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膀胱・前立腺の疾患
●男性・女性
膀胱 膀胱炎、膀胱結石、
尿道
その他
膀胱がん 膀胱がんのページへ

●男性
前立腺 前立腺肥大、
前立腺がん 前立腺がんのページへ



膀胱

膀胱炎
急性膀胱炎 一般に、膀胱炎といえば急性膀胱炎のことをいう。
慢性膀胱炎


 急性膀胱炎
概要 尿道からの細菌感染により炎症が生じる。
大腸菌によるものが多い。
原因 トイレを長時間がまんする、性行為、ストレスなど
膀胱結石や神経因性膀胱、膀胱憩室、前立腺肥大症などの疾患に伴って生じる。
症状 排尿痛や頻尿、残尿感、尿の混濁など
診断
尿検査 混濁した尿が特徴
治療
薬物療法 抗菌薬、抗生剤
水分摂取 尿量を増やす
備考
女性は尿道が短いことなどにより膀胱炎になりやすい。
高熱や腰痛が現れた場合には、腎盂腎炎を起こしている可能性がある。
膀胱を健康に保つために1日に1リットルから1・5リットルの水分をとり、排尿を3〜8回するのが理想とされている。
急性膀胱炎は細菌感染症なので尿検査で汚れが目立つ。そのため簡単に診断がつきやすい。


 慢性膀胱炎
概要 慢性的に膀胱に炎症が起こっている疾患。
大腸菌以外の緑膿菌、腸球菌、ブドウ球菌などの割合が多い。
原因
尿の通過障害 前立腺肥大症、前立腺がん、膀胱結石、膀胱腫瘍、尿道の狭窄、神経因性膀胱、尿道カテーテル留置など
症状 排尿時の痛み、頻尿、尿意切迫感、残尿感、下腹部痛、血尿、尿失禁など
診断
尿検査
腹部CT検査
腹部エコー検査
点滴静注腎盂造影
膀胱鏡
治療
薬物療法 抗菌薬
備考


 間質性膀胱炎(慢性)
概要 間質(上皮と筋肉の間)に慢性的に炎症が生じる疾患。
普通の膀胱炎と違い抗生物質が効かない。
原因 不明
症状
頻尿 昼夜とも頻尿
痛み 尿が貯まると痛みが増強し、排尿すると軽快する。
その他 残尿感・下腹部の不快感・排尿困難
診断
尿検査 尿細胞診
膀胱鏡
治療
薬物療法
内服
膀胱内に注入
膀胱を水圧で拡張
外科的療法
膀胱切除術
備考 中高年の女性に多い。


 膀胱三角部炎(膀胱三角部過敏症)
概要 膀胱三角部に炎症が生じる疾患。
原因
症状 頻尿、残尿感
診断
内視鏡検査 膀胱尿道ファイバースコープ
治療
備考 膀胱三角部には尿意を敏感に感じる働きがある。

●膀胱三角部炎の関連情報サイト
高橋クリニック
ホームページ
「おしっこの悩み」にコーナーで膀胱三角部炎の解説があります。


放射線膀胱炎
概要 子宮がんや膀胱がん、前立腺がんの放射線治療に伴い生じる膀胱の炎症。
原因
症状
診断
治療
備考


結核性膀胱炎
概要
原因
症状
診断
治療
備考


出血性膀胱炎
概要 肉眼的血尿を伴う膀胱炎
原因 ウイルスや細菌、食物アレルギーなど
症状 肉眼的血尿や排尿痛、頻尿など
診断
尿検査 ウイルス検査など
治療
経過観察
薬物療法 抗生剤の投与
備考


 膀胱結石
概要 膀胱内に結石が生じる疾患。
原因
前立腺肥大症 腎臓でできた結石が流れてきた場合、通常では尿道から体外に排泄されるが前立腺肥大などの通過障害があると流れないで膀胱内で大きくなる。
神経因性膀胱
膀胱憩室
長期の膀胱内カテーテル留置
症状
膀胱刺激症状 頻尿、尿意切迫など
診断
腹部エックス線検査
腹部CT検査
腹部エコー検査
点滴静注腎盂造影
治療
経尿道的尿管砕石術
(TUL)
膀胱鏡下砕石術 亀田式膀胱砕石器で膀胱鏡下に破砕
外科的療法 大きな膀胱結石
備考

