中枢神経・中心循環系手術向け超音波診断用プローブ |
中枢神経・中心循環系手術に用いるプローブをいう。
局所的な術中の画像撮影のために手術部位内に配置する目的で設計されている手持式超音波トランスデューサアセンブリをいう。
手術用プローブ又はフィンガーチッププローブとも称される。
電圧を超音波ビームに変換する単一又は複数の素子から成る様々なトランスデューサアセンブリの機器構成が含まれる。
本アセンブリは、機械的又は電子的に超音波ビームの方向を定め、焦点を合わせ、反射したエコーを検出する。
本群には、Aモード、Bモード、Mモード、ドプラ、カラードプラ(CD)、及び二重(コンビネーション映像、ドプラ及び/又はカラーフロー)スキャニングに使用する超音波トランスデューサが含まれる。
トランスデューサケーシング又はハウジングアセンブリの設計の一部として生検針導入経路が組み込まれている場合がある。本品は再使用可能である。 |
心臓カテーテル付検査装置 |
心臓にカテーテルを挿入し、心臓各部の血行動態を検査する装置をいう。
カテーテルを含む。 |
心臓カテーテル付管径測定装置 |
バルーン径及び血管径を測定するための心臓カテーテル付装置をいう。
冠動脈等にカテーテルを挿入し、カテーテル先端付近に配置されたバルーンを拡張させ、その内圧をカテーテル先端から体外の専用計測器に伝達する。
計測器内でデータ処理を行う。 |
心臓カテーテル付管温測定装置 |
血管壁の温度を測定するための心臓カテーテル付装置をいう。
冠動脈等の狭窄部にカテーテルを挿入し、カテーテル先端付近に配置された温度センサを血管壁に押し付けて測定する。
カテーテルと温度計測器とは専用のコネクタで接続する。 |
皮質電極 |
脳を刺激したり、脳の電気活動を記録するため、脳の表面又は脳の深部に一時的又は短期的に使用する導体をいう。 |
心臓・中枢神経刺激用プローブ |
刺激装置と共に使用するように特別に設計された心臓・中枢神経用プローブをいう。 |
軟性血管鏡 |
静脈又は動脈の管腔の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
経皮的に挿入する。
本品はファイバスコープであり、光ファイバ管束を経て画像が供給される。 |
軟性動脈鏡 |
冠動脈、末梢血管、心臓内の構造の観察、診断、一部の治療に用いる内視鏡をいう。
挿入部は軟性であり、観察する血管の内部に挿入する。
画像伝送システムには光ファイバ管束が用いられている。 |
軟性神経内視鏡 |
中枢神経系の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
頭蓋に事前に開けた孔から挿入する。
本品の挿入部は体腔に合わせて形状が変化する。
画像伝送システムは、光ファイバ管束である。 |
軟性脊髄鏡 |
脊髄の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
人工開口部から挿入する。
挿入部が軟性で、画像伝送システムとして光ファイバー管束を備える。 |
軟性腰椎鏡 |
腰の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
人工開口部から挿入する。
挿入部が軟性で、画像伝送システムとして光ファイバ管束を備える。 |
軟性脊椎鏡 |
脊椎の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
人工開口部から挿入する。
挿入部が軟性で、画像伝送システムとして光ファイバ管束を備える。 |
ビデオ軟性脊髄鏡 |
脊髄の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
人工開口部から挿入する。
挿入部が軟性で、画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備える。 |
ビデオ軟性腰椎鏡 |
腰の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
人工開口部から挿入する。
挿入部が軟性で、画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備える。 |
ビデオ軟性脊椎鏡 |
脊椎の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。人工開口部から挿入する。挿入部が軟性で、画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備える。 |
ビデオ軟性血管鏡 |
