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目次 |
@全身(骨・関節の全身疾患 | 全般)
A上肢(手 | 手関節 | 前腕骨 | 肘関節 | 上腕骨)
B下肢(大腿骨 | 膝関節 | 下腿骨 | 足関節 | 足)
C脊椎(頚椎 | 胸椎 | 腰椎 | 仙骨・尾骨)
Dその他(肩関節 | 鎖骨 | 肩甲骨 | 肋骨 | 胸骨 | 骨盤 | 股関節) |
大腿骨頚部/転子部骨折(大腿骨近位部骨折) ※Minds医療情報サービスホームページ |
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概要 |
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高齢者に多い骨折で、転倒して股関節の部分に外力が加わった時に起きる。 |
●骨折の部位による分類
大腿骨頚部骨折 |
●骨折の仕方で分類(レントゲン写真)
非転位型 |
stage1 |
不全骨折 |
stage2 |
転位(ずれ)のない完全骨折 |
転位型 |
stage3 |
軽度な転位を認める完全骨折 |
stage4 |
高度な転位を認める完全骨折 |
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大腿骨転子部骨折 |
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骨頭骨折 |
交通事故などの外からの強い力による |
頚部骨折(骨頭下も含む) |
高齢者の転倒による |
頚基部骨折 |
高齢者の転倒による |
転子部骨折 |
高齢者の転倒による |
転子下骨折 |
交通事故などの外からの強い力による |
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原因 |
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症状 |
痛み |
診断 |
エックス線写真 |
両股関節正面と側面(Cross-table lateral view)の2方向撮影 |
CT検査 |
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MRI検査 |
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骨シンチグラフィー |
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治療 |
保存的治療 |
stage1とstage2の場合が対象となる。 |
外科的療法 |
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備考 |
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※詳細はこのサイトを見てください。
●大腿骨頚部骨折の関連情報サイト
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大腿骨骨幹部骨折 |
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概要 |
交通事故や転落など外からの大きな力により生じる。 |
原因 |
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症状 |
痛みや腫れ、変形など |
診断 |
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治療 |
保存的治療 |
●骨のずれのない症例
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手術 |
●骨のずれのある症例
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キュンチャー髄内釘固定術 |
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プレート固定術 |
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エンダー法 |
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備考 |
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特発性大腿骨頭壊死症 |
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概要 |
大腿骨頭の骨組織が壊死し、関節が変形・破壊する病気。
このうち原因がはっきりしないものをいう。
厚生省の特定疾患に指定されている。 |
原因 |
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症状 |
初期においては、歩行時、階段の昇降時などに痛みを感じる。
進行すると安静時においても持続的な痛みがあり鎮痛剤が必要となる。
また変形にともない関節の動く範囲が狭くなったり、跛行を生じたりする。 |
診断 |
ステロイド剤の服用、アルコール愛飲等が要因の1つとして考えられている。 |
治療 |
保存的治療 |
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杖の使用 |
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体重のコントロール |
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筋力訓練 |
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痛み止めの薬の服用 |
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手術 |
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備考 |
医療費の患者自己負担分について公的な助成(公費負担医療)を受けることができる。
都道府県自治事務。 |
●ウィキペディアより
●特発性大腿骨頭壊死症の関連情報サイト
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ペルテス病 |
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概要 |
何らかの原因で大腿骨頭の骨端核に血行障害が生じ、骨頭が壊死してしまう疾患。
6歳前後の男の子に好発します。
早期診断、早期治療を行なわないと変形性股関節症を起こす場合がある。 |
原因 |
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症状 |
股関節部の痛み、跛行 |
診断 |
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膝関節に痛みを訴える場合も多く、膝のみを検査していると見落とす場合がある。 |
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治療 |
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備考 |
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●ペルテス病の患者さん関連情報サイト
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大腿骨頭すべり症 |
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概要 |
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大腿骨頭の骨端線がずれる疾患のこと。 |
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10代前半の男児に多い。 |
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原因 |
大腿骨頭の成長軟骨層の最後の部分である骨端線は、外力に対して障害を受けやすくなっており、この部分に力が加わるためとされている。
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症状 |
痛みや関節の動きの異常、歩行の障害など |
診断 |
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膝関節に痛みを訴える場合も多く、膝のみを検査していると見落とす場合がある。 |
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骨端線のずれは後方にずれることが多いので正面X線像だけでなく側面像を撮影する必要がある。 |
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両方の大腿骨を撮影して比較する必要がある。 |
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治療 |
保存的療法 |
牽引療法 |
外科的療法 |
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手術を行う前には牽引を行う。 |
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正確に整復された場合には、骨成長が終了したあとに障害が発生することはない。 |
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備考 |
骨成長の最終段階に発症しやすく、慢性に経過する場合がある。 |
●大腿骨頭すべり症の関連情報サイト
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大腿骨内顆骨壊死 |
