待機療法
(経過観察) |
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組織を調べて比較的おとなしい性質のものとわかった場合。 |
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特別な治療を実施せずに経過観察をする。 |
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定期的にPSA値の検査をしt進行を確認する。 |
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外科的療法 |
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前立腺と精嚢を摘出して尿道と膀胱を吻合する。
がんが前立腺のなかだけにとどまっている場合などに行う。 |
腹腔鏡手術 |
下腹部に開けた穴からカメラやメスを入れて手術を行う。 |
ミニマム創手術 |
約5センチの切開部からカメラやメスを挿入して手術を行う。 |
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放射線療法 |
●治療方針による分類
根治照射 |
施設によって異なるが、前立線外に癌が浸潤しても局所にとどまっている(病期C)までの場合は放射線療法の対象となる。検査結果や副作用を参考に治療方法を検討する。 |
緩和治療 |
転移を起こしているなど根治療法が行なえない場合に検討する。
放射線療法により骨転移時の痛みを抑えたり、ホルモン療法や化学療法などにより、よりよく生活できるようにする。 |
●照射方法による分類
外部照射 |
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密封小線源治療 |
永久挿入密封小線源治療
(ブラキセラピー) |
腰椎麻酔を行い超音波を用いて小線源をいくつか前立腺に刺入する。 |
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化学療法 |
※場合により効果がある。 |
内分泌療法
(ホルモン療法) |
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がんが前立腺の外まで広がったり、骨転移をするなどの進行した状態で見つかった場合は、がんを増殖させる男性ホルモンの働きを抑える注射や飲み薬と、放射線を組み合わせた治療が主体になる。 |
精巣除去術(去勢術) |
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LH-RH アナログ注射 |
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抗男性ホルモン剤 |
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女性ホルモン剤 |
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ホルモン療法を受けると筋力が低下する場合があり、その場合は筋力トレーニングなどにより筋力をつけることが必要である。 |
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温熱療法 |
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