静脈又は動脈の管腔の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
経皮的に挿入する。
本品はビデオスコープであり、電荷結合素子(CCD)チップから画像が供給される。 |
ビデオ軟性神経内視鏡 |
中枢神経系の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
事前に開けた頭蓋の孔から挿入する。挿入部は体腔に合わせて形状が変化する。画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備えたビデオスコープである。 |
ビデオ軟性動脈鏡 |
冠動脈、末梢血管、心臓内の構造の観察、診断、一部の治療に用いる内視鏡をいう。
観察する血管の内部に挿入する。
挿入部が軟性で、画像伝送システムとして電荷結合素子(CCD)チップを備えたビデオスコープである。 |
硬性脊髄鏡 |
脊髄の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
人工開口部から挿入する。
本品は挿入部が体腔に抵抗する硬性内視鏡である。
画像伝送システムとしてリレーレンズオプティクスを備える。
画像伝送システムに光ファイバ管束を備えるものもある。 |
硬性腰椎鏡 |
腰の観察、診断、治療に用いる、中枢神経系に直接接触して使用する内視鏡をいう。
人工開口部から挿入する。
本品は挿入部が体腔に抵抗する硬性内視鏡である。
画像伝送システムとしてリレーレンズオプティクスを備える。
画像伝送システムに光ファイバ管束を備えるものもある。 |
硬性神経内視鏡 |
中枢神経系の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
頭蓋に事前に開けた孔から挿入する。本品の挿入部は硬性である。
画像伝送システムは、リレーレンズオプティクスで、光ファイバ管束を備えるものもある。 |
単回使用硬性神経内視鏡 |
中枢神経系の観察、診断、治療に用いる単回使用内視鏡をいう。
事前に開けた頭蓋の孔から挿入する。
挿入部が硬性で、画像伝送システムとしてリレーレンズオプティクスを備える。
光ファイバ管束を備えるものもある。 |
硬性脊椎鏡 |
脊椎の観察、診断、治療に用いる内視鏡をいう。
人工開口部から挿入する。
挿入部が硬性で、画像伝送システムとしてリレーレンズオプティクスを備える。
光ファイバ管束を備えるものもある。 |
経中隔用針 |
経皮的に導入する血管診断・処置用カテーテルを右心房から左心房へ進める場合、心房中隔(卵円窩)の穿刺により、カテーテル導入の通路を作製するために用いる針をいう。
本穿刺針は、カテーテルイントロデューサを用いて経皮的に右心房まで導入される。 |
再使用可能な心臓吸引用針 |
心膜腔から液を吸引(除去)する(心膜穿刺)ために用いる細長い鋭利な中空の器具をいう。
通常、10〜18cmの心膜を十分に貫通する長い硬性の針からなる。
先端には短い斜角がついている。本品は再使用可能である。 |
単回使用心臓吸引用針 |
心膜腔から液を吸引(除去)する(心膜穿刺)ために用いる細長い鋭利な中空の器具をいう。
通常、10〜18cmの心膜を十分に貫通する長い硬性の針からなる。
先端には短い斜角がついている。本品は単回使用である。 |
中心静脈用カテーテル |
物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、通常、頚部又は胸部の静脈より導入して上大静脈に挿入する柔軟なチューブをいう。
長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。カフ付もある。 |
抗菌作用中心静脈用カテーテル |
物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、通常、頚部又は胸部の静脈より導入して上大静脈に挿入する柔軟な抗菌作用を有するチューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。
カフ付もある。カフの部分にのみ抗菌作用のある材質を有するものもある。 |
ヘパリン使用中心静脈用カテーテル |
物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、通常、頚部又は胸部の静脈より導入して上大静脈に挿入する柔軟なヘパリン使用チューブをいう。
長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。カフ付もある。 |
ウロキナーゼ使用中心静脈用カテーテル |