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概要 |
大腿骨の内顆部の骨組織が壊死してしまう疾患。 |
原因 |
原因不明のことが多い。
ステロイドの内服やアルコール中毒、膠原病などが関係するとされている。 |
症状 |
膝関節の内側の痛み。
比較的急激に発症する強い痛み。 |
診断 |
エックス線写真 |
第1期 |
自覚症状はあるがエックス線写真上では異常なし |
第2期 |
骨透亮像と骨硬化像混在した像がみられる。 |
第3期 |
軟骨の表面が陥凹して底部に石灰がみられる。 |
第4期 |
骨棘などが生じ、変形性膝関節症と似た像がみられる。 |
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CT検査 |
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MRI検査 |
早期診断に必要 |
関節鏡 |
早期診断に必要 |
骨シンチグラフィー |
早期診断に必要 |
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治療 |
保存的療法 |
装具療法 |
薬物療法 |
非ステロイド系抗炎症剤 |
外科的療法 |
●症状が進行して痛みが軽減しない場合
高位脛骨骨切り術 |
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人工関節全置換術 |
第4期など症状が進行した状態の場合に行う。 |
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備考 |
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中高年(主に60歳代)の女性によく認められる。 |
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全身性エリテマトーデス(SLE)に併発する場合が多い |
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様々な病気でステロイド薬を大量投与した場合に、大腿骨頭壊死症を中心とした全身性の骨壊死が発生することがある。 |
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●大腿骨内顆骨壊死の関連情報サイト
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単純性股関節炎 |
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概要 |
股関節の炎症。
風邪をひいた後などに股関節の痛み、歩こうとしないなどの症状がでる。 |
原因 |
原因不明
ウィルスなどが関係するとされている。 |
症状 |
股関節の痛みや腫れ |
診断 |
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治療 |
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備考 |
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●単純性股関節炎の関連情報サイト
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化膿性股関節炎 |
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概要 |
股関節の炎症 |
原因 |
細菌感染 |
症状 |
股関節の痛みや腫れ |
診断 |
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治療 |
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備考 |
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●化膿性股関節炎の関連情報サイト
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変形性膝関節症 |
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概要 |
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原因 |
膝関節の軟骨がすり減って痛みが生じる。 |
症状 |
初期 |
●膝のこわばり
●歩行時の痛み |
中期 |
●膝の熱感や腫れ
●場合により水が溜まる。 |
末期 |
●強い膝の痛み
●関節の変形 |
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診断 |
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治療 |
保存的療法 |
薬物療法 |
鎮痛剤や膝関節内へのヒアルロン酸製剤の注入。 |
物理療法 |
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筋力強化療法 |
太ももの前にあり膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋の筋力訓練 |
装具療法 |
サポーターや足底板を使用する。 |
運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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手術療法 |
保存的療法で効果がない場合などに行なう。
高位脛骨骨切り術 |
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関節鏡下郭清術 |
関節鏡で見ながら痛んだ軟骨などを除去する。
早期のうちは関節鏡による治療の効果が期待できる。 |
人工関節手術 |
人工関節置換術 |
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備考 |
変形性膝関節症になりやすい人
@50歳以上、A女性、B肥満、CO脚などの体質 |
●変形性膝関節症の関連情報サイト
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半月板損傷 |
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概要 |
半月板は大腿骨と脛骨の内側、外側のすきまにあり、関節の安定と、荷重ストレスを吸収分散するクッションの役目をしている。 |
原因 |
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症状 |
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傷が小さければ無症状の場合もある。 |
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断裂が大きくなると、痛みや半月板の断片がはさまって膝が伸びなくなる場合がある。 |
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関節に水が貯まることもある。 |
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診断 |
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治療 |
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備考 |
半月板損傷が単独で起こる場合と靭帯損傷に合併して起こる場合とがある。 |
●半月板損傷の関連情報サイト
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側副靭帯損傷(内側副靭帯損傷・外側副靭帯損傷) |
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概要 |
側副靭帯損傷に大きな外力が加わることにより、靭帯が部分的に損傷または完全に切れてしまうこと。 |
原因 |
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内側側副靭帯は主に外側に反ることを防止している靭帯で、外側に反ったり回転する大きな力がかかることにより損傷を受ける。 |
1度(軽度) |
靭帯のごく一部の損傷で不安定性はない。疼痛のみ |
2度(中等度) |
靭帯の部分的な損傷で不安定がある。 |
3度(重度) |
靭帯の完全断裂で著明な不安定性がある。
※前十字靭帯損傷を合併している可能性がある。 |
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症状 |
膝の内側の疼痛、可動域の制限、不安定性など |
診断 |
徒手テスト |
内側側副靭帯 |
外反動揺性テスト |
外側側副靭帯 |
内反動揺性テスト |
※他の靭帯も損傷を受けていないかも確認する。 |
エックス線写真 |
靭帯損傷が疑われる場合はストレス撮影を追加で行う。 |
MRI検査 |
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治療 |
保存的療法 |
薬物療法 |
鎮痛剤など |
物理療法 |
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筋力強化療法 |
太ももの前にあり膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋の筋力訓練 |
装具療法 |
内側側副靭帯用サポーターや装具 |
運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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手術療法 |
