概要 |
手術で脇の下のリンパ節を切除したり、放射線治療でリンパ管が細くなったり、つまったりするためにリンパの流れが悪くなりリンパ管の内容物がリンパ管の外にしみ出してむくみが生じる。
リンパ浮腫は薬や手術で治るものではないのでリンパ浮腫を予防する方法をとり入れる事が大事である。 |
原因 |
原発性 |
原因不明 |
続発性 |
がんの手術や放射線療法などによって、リンパ経路が障害や損傷、閉塞され、リンパ液が皮下組織内に貯留する。 |
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症状 |
可逆性リンパ浮腫 |
痛みや色の変化はなく、翌朝になるとはれが消える。 |
非可逆性リンパ浮腫 |
皮膚が硬くなってくる。 |
象皮症 |
皮膚が硬く変形する。 |
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診断 |
臨床症状 |
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リンパ管造影 |
放射線科の検査へ |
静脈造影 |
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治療 |
用手的リンパ誘導マッサージ |
自費で1回8000円 |
波動マッサージ |
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運動療法 |
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圧迫療法 |
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スキンケア |
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薬物療法 |
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外科的療法 |
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手術的療法 |
リンパ節静脈吻合術 |
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リンパ管静脈吻合術 |
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自家リンパ管移植、 |
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自家静脈遊離移植 |
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備考 |
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蛋白質がリンパ管からもれて組織内に蓄積されると、組織細胞の変性と線維化が起こり、その部分の皮膚が次第に硬くなる。 |
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乳がん手術では脇のリンパ節を切除しているので、リンパ浮腫が生じる可能性がある。 |
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リンパ浮腫治療に関する費用はすべて保険の対象外 |
治療用の弾性ストッキング |
既製品は1足1万〜2万円
特注品は3万〜4万円する |
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