物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、通常、頚部又は胸部の静脈より導入して上大静脈に挿入する柔軟なウロキナーゼ使用チューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。カフ付もある。
生物由来、ウロキナーゼを含有する。 |
中心静脈用カテーテルイントロデューサキット |
中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めたパッケージをいう。
通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
ヘパリン使用中心静脈用カテーテルイントロデューサキット |
中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めたヘパリン使用パッケージをいう。通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
ウロキナーゼ使用中心静脈用カテーテルイントロデューサキット |
中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めたウロキナーゼ使用パッケージをいう。
通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
抗菌作用中心静脈用カテーテルイントロデューサキット |
中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めた抗菌作用を有するパッケージをいう。
通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
末梢静脈挿入式中心静脈用カテーテル |
物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、末梢静脈に導入し、先端が上半身から挿入の場合腋窩静脈から上大静脈に、下半身から挿入の場合下大静脈に位置するように挿入する柔軟なチューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。 |
ヘパリン使用末梢静脈挿入式中心静脈用カテーテル |
物質の注入、血液の吸引及び血圧の監視などを目的として、末梢静脈に導入し、先端が上半身から挿入の場合腋窩静脈から上大静脈に、下半身から挿入の場合下大静脈に位置するように挿入する柔軟なヘパリン使用チューブをいう。長期的使用のため、チューブの近位端は患者に固定する。 |
末梢静脈挿入式中心静脈用カテーテルイントロデューサキット |
末梢静脈挿入式中心静脈カテーテルの挿入に用いる器具を集めたパッケージをいう。通常、カテーテル及びイントロデューサを含む。 |
血管向け灌流用カテーテル |
脈管床のために血液を流すことを目的とする柔軟なチューブをいう。本器具は、全部又は一部循環停止中、又は手術やカテーテル法(動脈手術や頚動脈形成等)施行中に、主として器官(大脳や腹部器官等)を保護するために用いる。 |
ヘパリン使用血管向け灌流用カテーテル |
脈管床のために血液を流すことを目的とする柔軟なヘパリン使用チューブをいう。本器具は、全部又は一部循環停止中、又は手術やカテーテル法(動脈手術や頚動脈形成等)施行中に、主として器官(大脳や腹部器官等)を保護するために用いる。 |
冠動脈カニューレ |
冠動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性の管をいう。通常、取り外し可能なトロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用冠動脈カニューレ |
冠動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性のヘパリン使用管をいう。通常、取り外し可能なトロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
大静脈カニューレ |
大静脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性又は剛性の管をいう。通常、トロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用大静脈カニューレ |
大静脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性又は剛性のヘパリン使用管をいう。通常、トロッカーを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