保存的療法で効果がない場合などに行なう。
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備考 |
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通常は側副靭帯損傷単独で起こるが、複数の靭帯が同時に切れる複合損傷となる場合もある。 |
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内側側副靭帯の方が外側側副靭帯よりも損傷を受けやすい。 |
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膝が不安定なままで放置しておくと、膝に水がたまったり、変形性膝関節症になる場合がある。 |
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●側副靭帯損傷の関連情報サイト
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前十字靭帯損傷(ACL) |
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概要 |
前十字靭帯は下腿の前方移動と前内方への回旋を防止している靭帯で、下腿が前方へ引っ張られたり、内旋されたりする力などで損傷を受ける。
男性より筋力が弱く、関節の弛緩性の強い女性に好発する。
切れた瞬間「バシッ」という音が鳴る場合がある。 |
原因 |
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症状 |
激しい痛み、関節に血が溜まる。 |
診断 |
徒手テスト |
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膝関節前方動揺性テスト(前方引き出しテスト) |
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回旋不安定テスト |
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エックス線写真 |
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MRI検査 |
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関節鏡検査 |
最も診断に適している検査 |
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治療 |
保存的療法 |
薬物療法 |
鎮痛剤など |
物理療法 |
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筋力強化療法 |
太ももの前にあり膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋の筋力訓練 |
装具療法 |
サポーターや装具 |
運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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手術療法 |
保存的療法で効果がない場合などに行なう。
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備考 |
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不安定なままで放置しておくと、膝くずれや関節水腫、半月板損傷の症状が認めらる場合がある。 |
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損傷してゆるんだり、断裂した場合には他の靭帯に比べて治りにくい。 |
膝くずれ |
膝をひねる様な動作をした時に、体を支えることができずに、あたかも膝の後ろをふいに人からけられてガクッと膝が折れるような症状のこと。 |
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●十字靭帯損傷の関連情報サイト
●十字靭帯損傷の患者さん関連情報サイト
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後十字靭帯損傷 |
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概要 |
後十字靭帯は膝の屈曲位での下腿の後方への安定性に関係する靭帯で、膝の屈曲位で下腿に前方から後方への強い外力がかかった時に損傷を受ける。 |
原因 |
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症状 |
激しい痛み、関節に血が溜まる。
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診断 |
徒手テスト |
後方引き出しテスト |
エックス線写真 |
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MRI検査 |
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治療 |
保存的療法 |
薬物療法 |
鎮痛剤など |
物理療法 |
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筋力強化療法 |
太ももの前にあり膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋の筋力訓練 |
装具療法 |
サポーターや装具 |
運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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手術療法 |
保存的療法で効果がない場合などに行なう。
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備考 |
後十字靭帯損傷では受傷直後に脛骨粗面の皮膚に打撲のあとや挫創が認められることや、屈曲位での後方不安定性が残ることもある。 |
●十字靭帯損傷の関連情報サイト
●十字靭帯損傷の患者さん関連情報サイト
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膝蓋骨骨折 |
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概要 |
膝蓋骨を骨折すると膝の動きが制限される。 |
原因 |
交通事故や転倒により膝蓋骨に大きな外力が加わることで生じる。
大腿四頭筋に大きな力が加わることにより膝蓋骨が上下2つの割れて横骨折を生じる場合もある。 |
症状 |
強い痛みと腫れ、膝の可動制限 |
診断 |
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治療 |
保存的療法 |
薬物療法 |
鎮痛剤など |
物理療法 |
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ギプス固定 |
骨片の離開のない場合はギプス固定を行う。 |
装具療法 |
サポーターや装具 |
運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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手術療法 |
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備考 |
膝蓋骨骨折骨折と鑑別が必要なものに分裂膝蓋骨がある。 |
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膝蓋軟骨軟化症 |
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概要 |
主に若い人で、ランニングなどのスポーツをする人によくみられる。 |
原因 |
繰り返して膝への刺激があると膝蓋骨の下にある軟骨と他の骨に摩擦が生じ膝蓋軟骨の部分が軟らかくなってくる。 |
症状 |
痛み(長時間座っていたり、階段の上り下りの時に痛む) |
診断 |
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治療 |
保存的療法 |
薬物療法 |
鎮痛剤など |
物理療法 |
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運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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備考 |
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タナ障害 |
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概要 |
膝蓋骨と大腿骨内顆部の間にある滑膜ひだが慢性的な刺激を受けるなどで肥厚すると膝を曲げたり伸ばした時に引っかかりる感じがしたり、膝の内側に痛みが生じる。 |
原因 |
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症状 |
膝蓋大腿関節内側部の圧痛。
膝を屈伸する時に関節からバキバキを音がすることもある。
膝蓋大腿関節のクリック感を感じることもある。 |
診断 |
MRI検査 |
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関節鏡検査 |
最も診断に適している検査 |
滑膜ひだ障害誘発試験 |
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治療 |
保存的療法 |
薬物療法 |
鎮痛剤など |
物理療法 |
