に残っている可能性があれば外科手術を行う。 |
|
内視鏡的粘膜下層剥離術
(ESD) |
病変部を特殊なメスで剥ぎ取っていく。 |
|
外科的療法 |
結腸 |
結腸切除術 |
基本の手術方法 |
リンパ節郭清 |
リンパ節転移がある場合 |
|
直腸 |
自律神経温存術 |
排尿機能と性機能に関係する自律神経繊維を必要に応じて選択的に温存する手術法。 |
肛門括約筋温存術 |
自動吻合器という機械を使ってがんを切除した直腸端と結腸端を縫合する手術法。。 |
局所切除 |
|
人工肛門 |
直腸切断術 |
|
|
|
|
腹腔鏡手術 |
専門的な技術が必要。 |
放射線療法 |
補助放射線療法 |
直腸癌に対する補助療法として、欧米では放射線療法が標準に行なわれている。 |
緩和的放射線療法 |
|
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化学療法 |
術後補助化学療法 |
術後の再発を予防 |
切除不能大腸がん |
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再発大腸癌に対する緩和的療法 |
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FOLFIRI(塩酸イリノテカン/フルオロウラシル/ レボホリナートカルシウム併用) |
|
FOLFOX6(オキサリプラチン/フルオロウラシル/ レボホリナートカルシウム併用) |
|
5-Fu/LV療法 |
フルオロウラシル/レボホリナートカルシウム併用 |
CPT-11療法 |
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5-Fu持続静注療法 |
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MMC/CPT-11療法 |
マイトマイシン,塩酸イリノテカン併用 |
TS-1/CPT-11療法 |
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TS-1内服療法 |
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●大腸がんの体験情報サイト
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肝細胞がん |
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肝臓の悪性腫瘍 |
原発性肝がん |
肝細胞がん |
原発性肝がんの大部分 |
胆管細胞がん |
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その他 |
肝細胞芽腫など |
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転移性肝がん |
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●主な発生原因
肝炎ウイルスの持続感染 |
B型肝炎ウイルス(HBV) |
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C型肝炎ウイルス(HCV) |
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●主な診断方法
血液検査
腫瘍マーカー |
AFP、PIVKA II |
腹部CT検査 |
腹部単純CT検査 |
|
腹部造影CT検査 |
肝がんは血管が豊富であるため、造影剤を急速に注射して早期に撮影すると白く写し出される。 |
|
腹部エコー検査 |
|
(腹部MRI検査) |
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針生検 |
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|
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●主な治療法
外科的療法 |
肝切除 |
がんと肝臓の一部を切除する方法 |
肝移植 |
生体肝移植 |
条件により保険適応 |
脳死肝移植 |
ほとんど行なわれていない。 |
※ |
脳死肝移植を行うことができる施設 |
|
全国で10施設 |
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北海道大学、東北大学、東京大学、信州大学、新潟大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、岡山大学、九州大学 |
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穿刺療法 |
経皮的エタノール注入療法 |
純アルコールを肝がんに注射して化学作用によりがん組織を死滅させる治療法。 |
ラジオ波焼灼療法 |
特殊な針を体外から肝がんへ穿刺し、その針の先端部分から熱が発生させてがんを焼灼する治療法。 |
|
肝動脈塞栓術 |
カテーテルから細かくしたゼラチン・スポンジや抗がん剤、リピオドールという造影剤を注入し、肝動脈を塞栓することでがんの栄養血管を遮断しがんを死滅させる。 |
腹腔鏡手術 |
腹腔鏡を使用してがんと肝臓の一部を切除する方法 |
放射線療法 |
|
化学療法 |
|
他の治療法で効果が得られない場合などに行なうことがある。 |
|
効果がほとんど期待できない。 |
|
