概要 |
抗原となる物質を反復して吸入することによって起こるアレルギー性肺炎。 |
原因 |
真菌(トリコスポロン) |
家の中に存在する |
農夫肺 |
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さとうきび肺 |
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鳥飼病 |
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コルク肺 |
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麦芽製造業者肺 |
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きのこ作業者肺 |
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かえで樹皮はぎ職人肺 |
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空調機肺及び加湿器肺 |
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症状 |
急性過敏性肺炎 |
原因となる抗原から離れることで症状が治まる。 |
慢性過敏性肺炎 |
抗原から離れても症状は続いて起こる。
線維化などがみられるようになる。 |
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診断 |
臨床症状 |
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血液検査 |
炎症反応(白血球数、CRPの上昇) |
胸部エックス線検査 |
びまん性すりガラス状陰影 |
胸部CT検査 |
びまん性すりガラス状陰影 |
誘発試験 |
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経気管支肺生検 |
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気管支肺胞洗浄(BAL) |
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治療 |
抗原の吸入を避ける |
環境整備 |
防御マスクの装着 |
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薬物療法 |
ステロイド薬の投与 |
酸素吸入 |
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備考 |
夏を中心とした(春〜秋)季節に多いため夏型過敏性肺炎とも呼ばれる。 |