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装具療法 |
サポーターや装具 |
運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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手術療法 |
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備考 |
滑膜ひだは約50%の人に存在する。 |
●タナ障害の関連情報サイト
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分裂膝蓋骨 |
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概要 |
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膝蓋骨が先天的に2個あるいはそれ以上に分裂していること。
二つに分裂しているものを二分膝蓋骨という。 |
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●分裂膝蓋骨の分類(Saupeの分類)
T型 |
下方 |
U型 |
外方 |
V型 |
外上方
※V型が一番多い。 |
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無痛性分裂膝蓋骨 |
症状を認めない。 |
有痛性分裂膝蓋骨 |
スポーツなどで分裂部にストレスが加わり痛みが生じる。 |
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原因 |
先天性に生じる |
症状 |
通常は痛みはないが、有痛性分裂膝蓋骨の場合は膝蓋骨の外側上部に痛みを生じることが多い。 |
診断 |
エックス線写真 |
通常の正面撮影でわかりにくい場合は斜位を追加する。 |
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治療 |
保存的療法 |
物理療法 |
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運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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手術療法 |
骨片摘出術 |
分裂した骨を摘出する。 |
骨接合術 |
分裂した骨を接合する。 |
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備考 |
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●分裂膝蓋骨の関連情報サイト
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膝蓋前滑液包炎 |
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概要 |
打撲などにより膝蓋前滑液包に炎症が生じること。 |
原因 |
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症状 |
大部分無症状である。
腫れが生じる。 |
診断 |
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治療 |
保存的療法 |
穿刺吸引 |
穿刺にて滑液を排液 |
ドレナージ術 |
滑液包内にチューブを挿入し滑液を排液 |
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手術療法 |
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備考 |
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ベーカー嚢腫 |
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概要 |
膝の後ろにある腓腹筋半膜様筋滑液包に何らかの原因で炎症が生じ水が溜まり腫瘤が生じる。 |
原因 |
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症状 |
大部分無症状である。
腫れが生じる。また、場合により巨大化して周囲の神経や血管を圧迫することがある。 |
診断 |
視診と触診 |
ある程度の大きさになる触診でわかる。 |
エコー検査 |
視診、触診などでわかりにくい場合。 |
MRI検査 |
視診、触診などでわかりにくい場合。 |
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治療 |
保存的療法 |
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薬物療法 |
抗炎症薬 |
吸引を繰り返しても再発をする場合などに薬と吸引を続ける。 |
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手術療法 |
再発も起きやすいために基本的には手術は行なわない。 |
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備考 |
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●ベーカー嚢腫の関連情報サイト
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滑液包炎 |
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概要 |
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外傷などにより滑膜に炎症が生じ滑液包の中の滑液の量が増加する。 |
急性滑液包炎 |
突然発症する。
炎症部位をさわると痛みがある。
感染症や痛風により発症した急性滑液包炎は特に痛みが激しい。 |
慢性滑液包炎 |
慢性滑液包炎は、けがの繰り返しなどによって起こることがある。
滑膜が肥厚したり、カルシウムの沈殿物がたまる場合もある。
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原因 |
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症状 |
痛みと動作制限 |
診断 |
臨床症状 |
滑液包の周囲をさわると痛みがあり、関節を動かすと痛む。 |
滑液の検査 |
滑液包が腫れている場合に穿刺により滑液を抜いて炎症の原因を調べる。
慢性滑液包炎の場合はでカルシウムの沈着をわかる。 |
MRI検査 |
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治療 |
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備考 |
滑液包 |
関節の部分にある少量の液体(滑液)を含んだ袋状にもの。
筋肉や靭帯、腱などと骨がすれる部分にあり、摩擦を少なくする働きをする。
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肩が最も起こりやすく、肘、股関節、骨盤、膝、つま先、かかとにもよく炎症が起こる。 |
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●滑液包炎の関連情報サイト
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オスグッド病 |
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概要 |
成長期のスポーツ活動などによ膝蓋靭帯の付着部の脛骨粗面に痛みや腫れが生じる疾患。 |
原因 |
膝の使い過ぎにより膝蓋靭帯に異常な力が働き、骨端線が損傷して発生するとされている。 |
症状 |
脛骨粗面の痛みや腫れ。 |
診断 |
骨エックス線撮影 |
治療 |
薬物療法 |
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温熱療法 |
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ギプス固定 |
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ステロイド腱内注射 |
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外科的療法 |
骨片摘出術など |
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備考 |
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●オスグッド病の関連情報サイト
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膝関節内遊離体 |
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概要 |
何らかの疾患により関節内にできた骨や軟骨片のこと。
この遊離体が関節内を移動するうちに関節内でひっかかったり、嵌頓して疼痛を引き起こすことがある。 |
原因 |
●関節内遊離体の原因疾患
骨軟骨骨折
(離断性骨軟骨炎) |
膝蓋骨が脱臼した時などに膝蓋骨が大腿骨外側顆にぶつかることにより生じる。 |
滑膜骨軟骨腫症 |
関節の滑膜から多数の骨軟骨腫が発生する |
剥離性骨軟骨炎 |
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変形性関節症 |
進行すると遊離体を生じる場合がある。 |
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症状 |