●肝臓がんの関連情報サイト
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胆管がん |
|
●主な診断方法
腹部CT検査 |
|
腹部エコー検査 |
|
腹部MRI検査 |
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PTC
(経皮経肝胆道造影) |
|
ERCP
(内視鏡的逆行性胆管膵管造影法) |
|
血管造影検査 |
|
|
|
●主な治療法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
外科的に切除できない場合 |
|
手術で主病巣を切除した後の後療法 |
外部照射法 |
|
術中照射法 |
手術中に照射する。 |
腔内照射法 |
胆管に細いチューブを通して、小線源(ラジウムやイリジウムなど)の針をがんの部分まで送り込んで照射する。 |
|
化学療法 |
- |
|
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胆のうがん |
|
●主な診断方法
血液検査 |
|
血清ビリルビン、ALP |
腫瘍マーカー |
CEA、CA19-9 |
|
腹部エコー検査 |
|
腹部CT検査 |
|
腹部MRI検査 |
|
PTC
(経皮経肝胆道造影) |
|
ERCP
(内視鏡的逆行性胆管膵管造影法) |
|
血管造影検査 |
|
|
|
●主な治療法
外科的療法 |
単純胆嚢摘出術 |
I期の胆嚢がん |
拡大胆嚢摘出術 |
II期以上の胆嚢がん。 胆嚢を含めて隣接する肝臓の一部と、所属リンパ節を一緒に切除 |
その他 |
|
|
放射線療法 |
あまり効果が期待できないされている。 |
化学療法 |
※場合により効果がある。 |
|
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膵臓がん(膵がん) |
|
●主な診断方法
血液検査 |
|
腹部CT検査 |
|
腹部MRI検査 |
|
腹部エコー検査 |
|
ERCP
(内視鏡的逆行性胆管膵管造影法) |
|
PTC
(経皮経肝胆道造影) |
|
血管造影検査 |
|
●主な治療法
外科的療法 |
膵頭十二指腸切除 |
|
膵体尾部切除 |
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膵全摘術 |
|
その他 |
膵臓の切除なしでバイパス手術のみ |
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放射線療法 |
|
化学療法 |
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免疫療法 |
|
温熱療法 |
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●膵臓がんの体験情報サイト
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腎細胞がん |
|
●主な診断方法
●主な治療法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
※効果がほとんど期待できない。 |
腹腔鏡下手術 |
腹壁から内視鏡を挿入して腎臓摘出などを行なう。 |
動脈塞栓術 |
腎動脈を閉塞させてがんへの血流を遮断する。 |
免疫療法 |
腫瘍が多発している場合は、免疫療法が主体となる。 |
遺伝子治療 |
患者さんの腎がん組織よりワクチンを作り、それを体内に戻して治療する。 |
|
|
●関連情報サイト
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腎盂尿管がん |
|
●主な診断方法
膀胱鏡検査 |
|
尿細胞診検査 |
|
排泄性腎盂造影
(DIP) |
造影剤を点滴して腎臓から腎盂や尿管に排泄される状況、腫瘍の有無などを調べる。
|
腹部エコー検査 |
場合により尿管から直接尿を採取し、尿細胞診検査を行う。 |
逆行性腎盂造影
(RP) |
膀胱鏡を使用しカテーテルを尿管から腎盂に向けて挿入する。
カテーテルから造影剤を逆行性に注入し尿管や腎盂の状態を調べる。 |
骨シンチグラフィー |
転移の有無などを調べる。 |
●主な治療法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
※効果がほとんど期待できない。 |
●関連情報サイト
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膀胱がん |
|
●主な診断方法
膀胱鏡検査 |
|
尿細胞診検査 |
|
膀胱粘膜生検 |
がんの確定的な診断 |
●主な治療法
外科的療法 |
経尿道的膀胱腫瘍切除術
(TUR-BT) |
|
表在性の膀胱がんに適応 |
|
膀胱鏡で腫瘍を確認しながら、電気メスでがん組織を切除する。 |
|
膀胱全摘除術 |
|
がんの浸潤度が高くTUR-BTができない場合 |
|
膀胱の摘出と骨盤内リンパ節郭清を行なう。 |
|
尿路変向術 |
回腸導管造設術 |
|
自排尿型新膀胱造設術 |
|
導尿型新膀胱造設術 |
|
|
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
|
膀胱内注入療法 イムノブラダー膀胱注入 |
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膀胱内にBCGや抗がん剤を注入する。 |
|