冠動脈灌流用カテーテル |
冠動脈の灌流または液洗浄に用いる柔軟なチューブをいう。 |
ヘパリン使用冠動脈灌流用カテーテル |
冠動脈の灌流または液洗浄に用いる柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
大動脈カニューレ |
大動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性の管をいう。通常、取り外し可能なトロッカを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用大動脈カニューレ |
大動脈に挿入し、液の誘導路として利用する半剛性のヘパリン使用管をいう。通常、取り外し可能なトロッカを用いて挿入を行う。本品は単回使用である。 |
心室カニューレ |
通常、尖頭部が硬いトロッカを用いて心室又は心房に挿入する半剛性又は剛性の金属製やプラスチック製の管状器具をいう。挿入後にトロッカーを引き抜くと、本器具は液の注排、又はカテーテルや外科器具の挿入のための誘導路として残される。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用心室カニューレ |
通常、尖頭部が硬いトロッカを用いて心室又は心房に挿入する半剛性又は剛性の金属製やプラスチック製のヘパリン使用管状器具をいう。挿入後にトロッカを引き抜くと、本器具は液の注排、又はカテーテルや外科器具の挿入のための誘導路として残される。本品は単回使用である。 |
冠状静脈洞カニューレ |
心肺バイパス中に逆方向の冠動脈灌流・心停止法を行うために冠状静脈洞に挿入する半剛性の管をいう。本器具は自己膨張低圧バルーンを装備することがあるが、通常、偶発的な冠動脈空気塞栓の場合に冠動脈血管を逆流させるために使用するものである。本品は単回使用である。 |
ヘパリン使用冠状静脈洞カニューレ |
心肺バイパス中に逆方向の冠動脈灌流・心停止法を行うために冠状静脈洞に挿入する半剛性のヘパリン使用管をいう。本器具は自己膨張低圧バルーンを装備することがあるが、通常、偶発的な冠動脈空気塞栓の場合に冠動脈血管を逆流させるために使用するものである。本品は単回使用である。 |
心臓用カテーテル型電極 |
心臓内に挿入する軟性チューブの一端に設置し、心拍出量を測定する場合の特定の指標を検出したり、又は心臓の左右短絡を判定する導体をいう。心臓の電気生理学検査、心臓内心電図記録を行うために用いる。また、一時的ぺーシングに用いることもある。 |
ヘパリン使用心臓用カテーテル型電極 |
心臓内に挿入するヘパリン使用軟性チューブの一端に設置し、心拍出量を測定する場合の特定の指標を検出したり、又は心臓の左右短絡を判定する導体をいう。心臓の電気生理学検査、心臓内心電図記録を行うために用いる。また、一時的ぺーシングに用いることもある。 |
心室向け心臓用カテーテル |
左右の心室等、心臓の室房に挿入するために設計された先端が特殊形状になっている柔軟なチューブをいう。遠位端に端孔又は数個の側孔が付いていることもある。チューブを末梢血管に挿入し、所要の心室造影に応じて遠位端を左又は右の心室に配置する。 |
サーモダイリューション用カテーテル |
熱希釈法を利用して心拍出量を監視する探針を装着した柔軟なチューブをいう。 |
ヘパリン使用サーモダイリューション用カテーテル |
熱希釈法を利用して心拍出量を監視する探針を装着した柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
ペーシング向け循環器用カテーテル |
遠位端に電極を装着した柔軟なチューブをいう。電極を心臓に挿入し、心拍数を調整する。 |
バルーン付ペーシング向け循環器用カテーテル |
遠位端に電極を装着した柔軟なバルーン付チューブをいう。電極を心臓に挿入し、心拍数を調整する。 |
ヘパリン使用バルーン付ペーシング向け循環器用カテーテル |
遠位端に電極を装着した柔軟なヘパリン使用バルーン付チューブをいう。電極を心臓に挿入し、心拍数を調整する。 |
中心循環系血管造影用カテーテル |
対象身体部位の血管系の可視化のために、中心循環系血管に造影剤を注入するために設計された柔軟なチューブをいう。 |
中心循環系動脈用カテーテル |
通常、注入・吸引のために中心循環系動脈に通すよう設計された柔軟なチューブをいう。本器具は、動脈の血圧を連続的に計測するために、通常、オシロスコープと接続している。 |