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診断 |
エックス線撮影 |
骨の骨折を伴わない軟骨のみの骨折の場合はレントゲン検査での診断は難しい。 |
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治療 |
保存的療法 |
物理療法 |
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運動療法 |
ストレッチ体操
ウォーキングなど |
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手術療法 |
骨片摘出術 |
骨軟骨片が小さい場合。 |
内固定 |
骨軟骨片が大きい場合。 |
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備考 |
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靭帯の剥離骨折は遊離体のように見えるが関節遊離体には含まない。 |
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膝関節の後方外側にある外側腓腹筋の種子骨も関節遊離体と間違えないように注意が必要である。 |
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離断性骨軟骨炎 |
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概要 |
関節軟骨の一部が軟骨下骨層とともに壊死を起こす疾患。
運動などで大きな力が加わると壊死部は離断して関節遊離体になる。 |
原因 |
関節面間での衝突や繰り返される外力により軟骨下骨の損傷と壊死が生じ、骨軟骨片が離断すると考えられます。 |
症状 |
初期 |
痛み |
進行例 |
階段に上り下りが困難になるなどの運動制限
骨片が離断して遊離体になると激痛や可動域制限などが生じる。 |
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診断 |
エックス線撮影 |
骨の骨折を伴わない軟骨のみの骨折の場合はレントゲン検査での診断は難しい。 |
CT検査 |
関節内の状態を詳しく観察できる。 |
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治療 |
免荷療法 |
骨の成長期の年代で骨軟骨片が動いてない場合など |
ドリリング(穿孔術) |
関節鏡を使用する。 |
骨軟骨片固定術 |
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骨軟骨片摘出術 |
離断して長期間経っている場合。 |
骨軟骨移植 |
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備考 |
大腿骨内顆の顆間窩寄りの関節面に好発する。
10〜20歳のスポーツをする男性に多い。 |
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腸脛靭帯炎 |
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概要 |
膝の外側にある腸脛靭帯が、運動などで膝を曲げたり伸ばしたりする動作を繰り返すことにより大腿骨の外側と摩擦が起こり炎症を生じる。 |
原因 |
↑ |
症状 |
膝の外側部分の痛み。
膝の屈伸運動時に痛みを感じる。痛みが強い時は膝の曲げ伸ばしを避けるため膝を伸ばしたまま歩行をするようになる。 |
診断 |
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治療 |
保存的療法 |
安静 |
運動を一時中断する。 |
薬物療法 |
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温熱療法 |
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電気刺激療法 |
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運動療法 |
ストレッチ、筋力強化訓練 |
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手術療法 |
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備考 |
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ランニングによって起こることが多いので「ランナー膝」とも呼ばれている。 |
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O脚変形のある人に起こりやすい。 |
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腸脛靱帯→股関節から脛骨の外側に付着している。 |
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再発防止のために運動後にRICEの処置を施行する。 |
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●腸脛靭帯炎の関連情報サイト
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RICE(ライス)処置 |
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R (Rest):安静 |
患部の修復を助けるために安静にする。 |
I (Ice):患部の冷却 |
患部を冷やすことにより痛みを減少させ、血管を収縮されることにより腫れや炎症を抑える。 |
C (Compresson):患部の圧迫 |
患部を適度に圧迫することで腫れや炎症を抑える。 |
E (Elevation):患部の挙上 |
患部を心臓より高い位置に挙上をすることで腫れや炎症を抑える。 |
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膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝) ・膝蓋骨腱炎 |
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概要 |
スポーツなどにより大腿四頭筋からの力が膝蓋骨と膝蓋靭帯など膝周囲に繰り返しかかることにより膝周囲に炎症などが生じる。
進行すると靭帯や腱の一部が切れたり壊死することがある。 |
原因 |
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症状 |
運動をすると膝蓋骨のすぐ下またはすぐ上に疼痛が生じる。
しばらくすると疼痛は薄れるが、そのまま運動を続けるとまた痛が生じる。 |
診断 |
視診、触診 |
膝蓋骨のすぐ下またはすぐ上の圧痛や腫れ、熱感など |
エックス線撮影 |
膝蓋骨のすぐ下に骨棘をみとめる場合がある。 |
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治療 |
保存的療法 |
安静 |
運動を一時中断する。 |
薬物療法 |
消炎鎮痛薬 |
温熱療法 |
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運動療法 |
ストレッチ、筋力強化訓練 |
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手術療法 |
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症状が進行する場合などに膝蓋腱の変性部分の切除術を行う場合がある。 |
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備考 |
鑑別が必要な疾患 |
オスグッド・シュラッター病 |
ジャンパー膝の痛む部分より下の位置が痛む |
シンディング・ラルセン病 |
X線検査で膝蓋骨の一番下にに石灰化や骨化像がみられる。 |
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●膝蓋靭帯炎の関連情報サイト
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膝内障 |
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概要 |
半月板損傷 |
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靭帯損傷 |
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その他の損傷・障害 |
関節内遊離体、離断性骨軟骨炎、膝蓋軟骨軟化症、膝特発性骨壊死、タナ障害など |
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原因 |
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症状 |
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診断 |
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治療 |
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備考 |
以前は膝の関節内で半月板や遊離体などが引っかかって屈伸ができない状態のことを膝内障としていた。
現在では確定診断がついていない膝の損傷・障害に使い診断がついた時点で正式な病名に変更することもある。 |
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円板状半月 |