上皮内がんなどの早期がんの場合 |
|
●膀胱がんの関連情報
尿路ストーマ |
|
膀胱や尿管の摘出術を受けた場合などに、腎臓から送られてくる尿を体外に排泄するためのもの。
腸の一部や尿管の端を腹部から出してつくられた尿の出口。 |
|
●関連情報サイト
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前立腺がん |
|
●主な診断方法
PSA検査
(前立腺特異抗原) |
前立腺がんの早期発見に必須の検査 |
直腸診 |
肛門から指を挿入して前立腺の状態を観察する。 |
経直腸的前立腺超音波 |
肛門から専用の超音波装置を挿入して前立腺を観察する。 |
前立腺生検
(エコーガイド下) |
系統的生検 |
前立腺CT検査 |
前立腺と周囲の関係などをみる。 |
前立腺MRI検査 |
前立腺内でのがんの浸潤などをみる。 |
骨シンチグラフィー |
|
●主な治療法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
※場合により効果がある。 |
腹腔鏡手術 |
|
内分泌療法
(ホルモン療法) |
|
待機療法 |
特別な治療を実施せずに経過観察をする。 |
|
外科的療法と放射線療法の手術成績の違いはないとされている。 |
●関連情報サイト
●前立腺がんの体験情報サイト
|
|
子宮がん |
|
子宮頚(
部)がん |
●主な診断方法
細胞診 |
外子宮口の部分を綿棒などでこすって細胞を採取し検査をする。 |
組織診 |
円錐切除術 |
異常があると思われる部分を円錐状に切除し組織を調べる。 |
|
コルポ診 |
コルポスコープという機械で、子宮頸部の粘膜表面を拡大して観察する。 |
●主な治療法
外科的療法 |
●術式
円錐切除術 |
がんのある部分を円錐状の組織として切除する。
|
単純子宮全摘出術 |
膣式単純子宮全摘 |
子宮を経膣的に摘出する。 |
腹式単純子宮全摘 |
腹壁を切開して子宮を摘出する。 |
両側付属器切除術 |
子宮、卵巣、卵管を切除する。 |
|
広汎子宮全摘出術 |
子宮と膣の一部など広い範囲の切除とリンパ節郭清を行なう。 |
骨盤内臓全摘術 |
進行したがんの場合に、子宮と膣、下部結腸、直腸、膀胱などの切除も行なう。 |
●治療方法
凍結療法 |
がん細胞を凍らせて殺す。 |
高周波療法 |
高周波を用いて電磁波の熱でがん細胞を殺す。 |
レーザー治療 |
レーザー光線を用いてがんを殺す。 |
|
放射線療法 |
外部照射 |
体外から照射をして治療を行なう。 |
腔内照射 |
放射性物質を入れた容器を子宮腔内及び腟内に挿入して治療を行なう。 |
|
主にIII期のがんで行なう。
※I、II期で行なう場合もある。 |
|
外部照射と密封小線源治療 |
|
化学療法 |
※場合により効果がある。 |
●子宮頚がんの関連情報サイト
●子宮頚がんの体験情報サイト
|
子宮体(部)がん |
●主な診断方法
内診 |
腟内に手指を挿入して子宮を触診する。 |
細胞診 |
特殊な器具で組織を取り出して検査をする。 |
●主な治療法
外科的療法 |
|
単純子宮全摘出術 |
腹壁を切開して子宮を切除する。 |
両側付属器(卵巣・卵管)切除術 |
腹壁を切開して子宮、卵巣、卵管を切除する。 |
|
広汎性子宮全摘出術 |
子宮、卵管、卵巣、腟、子宮周囲の組織などを広汎に切除する。
この場合、骨盤内リンパ節郭清も行う。 |
|
放射線療法 |
外部照射 |
体外から照射をして治療を行なう。 |
腔内照射 |
放射性物質を入れた容器を子宮腔内及び腟内に挿入して治療を行なう。 |
術後化学療法 |
|
放射線単独の治療 |
|
放射線治療を希望される場合。 |
|
他の病気などにより手術ができない場合。 |
|
病気が進行しており手術が困難な場合
(V期やIV期など) |
|
|
化学療法 |
術後化学療法 |
|
化学療法単独の治療 |
|
放射線治療を希望される場合。 |
|
他の病気などにより手術ができない場合。 |
|
病気が進行しており手術が困難な場合
(V期やIV期など) |
|
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ホルモン療法 |
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●子宮がんの関連情報サイト
私のリンパ浮腫ホームページ |
子宮がん術後の「リンパ浮腫」に関するサイトです。
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リンパ浮腫患者グループ「あすなろ会」 |
※各自で検索をお願いします。 |
Kai's Pageホームページ |
※各自で検索をお願いします。 |
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卵巣がん |
|
●主な診断方法
腫瘍マーカー |
転移のある卵巣がんではほとんどがCA125陽性 |
エコー検査 |
|
CT検査 |
|
MRI検査 |
|
●主な治療法
外科的療法 |
卵巣切除術 |
|
片側の卵巣、卵管だけを切除 |
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両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除 |
|
大網切除 |
大網に卵巣がんが転移しやすいため |
後腹膜リンパ節郭清 |
|
腸管などの合併切除 |
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|
