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皮膚がん

基底細胞がん
概要
日本人に最も多い皮膚がんである。
全体の約80%が頭と顔に発生する
進行すると筋肉や骨などの深い組織へと浸潤していく。
リンパ節転移などは少ない。
原因
顔面に好発するため、有棘細胞がんと同様に日光紫外線の関与が推測されています。
やけどや外傷の瘢痕、長期間の褥瘡など
症状
診断
皮膚生検 局所麻酔をして病変の一部を切除し顕微鏡で調べる。
転移の有無などの検査
胸部レントゲン
腹部CT
腹部MRI
腹部エコー検査
全身シンチグラム
治療
外科的療法
腫瘍切除術 腫瘍の周りを含めて余裕をもって切除する
植皮術 術後の皮膚の欠損部が大きい場合
放射線療法
外科的療法が困難な場合などに行なうことがある。
凍結療法
外科的療法が困難な場合などに行なうことがある。
液体窒素を使用しがん細胞を冷却、凍結して壊死させて治療を行なう。
浸潤の浅いがんに行なう。
備考 基底細胞に似た細胞が増殖する
皮膚がんのなかでは最も発生頻度が高い。

皮膚の構造
表皮
真皮 血管や神経、汗腺、脂腺など

基底細胞 表皮と真皮の間にあり、分裂して表皮細胞をつくる。

●関連情報サイト
国立がんセンターがん対策情報センター
新潟県立がんセンター新潟病院


有棘細胞がん
概要
有棘層の細胞から発生するがん。
基底細胞がんに次いで多い。
顔面や頭部に生じることが多い。
やけどやけがなどの傷跡からも発生する。
原因
日光曝露が原因(紫外線)
ヒト乳頭腫ウイルスも関係するとされている。
やけどや外傷の瘢痕、長期間の褥瘡など
症状
診断
皮膚生検 局所麻酔をして病変の一部を切除し顕微鏡で調べる。
転移の有無などの検査
胸部レントゲン
腹部CT
腹部MRI
腹部エコー検査
全身シンチグラム
治療
外科的療法
腫瘍切除術 腫瘍の周りを含めて余裕をもって切除する
植皮術 術後の皮膚の欠損部が大きい場合
放射線療法
放射線療法が有効であるもののひとつである。
温熱療法を併用する場合もある。

▼温熱療法へ
化学療法
進行がんの場合などは化学療法が治療の中心となる。
術前に化学療法で病変部を小さくしておいて治療を行う場合もある。
凍結療法
液体窒素を使用しがん細胞を冷却、凍結して壊死させて治療を行なう。
浸潤の浅いがんに行なう。
備考


悪性黒色腫
概要 日本人では悪性黒色腫は足の裏によくできる。
悪性度の高い皮膚がん
原因 紫外線や外的刺激などが原因と考えられている。
症状
悪性黒子(こくし)型 高齢者の顔面に好発しやすい。
表在拡大型 背部や下肢などに好発
末端黒子型 足の裏や指先に発生。
結節型 ドーム状に盛り上がった形をしている。
診断
皮膚生検 局所麻酔をして病変の一部を切除し顕微鏡で調べる。
転移の有無などの検査
胸部レントゲン
腹部CT
腹部MRI
腹部エコー検査
全身シンチグラム
治療
備考

●悪性黒色腫の関連情報サイト
国立がんセンターがん対策情報センター








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