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概要 |
半月板が円形をしている状態。 |
原因 |
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症状 |
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診断 |
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治療 |
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備考 |
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下腿骨骨折 |
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概要 |
●下腿骨骨折の種類
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原因 |
交通事故などにより下腿骨(脛骨骨折、腓骨骨折)に大きな力が加わることで骨折が生じる。
疲労骨折の場合は外からの力が繰り返して加わることによる。 |
症状 |
痛みや腫れ |
診断 |
エックス線撮影 |
通常は正面と側面の2方向を撮影する。
下腿部がグラグラするなど可動性がある場合などは下腿自体をあまり動かさないようにして撮影する。 |
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治療 |
保存的治療 |
●骨のずれのない症例
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手術 |
●骨のずれのある症例
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キュンチャー髄内釘固定術 |
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プレート固定術 |
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創外固定術 |
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●下腿骨骨折の関連情報サイト
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下腿骨疲労骨折 |
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概要 |
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原因 |
スポーツなどで同じ動作を繰り返すことにより骨に負担がかかって微細な骨折が生じる。 |
症状 |
下腿骨の慢性的な痛み。 |
診断 |
視診、触診 |
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エックス線撮影 |
骨折の初期では骨折は認められない。症状が出てから期間をおいて撮影すると、骨膜反応、骨膜仮骨、紡錘状の肥厚がみられる。 |
骨シンチグラフィー |
骨シンチグラフィーではエックス線写真でわかりにく時期の骨折も観察できる。
テクネシウムという放射性物質を体内に注入すると骨折部位に集積するので容易に確認できる。 |
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治療 |
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●下腿骨疲労骨折
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脛骨顆部骨折 (脛骨近位端骨折) |
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概要 |
交通事故や転落などにより脛骨のもっとも上の脛骨顆部に大きな力が加わり骨折が生じる。 |
原因 |
交通事故や転落などにより脛骨のもっとも上の脛骨顆部に大きな力が加わり骨折が生じる。 |
症状 |
痛みや腫れ |
診断 |
視診、触診 |
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エックス線撮影 |
エックス線検査でわかりにく場合がある。
症状から関節内の骨折が疑われる場合はMRI検査を行う方がよい。 |
MRI検査 |
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治療 |
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備考 |
関節軟骨の損傷を伴うため後遺症が残る場合がある。
骨折の種類としては、単純な陥没骨折と、陥没骨折に骨片があるもの、陥没骨折はないが骨片があるものなどがある。 |
●脛骨近位端骨折の関連情報サイト
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脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント) |
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概要 |
ランニングなどのスポーツによって生じる。 |
原因 |
下腿をよく動かすことにより骨膜に炎症が生じる。 |
症状 |
下腿の中央から下部にかけての内側の痛み |
診断 |
視診、触診 |
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エックス線撮影 |
脛骨疲労骨折との鑑別診断に必要。 |
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治療 |
保存的療法 |
安静 |
運動を一時中断する。 |
薬物療法 |
消炎鎮痛薬 |
温熱療法 |
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電気刺激療法 |
骨膜を刺激 |
運動療法 |
ストレッチ、筋力強化訓練 |
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備考 |
Shinは下腿、Sprintsは距離走の意味です。 |
●脛骨過労性骨膜炎の関連情報サイト
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足関節捻挫(足関節靭帯損傷) |
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概要 |
関節周囲の靭帯や関節包の損傷のことをいう。
靭帯が伸びる状態から靭帯断裂までを含む。
※靭帯付着部の剥離骨折の有無を見逃さない様に注意する。 |
原因 |
足を内側または外側に勢いよくひねった時などに生じる。
内側にひねった時の外側靭帯の損傷が多い。 |
症状 |
靭帯は細い繊維が束になった構造なので、一部が切れて伸びた状態から、全部が切れて断端が離れてしまった状態までさまざまな症状が現れる。
関節包が破れて内出血を起こす場合もある。 |
診断 |
視診、触診 |
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エックス線撮影 |
剥離骨折や他の骨折の有無を調べる。 |
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治療 |
保存的療法 |
安静 |
運動を一時中断する。
※RICE |
固定 |
症状が軽い場合はサポーターで関節部を固定する。
場合によりギプス固定をする。 |
薬物療法 |
消炎鎮痛薬 |
温熱療法 |
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運動療法 |
ストレッチ、筋力強化訓練 |
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手術療法 |
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|
備考 |
足関節は最も捻挫がおきやすい部位である。
※捻挫→剥離骨折→骨折 |
●足関節捻挫(足関節靭帯損傷)の関連情報サイト
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アキレス腱炎 |
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概要 |
アキレス腱に炎症、部分断裂、腱の損傷が起きる疾患 |
原因 |
スポーツなどによる使いすぎ |
症状 |
アキレス腱が付着している部分より2〜6cm上痛みが生じ、運動したあとに強くなる。
とくに足関節を背屈(はいくつ)させると痛みが増します。
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診断 |
触診 |
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シモンズテスト |
アキレス腱断裂との鑑別 |
超音波検査 |
場合により施行 |
MRI検査 |
場合により施行 |
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治療 |
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運動の中止 |
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アイシング |
薬物療法 |
消炎鎮痛薬 |
外科的治療 |
長期間にわたり症状が改善しない場合。 |
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備考 |
初期の治療がうまくいかないと疼痛が残ることがある。 |
●アキレス腱炎の関連情報サイト
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アキレス腱断裂 |
