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概要 |
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小腸や大腸などの消化管に炎症を起こし、びらんや潰瘍を生じる。
回盲部付近に生じやすい。 |
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20代に最も多く発症 |
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小腸型 |
病変が小腸のみにある |
大腸型 |
病変が大腸のみにある |
小腸大腸型 |
小腸と大腸の両方にある。 |
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症状 |
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腹痛、下痢、下血、体重減少、全身倦怠感、発熱など |
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口腔粘膜にアフタ様潰瘍ができる場合がある。 |
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痔ろうや肛門周囲膿瘍など肛門部に病変を伴うことが多いので診断の参考にする。 |
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関節炎や結節性紅斑、壊疽性膿皮症、ぶどう膜炎などが生じる場合がある。 |
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診断 |
血液検査 |
炎症反応、貧血、低栄養など |
注腸検査 |
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大腸内視鏡検査 |
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画像診断の特徴 |
スキップリージョン |
病変が非連続性にあり、正常粘膜の中に潰瘍やびらんがスキップしてみられる。 |
縦走潰瘍 |
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治療法 |
薬物療法 |
5―アミノサリチル酸製剤、ステロイド薬、免疫抑制薬 |
栄養療法 |
重症時には絶食と中心静脈栄養 |
外科的療法 |
腸閉塞や穿孔などが生じた場合 |
抗体療法 |
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備考 |
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特定疾患に指定されているので申請すると医療費の補助が受けられる。 |
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関連情報サイト |
●クローン病の患者さんの関連情報サイト
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医療の掲載項目についての注意事項 |
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