ヘパリン使用中心循環系動脈用カテーテル |
通常、注入・吸引のために中心循環系動脈に通すよう設計された柔軟なヘパリン使用チューブをいう。本器具は、動脈の血圧を連続的に計測するために、通常、オシロスコープと接続している。 |
中心循環系動脈マイクロフロー用カテーテル |
中心循環系動脈の血流と圧力を正確に計測するために循環系に挿入する柔軟なチューブをいう。 |
中心循環系先端トランスデューサ付カテーテル |
遠位端にミクロミニチュア圧トランスデューサが内蔵されたカテーテルをいう。中心循環系血管内に挿入すると、圧の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が圧モニタに送信され、表示される。 |
ヘパリン使用中心循環系先端トランスデューサ付カテーテル |
遠位端にミクロミニチュア圧トランスデューサが内蔵されたヘパリン使用カテーテルをいう。中心循環系血管内に挿入すると、圧の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が圧モニタに送信され、表示される。 |
中心循環系ガイディング用血管内カテーテル |
中心循環系における経皮的血管内手術のため、カテーテルやガイドワイヤを挿入する導管として用いる柔軟なチューブ゙をいう。 |
ヘパリン使用中心循環系ガイディング用血管内カテーテル |
中心循環系における経皮的血管内手術のため、バルーンカテーテルやガイドワイヤを挿入する導管として用いる柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
中枢神経系先端トランスデューサ付カテーテル |
遠位端に圧トランスデューサが内蔵されたカテーテルをいう。中枢神経系内に挿入すると、圧の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が圧モニタに送信され、表示される。 |
脊椎接触圧力モニタリング用キット |
観血的血圧測定や脳脊髄液圧測定時などに用いる器具を集めたパッケージをいい、主に、ドーム及びチューブを含む脊椎接触向けの機器をいう。 |
中心循環系心拍出量測定用キット |
中心循環系血管の血流の変化を測定し、動脈圧波形の変化から心拍出量を測定するチューブを含んだキットをいう。 |
肺動脈用カテーテル |
肺動脈圧力計測もしくは肺動脈造影を行うため、上下大静脈から肺動脈に浮動する、拡張バルーンが遠位端に付いた柔軟なチューブをいう。 |
血管内光断層撮影用カテーテル |
光ファイバを用いて、光により血管内の断面を観察するカテーテル及びガイドワイヤをいう。例えば、光学干渉断層画像法を用いると、外側の保護層に物理的に侵襲することなく、内部の微細組織構造を視覚化することが可能である。光が組織の中をそのタイプにより様々な度合いで透過し反射する性質を利用したものである。 |
弁拡張向けカテーテル用ガイドワイヤ及びスタイレット |
弁拡張用カテーテルを目的の弁まで誘導するために使用するガイドワイヤ、スタイレットをいう。 |
冠状静脈洞内血液採取用カテーテル |
コロナリー・サイナス(CS)内の採血に使用するチューブ及びカテーテルをいう。大腿部や上大静脈等からアプローチできるよう、先端に各形状が施されている。 |
心臓用カテーテルイントロデューサキット |
心臓カテーテルを心室または心血管に通すために用いる器具を集めたキットをいう。 |
中心循環系塞栓除去用カテーテル |
中心循環系血管閉塞の原因となる血液又は他の有形成分の凝固を除去するために設計された柔軟なチューブをいう。本器具は天然血管の閉塞のみならず、動脈や血液透析のアクセスグラフトの閉塞の除去にも使用される。 |
中心循環系血栓破砕用バイブレーションカテーテル |
中心循環系血管内の血栓を動脈壁から経皮経内腔的に破砕するために、先端を振動させることにより血栓を吸収又は除去されるよう十分小さな断片に粉砕することができるようにする柔軟なチューブをいう。 |
脳血栓破砕用バイブレーションカテーテル |
脳動脈内の血栓を動脈壁から経皮経内腔的に破砕するために、先端を振動させることにより血栓を吸収又は除去されるよう十分小さな断片に粉砕することができるようにする柔軟なチューブをいう。 |
中隔開口用カテーテル |
心房中隔欠損作成のために使用するバルーン付き又はブレード付きのカテーテルをいう。 |
バルーン拡張式血管形成術用カテーテル |
拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで狭窄性動脈を拡張する柔軟なチューブをいう。本器具は、通常、二重内腔で、その遠位端にバルーンが付いている。圧力の記録と造影剤注入に用いる側孔があるものもある。 |