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概要 |
下腿三頭筋の極度の収縮や直接の外力などによりアキレス腱が断裂する。 |
原因 |
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症状 |
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診断 |
触診 |
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トンプソンテスト |
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超音波検査 |
場合により施行 |
MRI検査 |
場合により施行 |
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治療 |
保存療法 |
ギプス固定や装具で固定。
入院をする必要はないが、ギプス固定の期間が長い、再断裂の心配があるなど問題がある。 |
外科的治療 |
腱縫合 |
皮膚を切開して腱を縫合する。
※縫合の糸を増やすなど断裂部分を強固に縫合する方法もある。 |
切開せず針だけを通して縫合する。 |
腱は断裂しても自然に修復するためどちらの方法でも成功率は高い。 |
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備考 |
●アキレス腱断裂を強固に縫合する治療を行っている病院
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札幌医科大 |
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北里大 |
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九州大 |
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三菱化学病院 |
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佐賀整肢学園こども発達医療センター |
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佐賀県立病院好生館 |
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●アキレス腱断裂の患者さん関連情報サイト
●アキレス腱とは
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下腿三頭筋と、かかとの骨をつなぐ腱 |
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人体で最も太い腱 |
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槌趾(ついし) ハンマー趾 ※つちゆびということもある。 |
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概要 |
足趾のPIP関節(先から2番目の関節)がくの字に曲がり伸びない状態。 |
原因 |
ヒールの高すぎる靴など履くことによりPIP関節が曲がった状態が長く続くと、趾を伸ばす腱が緩んでPIP関節が伸展できなくなり関節が拘縮を起こし変形が生じる。 |
症状 |
変形してとがった部分が靴の中でこすれて胼胝や魚の目が出き痛みが生じる。 |
診断 |
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治療 |
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備考 |
予防としては、かかとの高すぎる靴は履かないようにする |
●槌趾(ついし) ハンマー趾の関連情報サイト
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中足骨骨折 |
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概要 |
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原因 |
中足骨が機械などにはさまれたり、物が落ちてくるなどで骨折が生じる。 |
症状 |
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診断 |
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治療 |
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備考 |
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●中足骨骨折の関連情報サイト
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足趾(中足骨)の疲労骨折 |
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概要 |
中足骨の部分に繰り返し力が加わることにより骨にひびが入ったり、骨折が生じる。
第2,3中足骨に起こりやすい。
サッカー選手などはジョーンズ骨折といって第5中足骨に生じやすい。 |
原因 |
中足骨へ繰り返しかかる |
症状 |
しだいに進行する痛み。 |
診断 |
足趾のX線撮影 |
疲労骨折の場合はX線撮影をしても骨折部がわかりにくい場合もある。 |
MRI検査 |
X線撮影ではわかりにくい骨折や、骨折になる前の骨膜炎の段階でみつかる場合がある。 |
骨シンチ検査 |
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治療 |
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備考 |
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●関連情報サイト
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ジョーンズ骨折 |
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概要 |
第5趾の中足骨に生じる疲労骨折。
サッカー選手などに多くみられる。 |
原因 |
硬い床のところで運動を続けたり、底の状態のよくない靴を履き続けることで生じるとされている。
ところでプレーを続けることでもおこります。すりへった靴を長年使用していたり、痛みのあるままプレーをすることで疲労骨折が完全骨折になってしまったり、偽関節(ぎかんせつ:関節部ではないのに関節みたいになってしまうこと)になってしまうこともあるので痛みが続く場合は、原因となる運動をしばらく休むことが必要です。 |
症状 |
しだいに進行する痛み。 |
診断 |
足趾のX線撮影 |
疲労骨折の場合はX線撮影をしても骨折部がわかりにくい場合もある。 |
MRI検査 |
X線撮影ではわかりにくい骨折や、骨折になる前の骨膜炎の段階でみつかる場合がある。 |
骨シンチ検査 |
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治療 |
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備考 |
骨折を繰り返しことが特徴。 |
●ジョーンズ骨折の関連情報サイト
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踵骨骨端炎 |
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概要 |
踵骨骨端部にアキレス腱や足底腱膜からの力が加わることにより炎症を起こす。 |
原因 |
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症状 |
運動時や運動後の踵の痛み |
診断 |
エックス線撮影 |
踵骨の骨端核の分節化・硬化像・扁平化 |
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|
|
治療 |
保存療法 |
骨端線が閉鎖するまで無理な運動を避けたり、履物に工夫をする。
場合により装具を装着する。 |
外科的治療 |
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備考 |
発症年齢は踵骨骨端核が出来て骨端線がなくなるまでの時期。 |
●踵骨骨端炎の関連情報サイト
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尖(せん)足 |
アキレス腱が縮んで足先が下をむいたままもとに戻らなくなった状態。 |
趾骨骨折 |
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概要 |
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原因 |
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症状 |
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診断 |
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治療 |
保存的治療 |
●骨のずれのない症例
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手術 |
●骨のずれのある症例
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備考 |
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有痛性外脛骨 |