放射線療法 |
|
化学療法 |
病気の進行を遅らせることができる。 |
|
|
睾丸(精巣)腫瘍 |
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●主な診断方法
触診 |
陰嚢内のしこりの有無など |
エコー検査 |
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腫瘍マーカー |
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CT検査 |
|
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●主な治療法
外科的療法 |
精巣摘出術 |
放射線療法 |
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化学療法 |
|
化学療法の効果が期待できる。
※完治する可能性がある。 |
|
●睾丸(精巣)腫瘍の体験情報サイト
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皮膚がん |
|
基底細胞がん |
概要 |
|
日本人に最も多い皮膚がんである。 |
|
全体の約80%が頭と顔に発生する |
|
進行すると筋肉や骨などの深い組織へと浸潤していく。
リンパ節転移などは少ない。 |
|
原因 |
|
●主な診断方法
皮膚生検 |
局所麻酔をして病変の一部を切除し顕微鏡で調べる。 |
転移の有無などの検査 |
胸部レントゲン |
|
腹部CT |
|
腹部MRI |
|
腹部エコー検査 |
|
全身シンチグラム |
|
|
|
|
●主な治療方法
外科的療法 |
腫瘍切除術 |
腫瘍の周りを含めて余裕をもって切除する |
植皮術 |
術後の皮膚の欠損部が大きい場合 |
|
放射線療法 |
|
凍結療法 |
|
外科的療法が困難な場合などに行なうことがある。 |
|
液体窒素を使用しがん細胞を冷却、凍結して壊死させて治療を行なう。 |
|
浸潤の浅いがんに行なう。 |
|
|
有棘細胞がん |
概要 |
|
有棘層の細胞から発生するがん。 |
|
基底細胞がんに次いで多い。 |
|
原因 |
|
紫外線 |
|
ヒト乳頭腫ウイルスも関係するとされている。 |
|
やけどや外傷の瘢痕、長期間の褥瘡など |
|
●主な診断方法
皮膚生検 |
局所麻酔をして病変の一部を切除し顕微鏡で調べる。 |
転移の有無などの検査 |
胸部レントゲン |
|
腹部CT |
|
腹部MRI |
|
腹部エコー検査 |
|
全身シンチグラム |
|
|
|
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●主な治療方法
外科的療法 |
腫瘍切除術 |
腫瘍の周りを含めて余裕をもって切除する |
植皮術 |
術後の皮膚の欠損部が大きい場合 |
|
放射線療法 |
|
放射線療法が有効であるもののひとつである。 |
|
温熱療法を併用する場合もある。 |
▼温熱療法へ |
化学療法 |
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進行がんの場合などは化学療法が治療の中心となる。 |
|
術前に化学療法で病変部を小さくしておいて治療を行う場合もある。 |
|
凍結療法 |
|
液体窒素を使用しがん細胞を冷却、凍結して壊死させて治療を行なう。 |
|
浸潤の浅いがんに行なう。 |
|
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|
|
|
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悪性黒色腫 |
概要 |
日本人では悪性黒色腫は足の裏によくできる。 |
原因 |
|
●主な診断方法
皮膚生検 |
局所麻酔をして病変の一部を切除し顕微鏡で調べる。 |
転移の有無などの検査 |
胸部レントゲン |
|
腹部CT |
|
腹部MRI |
|
腹部エコー検査 |
|
全身シンチグラム |
|
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●悪性黒色腫の体験情報サイト
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白血病 |
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●白血病の分類
急性骨髄性白血病 |
|
芽球が急速に増加する。
治療をしないと数週間から数ヵ月以内で死に至る。 |
●主な診断方法
血液検査 |
末梢血液中の異常細胞の有無を調べる。 |
骨髄検査 |
胸骨や腸骨に細い針を穿刺して骨髄液を数ml吸引して白血病細胞の有無を調べる。 |
|
|
●主な治療方法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
寛解導入療法 |
|
抗がん剤の併用療法を行なう。
※急性前骨髄球性白血病の場合は最初は抗がん剤を使わずに「レチノイン酸」という内服薬を用いる |
|
末梢血液中や骨髄中に白血病細胞がいない状態にするための治療方法。 |
|
分化誘導療法 |
|
寛解後療法 |
|
|
造血幹細胞移植療法 |
|
|
急性リンパ性白血病
(ALL) |
|
芽球が急速に増加する。
治療をしないと数週間から数ヵ月以内で死に至る。 |
●主な診断方法
血液検査 |
末梢血液中の異常細胞の有無を調べる。 |
骨髄検査 |
胸骨や腸骨に細い針を穿刺して骨髄液を数ml吸引して白血病細胞の有無を調べる。 |