冠血管向けバルーン拡張式血管形成術用カテーテル |
拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで狭窄性動脈冠血管を拡張する柔軟なチューブをいう。本器具は、通常、二重内腔で、その遠位端にバルーンが付いている。圧力の記録と造影剤注入に用いる側孔があるものもある。バルーンの部分にブレード、ワイヤ等が付いているものもある。 |
バルーン拡張式脳血管形成術用カテーテル |
拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで狭窄性脳動脈を拡張する柔軟なチューブをいう。本器具は、通常、二重内腔で、その遠位端にバルーンが付いている。圧力の記録と造影剤注入に用いる側孔があるものもある。 |
レーザ式血管形成術用カテーテル |
完全に閉塞した血管内のアテローム硬化斑を重大な作用を生じることなくレーザで直接切除する目的で光ファイバを装備した柔軟なチューブをいう。 |
バルーン拡張式弁形成術用カテーテル |
心臓弁の形成外科術又は回復手術に用いるバルーン付の柔軟なチューブをいう。 |
アテローム切除型血管形成術用カテーテル |
動脈壁からアテローム硬化斑を経皮経内腔的に除去(切除、穿孔、粉砕、切削)できるようにする柔軟なチューブ及びカテーテルをいう。除去により血管壁は滑らかになり、狭窄はほとんど残らない。 |
バルーン拡張式冠動脈灌流型血管形成術用カテーテル |
拡張するバルーンの膨らみをコントロールすることで狭窄性動脈を拡張する柔軟なチューブをいう。本器具にはバルーンの近位と遠位に孔があり、心筋の血行障害を防止するために、バルーン拡張中に遠位冠動脈に血液が流れるようにする。 |
心臓・中心循環系カテーテルガイドワイヤ |
カテーテルの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。一般的にコーティング又は非コーティングのステンレス鋼製であるが、コーティングにより心臓・中心循環系での移動が容易になる。 |
ヘパリン使用心臓・中心循環系カテーテルガイドワイヤ |
カテーテル、リード線などの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。ヘパリンコーティングのステンレス鋼製、プラスチック製などよりなるが、コーティングにより心臓・中心循環系での移動が容易になり、血栓生成の防止をする。 |
中枢神経系カテーテルガイドワイヤ |
カテーテル、リード線などの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。一般的にコーティング又は非コーティングのステンレス鋼製、プラスチック製などよりなるが、コーティングにより中枢神経系での移動が容易になる。 |
中心循環系血管内塞栓促進用補綴材 |
治療目的で、中心循環系動脈又は静脈内の血栓の形成を促進したり、血流を遮断するために用いる人工器具をいう。 |
心臓用カテーテル先端型流量式トランスデューサ |
遠位端に血流量を検出、測定するミクロミニチュアトランスデューサが内蔵された心臓用カテーテルをいう。血管内に挿入すると、血流量の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が親機に送信され、表示される。 |
ヘパリン使用心臓用カテーテル先端型流量式トランスデューサ |
遠位端に血流量を検出、測定するミクロミニチュアトランスデューサが内蔵されたヘパリン使用心臓用カテーテルをいう。血管内に挿入すると、血流量の変化に伴ってその機械的又は電気的特性が変化する。この変化が親機に送信され、表示される。 |
アテローム切除アブレーション式血管形成術用カテーテル |
細網内皮系を通してアテロームが吸収又は除去されるよう十分小さな断片に粉砕することで、硬く石灰化したアテローム硬化斑を動脈壁から経皮経内腔的に除去できるようにする柔軟なチューブをいう。 |
心血管用カテーテルガイドワイヤ |
冠動脈カテーテルの位置調整及び移動の補助に用いる器具をいう。コーティング又は非コーティングのものがある。コーティングにより血管内での移動が容易になる。主に金属製で、プラスチックを一部に使用したものもある。 |
中心循環系血管処置用チューブ及びカテーテル |
中心循環系の血栓除去、血管拡張等に使用するチューブ及びカテーテルをいう。イントロデューサやガイドワイヤを用いて血管及びリンパ管内処理にも使用する。 |
中心循環系血管内超音波カテーテル |