●膀胱結石の関連情報サイト


 神経因性膀胱
概要 大脳から膀胱までの神経(大脳、脊髄、末梢神経など)の一部に障害が起こることにより排尿障害が生じる。
原因
大脳 認知症、パーキンソン病、脳卒中(脳出血や脳梗塞、脳髄膜炎、頭部外傷など
脊髄 頸椎症、糖尿病性神経症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、脊髄損傷、二分脊椎、脊椎腫瘍(せきついしゅよう)、脊椎の血管障害、脊椎炎など
症状
頻尿、尿失禁、排尿困難、場合により尿閉
排尿障害により尿路感染症(膀胱炎や腎盂腎炎など)を起こす場合がある。
診断
臨床症状 頻尿、尿失禁、排尿障害などの症状がある。
尿検査 尿路感染症の有無を調べる。
尿路造影検査
腹部CT検査
腹部エコー検査
治療
膀胱の刺激
間欠的自己導尿法 患者自身で1日4〜5回導尿し機能回復訓練を行なう。
薬物療法
外科的療法
膀胱拡大術
尿道周囲コラーゲン注入術
スリング手術
備考 排尿に関係する神経は排便や性機能にも関与しているため、排便の異常や性機能障害を伴う場合もある。

無抑制性神経因性膀胱
反射性神経因性膀胱
弛緩性神経因性膀胱


 膀胱憩室
概要 膀胱の一部が膀胱に飛び出た状態。
原因 尿の通過障害により膀胱内の圧力が高まることにより膀胱壁の一部が外に突出する。
前立腺肥大症や神経因性膀胱などがある。
症状 膀胱炎や憩室内の結石、憩室炎など
診断
腹部CT検査
腹部エコー検査
点滴静注腎盂造影 造影剤を使用し尿路の状態を調べる。
膀胱造影 造影剤を使用し主に膀胱の状態をみる。
膀胱鏡検査 入り口や内部を調べる。
治療
経過観察 憩室憩室が小さく症状がない場合。
外科的治療
内視鏡的治療
備考
憩室は時間とともと徐々に大きくなる。
膀胱憩室では悪性腫瘍が発生することがある。


膀胱腸瘻
概要 膀胱が腸に通じた状態。
原因 虫垂炎などの炎症や直腸癌などの腫瘍の浸潤などによる。
症状 糞尿や気尿が生じる。
診断
膀胱造影
膀胱鏡検査
治療
備考



膀胱膣瘻
概要 膀胱が膣に通じた状態。
原因 子宮癌の放射線療法や子宮摘除術など
症状
診断
治療
備考


膀胱頚部閉塞(症)
概要
原因
症状
診断
治療
備考


膀胱頚部硬化症
概要 膀胱と尿道の連結部分が硬くなり排尿時にに開きが悪いために排尿障害や残尿が生じる。
原因
症状
診断
内視鏡検査 膀胱尿道ファイバースコープ
治療
薬物療法
レーザー光線治療
備考 10歳代〜40歳代にみられる。


 膀胱憩室
概要 膀胱の一部が膀胱外に突出した状態。
何らかの通過障害があって膀胱内の圧力が高くなった時に、膀胱壁の圧力に弱い部分が膀胱外に突出する。
原因 前立腺肥大症、神経因性膀胱などの下部尿路の通過障害によるものが多い。
その他、膀胱損傷の後遺症、膀胱手術の合併症などがある。
症状 憩室内に尿が貯まることにより、膀胱炎、憩室内の結石、憩室炎などは生じ、頻尿、排尿時の痛み、尿の混濁、残尿感、下腹部違和感などの症状が出ることがある。
診断
腹部CT検査
腹部エコー検査
排泄性尿路造影 造影剤を使用して膀胱の状態を調べる。
膀胱造影 造影剤を使用し主に膀胱の状態をみる。
膀胱鏡検査 入り口や内部を調べる。
治療
経過観察
内視鏡的治療
外科的療法
備考


膀胱破裂
概要
原因
症状
診断
治療
備考


過活動膀胱
概要
頻尿 トイレが近い
尿意切迫感 がまんできないくらいの尿意
切迫性尿失禁 トイレががまんできずに尿が漏れる
原因
症状
診断 過活動膀胱症状質問票を使用して判定
治療
備考