●主な治療方法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
初回寛解導入療法 |
末梢血液中や骨髄中に白血病細胞がいない状態にするための治療方法。 |
|
造血幹細胞移植療法 |
|
|
慢性骨髄性白血病 |
●主な診断方法
血液検査 |
末梢血液中の異常細胞の有無を調べる。 |
骨髄検査 |
胸骨や腸骨に細い針を穿刺して骨髄液を数ml吸引して白血病細胞の有無を調べる。 |
|
|
●主な治療方法
放射線療法 |
- |
化学療法 |
イマチニブ
(グリベック) |
慢性骨髄性白血病に効果があるとされている。 |
|
|
慢性リンパ性白血病 |
●主な診断方法
●主な治療方法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
リンパ節腫大などが著明となった場合に行なう。 |
化学療法 |
病期が進行した場合 |
造血幹細胞移植療法 |
|
|
小児急性リンパ性白血病 |
●主な診断方法
●主な治療方法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
化学療法の効果が期待できる。 |
|
●白血病の体験情報サイト
|
悪性リンパ腫 |
概要 |
リンパ組織内の細胞が悪性化して全身の臓器を侵していく病気 |
原因 |
ウイルスや化学物質、放射線などが関係しているとされている。 |
症状 |
|
リンパ節腫脹 |
全身症状 |
発熱、全身の倦怠感(けんたいかん)、体重減少、寝汗など |
|
|
|
診断 |
血液検査 |
白血球数の増加、貧血、赤沈の亢進 |
CT検査 |
|
MRI検査 |
|
超音波検査 |
|
胃内視鏡検査 |
|
PET検査 |
|
生検 |
|
|
治療 |
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ホジキンリンパ腫 |
●主な治療法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
I、II期
※化学療法と併用する場合がある |
|
外部照射 |
|
化学療法 |
|
I、II期 |
|
化学療法の効果が期待できる。
※完治する可能性がある。 |
限局型 |
化学療法 ※ABVD療法 放射線療法 |
全身型 |
化学療法 ※ABVD療法 |
|
|
非ホジキンリンパ腫 |
●主な治療法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
|
化学療法の効果が期待できる。
※完治する可能性がある。
|
限局型 |
化学療法
※CHOP療法 放射線療法 |
全身型 |
化学療法
※CHOP療法 |
|
|
|
|
骨髄腫 |
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●主な診断方法
●主な治療法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
※病気の進行を遅らせることができる。 |
●骨髄腫の体験情報サイト
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骨肉腫 |
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●主な診断方法
●主な治療法
外科的療法 |
|
放射線療法 |
|
化学療法 |
※場合により効果がある。 |
|
|
その他のがんなど |
|
原発不明がん |
|
転移巣が先に見つかり、がんが発生した臓器がわからない場合を原発不明がんという。 |
|
原発巣が非常に小さかったり、検査で見つかりにくい部位では、原発のがんがどこにあるのかわからない場合がある。
肺がんや膵臓がんの場合が多いとされている。 |
|
舌癌 |
●舌がんの体験情報サイト
|
縦隔腫瘍(セミノーマ) |
●縦隔腫瘍(セミノーマ)体験情報サイト
|
小円形細胞芽肉腫 |
●小円形細胞芽肉腫の体験情報サイト
|
滑膜肉腫 |
●滑膜肉腫の体験情報サイト
|
|
|
がんに関係する疾患
リンパ浮腫 |
概要 |
歩くことも困難なくらいの足の腫脹や象皮病のようにに皮膚が粗造になる。 |
原因 |
|
原因不明の原発性のもの |
|
乳癌,子宮癌,膀胱癌の摘出によるもの |
|
感染症の繰り返し |
|
|
|
●リンパ浮腫の治療
保存的治療 |
圧迫 |
かなり強めの弾性ストッキングや弾性包帯による圧迫を行なう。 |
マッサージ |
|
|
リンパ管細静脈吻合術 |
局麻をして後に皮膚を切開し、リンパ管と隣接する真皮下細静脈を縫合する。
術後は持続圧迫を行なう。 |
合併症 |
合併症の蜂窩織炎が生じた場合は抗生剤の投与を行なう。 |
●リンパ浮腫の関連情報サイト
|
|
|
|
|
主ながん治療方法 |
●局所療法と全身療法
局所療法 |
外科療法 |
がんとその周囲の正常細胞の一部を切り取る治療法。
原発巣にがんがとどまっていれば完全に治すことができます。 |
放射線療法 |
がんのある部分に高エネルギーの放射線を照射したり、小さな放射線源をがんの近くに埋め込んでがん細胞を死滅させる。 |
※化学療法 |
動注療法 |
がんの栄養血管に、選択的に抗がん剤を注入 |
|
|
全身療法 |
化学療法 |
抗がん剤やホルモン剤などを注射や内服により投与する。 |
|
●治療方法の種類
主な治療方法 |
|
その他の治療方法 |
免疫療法 |
免疫細胞の機能を高めることにより、免疫細胞にがん細胞を攻撃させてがん細胞を死滅させる。 |