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概要 |
外脛骨は人口の約10%の人にみられ、種子骨の一つとされている。 |
原因 |
骨突出部が履物で圧迫されるためとされている。 |
症状 |
起立した時に足の内側にふくらみがみられる。また、その部位に圧痛がある。 |
診断 |
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治療 |
保存的療法 |
安静 |
運動を一時中断する。
※RICE |
固定 |
足底板による固定 |
薬物療法 |
消炎鎮痛薬 |
温熱療法 |
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運動療法 |
ストレッチ、筋力強化訓練 |
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備考 |
痛みを避けるために外側に体重をかけて歩く場合がある。 |
●有痛性外脛骨の関連情報サイト
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踵骨骨折 |
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概要 |
高いところから転落して足に大きな力が加わったりすることで生じる。 |
原因 |
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症状 |
踵の激しい痛みで足を地面に着けられないこともある。 |
診断 |
エックス線撮影 |
骨折の有無と骨折が関節にかかっているかを見る。 |
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治療 |
骨折が関節にかからない場合 |
ギプス固定 |
骨折が関節にかかっている場合 |
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備考 |
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●踵骨骨折の関連情報サイト
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踵骨前方突起骨折 |
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概要 |
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原因 |
足首を強くひねることなどにより生じる。 |
症状 |
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診断 |
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治療 |
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備考 |
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●踵骨前方突起骨折の関連情報サイト
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足底筋膜炎 |
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概要 |
足底腱膜に何らかの原因で炎症が生じること。 |
原因 |
スポーツなど足底腱膜への慢性的な刺激とされている。 |
症状 |
痛み |
診断 |
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治療 |
保存的治療 |
安静 |
運動を一時中断する。
※RICE |
固定 |
足底板による固定 |
薬物療法 |
消炎鎮痛薬 |
温熱療法 |
|
運動療法 |
ストレッチ、筋力強化訓練 |
|
手術 |
保存的治療で改善しない場合。
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備考 |
足底腱膜 |
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足の裏の筋肉や腱を保護している組織。
踵骨から出て足趾の基節骨底部に付着する。 |
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●足底筋膜炎の関連情報サイト
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(その他)
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関節軟骨障害 |
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靱帯の障害 |
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関節の病的脱臼 |
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関節の反復性脱臼 |
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乾燥症候群[シェーグレン<Sjogren>症候群] |
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ベーチェット<Behcet> 病 |
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リウマチ性多発筋痛症 |
|
びまん性(好酸球増加性)筋膜炎 |
|
多巣性線維性硬化症 |
|
再発性<反復性>皮下脂肪組織炎[ウェーバー・クリスチャン<Weber‐Christian>病] |
|
過度<剰>運動性症候群 |
|
全身性結合組織疾患 |
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軟部組織の異物肉芽腫 |
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外傷性骨化性筋炎 |
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進行性骨化性筋炎 |
|
筋の麻痺性石灰化及び骨化 |
|
熱傷に伴う筋の石灰化及び骨化 |
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筋離解 |
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筋断裂 |
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筋の阻血性梗塞 |
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移動不能症候群(対麻痺性) |
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筋拘縮 |
|
筋の消耗及び萎縮 |
|
筋ストレイン |
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滑膜炎 |
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腱鞘炎 |
|
腱鞘の膿瘍 |
|
石灰(性)腱炎 |
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ばね<弾発>指 |
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橈骨茎状突起腱鞘炎[ドゥ ケルバン<de Quervain>病] |
|
膝窩(部)のう<嚢>胞の破裂 |
|
滑膜の断裂 |
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短アキレス腱(後天性) |
|
腱(鞘)拘縮 |
|
滑膜肥大<肥厚> |
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ガングリオン |
|
手及び手首の慢性捻髪性滑膜炎 |
|
滑液包炎 |
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滑液包の膿瘍 |
|
感染性滑液包炎 |
|
膝窩部滑膜のう<嚢>腫[ベーカー<Baker>のう<嚢>腫] |
|
滑液のう<嚢>腫 |
|
滑液包石灰沈着(症) |
|
手掌腱膜線維腫症[デュピュイトラン<Dupuytren>拘縮] |
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ナックルパッド |
|
足底腱膜線維腫症 |
|
偽肉腫性線維腫症 |
|
壊死性筋膜炎 |
|
線維芽細胞性障害 |
|
下肢の腱(靱帯)付着部症 |
|
殿筋腱炎 |
|
|
|
腓骨腱炎 |
|
内側上顆炎 |
|
外側上顆炎 |
|
手首の関節周囲炎 |
|
|
|
|
|
皮下脂肪組織炎 |
|
骨軟化症 |
|
アルミニウム骨疾患 |
|
骨の癒合障害 |
|
線維性骨異形成(症) |
|
骨格フッ素(沈着)症 |
|
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痛風 |
|
概要 |
特発性痛風 |
|
鉛誘発性痛風 |
|
薬物誘発性痛風 |
|
腎機能障害による痛風 |
|
|
原因 |
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症状 |
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診断 |
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治療 |
|
備考 |
|
●痛風の関連情報サイト
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