概要
原因
症状
診断
治療
備考



 尿道

 尿道結石
概要
原因
症状
診断
治療
備考


 尿道炎
概要
原因 淋菌やクラミジアによって起こる
症状
診断
治療
備考


 尿道症候群
概要
原因
症状
診断
治療
備考


 尿道膿瘍
概要
原因
症状
診断
治療
備考


尿道狭窄
概要
原因
症状
診断
治療
備考


尿道瘻
概要
原因
症状
診断
治療
備考


尿道憩室
概要
原因
症状
診断
治療
備考


尿道小丘
概要
原因
症状
診断
治療
備考


尿道粘膜脱
概要
原因
症状
診断
治療
備考


 尿道損傷
概要
男性に多く生じる。
約50%が外傷による。

前部尿道損傷 股間を強打した際に恥骨と挟まれて損傷する。
後部尿道損傷 大部分は骨盤骨折による。
原因
交通事故などの外傷
尿道のカテーテル操作や内視鏡手術による損傷
症状
前部尿道損傷 尿道からの出血や会陰部および陰嚢部の皮下出血
後部尿道損傷 肛門周囲に皮下出血
診断
尿道造影 尿道から造影剤を注入する。
前部尿道損傷では造影剤が会陰部、陰嚢部に広がってみられる。
後部尿道損傷では膀胱周囲に造影剤が広がって見られる。
治療
軽度のものはカテーテルを挿入し経過をみる。
損傷が大きいと思われるものはカテーテルの挿入や内視鏡の使用を中止し膀胱に穿刺し導尿のカテーテルを挿入する。
備考

●カテーテル留置中の注意
チューブが曲がったり、押しつぶされたりしないように注意する。
蓄尿バッグは、膀胱より低い位置に固定する。
カテーテルを固定する位置はその都度変える。
水分をしっかり取り、尿の流れをよくする。
摂取した水分量と排尿量をできるだけ把握する。
尿が手についた時にはよく手洗いをする。


 陰茎がん
概要
原因
症状
診断
治療
備考

●陰茎がんの関連情報サイト
新潟県立がんセンター新潟病院


概要
原因
症状
診断
治療
備考


 その他

頻尿
概要
原因
症状
診断
治療
備考

神経性頻尿
心因性頻尿


排尿困難
概要
原因
症状
診断
治療
備考


尿失禁 (尿漏れ)
概要
原因
症状
診断
治療
干渉低周波治療
備考

●尿失禁の関連情報サイト
Minds医療情報サービス
ホームページ


血尿
概要
原因
症状
診断
治療
備考


概要
原因
症状
診断
治療
備考





骨盤腔(泌尿器科) 男性 前立腺

 前立腺肥大
概要 前立腺が肥大して大きくなる。
原因
症状 排尿困難、頻尿、尿道出血
診断
国際前立腺症状スコア
(I-PSS)
治療
薬物療法
αアドレナリン遮断薬
生薬
抗男性ホルモン療法
手術
TUR-P(経尿道的前立腺摘除術)
恥骨後式前立腺摘除術
備考
55歳以上の男性の5人に1人が前立腺肥大
前立腺肥大をそのままにしておくと膀胱の収縮力が弱くなり残尿を生じたり、尿閉、腎不全になる恐れもある。

●前立腺肥大の関連情報サイト
Minds医療情報サービス
ホームページ
標準医療情報センターホームページ 前立腺肥大症のガイドラインなどがあります。


 急性前立腺炎
概要
原因
症状
診断
治療
備考


 慢性前立腺炎
概要 原因不明の前立腺の炎症疾患。
原因
症状 排尿痛や頻尿、残尿感など
診断
治療
薬物療法
神経ブロック
低周波治療
前立腺レーザー光線治療
前立腺高温度治療
備考


 前立腺がん
前立腺がんのページへ


概要
原因
症状
診断
治療
備考


概要
原因
症状
診断
治療
備考


概要
原因
症状
診断
治療
備考




睾丸・精巣


精巣上体炎
概要
原因
症状
診断
治療
備考


概要
原因
症状
診断
治療
備考


概要
原因
症状
診断
治療
備考


概要
原因
症状
診断
治療
備考


概要
原因
症状
診断
治療
備考


睾丸炎
概要
原因
症状
診断
治療
備考



●泌尿器の関連情報サイト




骨盤腔(産婦人科・泌尿器科) 女性
女性の疾患のページへ



泌尿器科関連情報サイト
●機関・団体など
日本泌尿器科学会
帝人ファーマ株式会社ホームページ 尿もれレディースセラピー
帝人ファーマ株式会社ホームページ
日本排尿機能学会
前立腺研究財団

●病院・クリニック
高山泌尿器科ホームページ 泌尿器科ホームページなどがあります。
Dr.kiichiの泌尿器科のホームページ 泌尿器科の疾患についての情報が掲載されています。




概要
原因
症状
診断
治療
備考


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