ホルモン療法(内分泌療法) |
|
ブロモクリプチン療法 |
|
遺伝子治療 |
|
温熱療法 |
|
|
|
放射線療法 |
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●放射線の種類による分類
●目的による分類
根治治療 |
|
放射線単独治療、抗がん剤併用治療 |
|
術前、術後治療 |
|
術後の再発に対する治療 |
|
全身照射 |
|
術中照射 |
|
緩和治療 |
|
●照射法による分類
外部照射法 |
コバルト |
|
リニアック
(直線加速器) |
|
マイクロトロン |
|
ベータトロン |
|
定位放射線照射
(ラジオサージャリー) |
|
放射線を病変の形に正確に一致させて照射して治療を行なう。 |
ガンマナイフ |
|
リニアック |
適応 |
脳動静脈奇形などの血管性病変 |
聴神経腫瘍や転移性脳腫瘍などの腫瘍性病変 |
病変の大きさとしては直径3cm以内のもの |
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サイバーナイフ |
|
マイクロトロン |
|
|
強度変調放射線治療 |
コンピュータを利用し腫瘍部分のみに放射線を集中して照射して治療を行なう。 |
【参考資料】
●厚生省がん研究阿部班による位放射線照射の定義
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Narrow beamで線量を集中的に照射する技術の内、下記の条件を満たす放射線治療を定位放射線照射(Stereotactic irradiation; STI)とする。 |
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このうち、一回照射の場合を、定位手術的照射(Stereotactic radiosurgery, SRS)、分割照射の場合を、定位放射線治療(Stereotactic radiotherapy, SRT)と区別して呼称する。 |
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条件 1) 患者あるいはそれに連結された座標系において照射中心を固定精度内に納めるシステムであること。 2)
定位型手術枠を用いた方法、または着脱式固定器具を用いた方法であること。 3) 照射装置の照射中心精度が1mm以内であること。 4)
治療中を通じて上記固定精度を保つこと。 |
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密封小線源治療 |
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粒状の小さな放射線源を直接身体に挿入して治療を行なう。 |
高線量率 |
短時間で多くの放射線をあてて治療する。 |
低線量率 |
比較的長い時間をかけて放射線をあてて治療をする。 |
遠隔後充填法 リモートアフターローディングシステム(RALS) |
術者が被曝をしないように、遠隔操作で小さな放射能線源を食道や気管支、子宮などの体内の管腔に入れたり、病変に刺すことで治療を行なう。 |
腔内照射 |
中空の管を病巣のある臓器に挿入しておく。 |
組織内照射 |
中空の針を癌病巣を貫いて刺しておく。 |
マイクロセレクトロン装置 |
密封小線源治療を行なうための装置 |
治療対象 |
頭頚部癌、食道癌、肺癌、胆管癌、子宮癌、前立腺癌、四肢の悪性腫瘍など |
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非密封の放射性同位元素による治療 |
Sr(ストロンチウム)療法 |
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がんの骨転移による痛みに対するラジオアイソトープ療法。 |
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転移巣に集積するストロンチウム89という核種を投与して放出されるベータ線によって治療を行なう。 |
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術中照射 |
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手術によって病変の部分をを露出して放射線を病変に照射する治療方法。 |
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●放射線治療の対象疾患
根治治療 |
舌がん |
密封小線源治療 |
中咽頭がん |
密封小線源治療 |
上咽頭がん |
外部照射
※外部照射+密封小線源治療 |
肺がん |
外部照射 |
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緩和治療 |
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●放射線治療の関連情報サイト
●リニアック(ライナック)の関連情報サイト
●ガンマナイフの関連情報サイト
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化学療法 |
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抗がん剤(化学物質)によりがん細胞の分裂を抑えてがん細胞を破壊する治療法 |
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単独で行われる場合 |
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放射線療法や外科療法との併用で行われる場合 |
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●投与方法による分類
全身化学療法 |
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投与した抗がん剤の一部しか腫瘍に到達しない。また関係のない臓器にも抗癌剤が及ぶため強い副作用を伴う。 |
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血液の悪性疾患や一部の癌については有効である。 |
静脈注射 |
抗がん剤を静脈から注入して治療を行う。 |
経口投与 |
抗がん剤を飲んで治療を行う。 |
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局所注入療法 |
抗癌剤などを直接腫瘍内に注入する治療方法。 |
動注化学療法 |
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腫瘍を栄養している動脈に直接抗がん剤を注入する治療方法。 |
one shot動注療法 |
血管造影と同時に抗癌剤を投与する方法。
手術や放射線治療の前に腫瘍を縮小させたりするなどの目的で行なう。 |
経皮的カテーテル留置動注療法 |
リザーバーという器具を使用して、血管内にカテーテルを留置する方法です。
抗がん剤はこのリザーバーから注入するため血管造影をする必要がない。 |
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●化学療法の関連情報サイト
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ホルモン療法(内分泌療法) |
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がん細胞の発育に必要なホルモンをコントロールすることによりがん細胞の発育を阻止する治療法。 |
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がん細胞を殺すのではなく、発育を阻止するのが特徴。 |
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治療期間が長い。 |
主な対象疾患 |
乳がん |
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子宮体部がん |
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前立腺がん |
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甲状腺がん |
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腎がん |
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LHRHアゴニスト |
酢酸ゴセレリン, 酢酸リュープロレリン |
抗エストロゲン剤 |
クエン酸タモキシフェン |
アロマターゼ阻害剤 |
アナストロゾール, エキセメスタン,レトロゾール |
プロゲステロン剤 |
酢酸メドロキシプロゲステロン |
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ラジオ波焼灼療法 |
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●ラジオ波焼灼療法の関連情報サイト
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がんについての話題 |
年間の治療件数により死亡率に差がある。 |
年間の治療件数が多い病院に比べ、件数が少ない病院では、患者が5年以内に死亡する危険性が高くなるというデータが紹介されている。
●治療件数による死亡率の違い
食道がん |
治療件数により差がみられる。 ※手術に高い技術が必要。 |
胃がん |
治療件数によりあまり差がみられない。 |
肺がん |
治療件数により差がみられる。
※手術に高い技術が必要。 |
乳がん |
治療件数によりあまり差がみられない。 |
肝臓がん |
治療件数により差がみられる。
※手術に高い技術が必要。 |
大腸がん |
治療件数によりあまり差がみられない。 |
子宮がん |
治療件数により差がみられる。 |
卵巣がん |
治療件数により差がみられる。
※手術だけでなく放射線治療、化学療法も必要。 |
前立腺がん |
治療件数により差がみられる。 |
※大阪府立成人病センターのデータより |
地域がん登録 |
定義 |
特定人口集団におけるがん患者のすべてを把握し、罹患から治癒もしくは死亡に至る全経過の情報を集め、保管、整理、解析すること |
参考データ |
首相官邸ホームページ |
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●関連情報サイト
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医療の掲載項目についての注意事項 |
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