超音波を用いて中心循環系血管内を診断するカテーテルをいう。カテーテル先端近位部に超音波を受発信するトランスデューサを備える。 |
心臓血管縫合補助具 |
ACバイパスなどの手術中に血管内に一時的に留置し、縫合中に血液の流れを確保する血管内シャントをいう。 |
ヘパリン使用心臓血管縫合補助具 |
ACバイパスなどの手術中に血管内に一時的に留置し、縫合中に血液の流れを確保する血管内シャントをいう。ヘパリンコーティングしたものである。 |
冠動脈オクルーダ |
心拍動下でのCABGにおいて、一時的に冠動脈をスネアで結紮・固定するために用いる器具をいう。本品は単回使用である。 |
リトラクトバルーン |
心拍動下でのCABGにおいて、心臓の背面下に挿入してバルーンを膨らませることにより、心臓の向きを変え、冠動脈の視野展開を行う器具をいう。本品は単回使用である。 |
冠動脈貫通用カテーテル |
冠動脈完全閉塞等の狭窄部にガイドワイヤの通過が困難な患者に対して経皮的冠動脈形成術を実施する場合、ガイドワイヤの通過部を確保するために使用するカテーテルをいう。 |
中心循環系マイクロカテーテル |
中心循環系内の血管を選択し、超選択的血管造影などの処置に用いる細径カテーテルをいう。先端部に透視下で位置確認ができるよう視認性向上の機能を備える。 |
光ファイバオキシメトリー用カテーテル |
血液の酸素飽和度を評価するため、血液に所定の波長の光を伝導し、チューブ先端で反射・散乱光を検出する光ファイバの束を内蔵する軟性チューブをいう。本品はオキシメータとともに用いる。 |
ヘパリン使用光ファイバオキシメトリー用カテーテル |
血液の酸素飽和度を評価するため、血液に所定の波長の光を伝導し、チューブ先端で反射・散乱光を検出する光ファイバの束を内蔵するヘパリン使用軟性チューブをいう。本品はオキシメータとともに用いる。 |
ヘパリン使用サーミスター付光ファイバオキシメトリー用カテーテル |
温度モニタリング用サーミスタと光ファイバの束(血液の酸素飽和度を評価するため、血液に所定の波長の光を伝導し、チューブ先端で反射・散乱光を検出する)を内蔵するヘパリン使用軟性チューブをいう。本品はオキシメータとともに用いる。 |
中心循環系閉塞術用血管内カテーテル |
中心循環系血管のブロックに用いる、拡張するバルーンが先端に付いた(取り外し式もある)柔軟なチューブをいう。 |
バルーン拡張式加熱型血管形成術用カテーテル |
冠動脈中の血管形成部位に熱エネルギーを供給するために設計された、膨張性バルーン付の柔軟な専用チューブをいう。 |
バルーンポンピング用カテーテル |
補助循環装置バルーンポンプ用のカテーテル、心臓の補助循環の時に動脈に留置して使用するバルーン付きカテーテルをいう。
心臓の拍動に同期して先端のバルーンを拡張収縮させて心臓の補助を行う。
急性心筋梗塞後の心原性ショック等の重症心不全や、ハイリスクな心臓カテーテル手術及び開胸手術前/中/後に使用される。
前者は救急的に、後者は計画的に使用されることが多い。本品は単回使用である。 |
アブレーション向け循環器用カテーテル |
心臓領域を外科的に除去するか部分的に変えるために設計された電動式の柔軟なチューブをいう。 |
オキシメトリー用バルーン付カテーテル |
右心又は肺動脈の酸素飽和度を光ファイバーで監視する、遠位端に膨張性バルーンが付いた柔軟なチューブをいう。 |
ヘパリン使用オキシメトリー用バルーン付カテーテル |
右心又は肺動脈の酸素飽和度を光ファイバーで監視する、遠位端に膨張性バルーンが付いた柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
高周波式加温型血管形成術用カテーテル |
血管中のアテローム硬化斑を蒸発または溶融させる目的で、チューブの遠位端を取り巻く金属製キャップ又はチューブの回りの金属製ベルトを加熱するために高周波エネルギーを用いる柔軟なチューブをいう。高周波エネルギーは、調整装置に連動する電気メスユニット等から伝えられる。 |
冠動脈向け注入用カテーテル |
冠脈管構造に医薬品(ヘパリン等)を局所注入するために設計された柔軟なチューブをいう。通常、二重内腔チューブからなり、一方の内腔から薬剤液を動脈に注入し血管壁を浸す間、他方の内腔はガイドワイヤの通路の役をする。更に、本器具は心臓血管系の血栓の溶解にも使用する。 |
酸素飽和度モニタ付サーモダイリューション用カテーテル |
肺動脈圧力及び混合静脈血酸素飽和濃度を計測する場合に肺動脈に浮動する拡張バルーンが遠位端に付いた柔軟なチューブをいう。 |
ヘパリン使用酸素飽和度モニタ付サーモダイリューション用カテーテル |
肺動脈圧力及び混合静脈血酸素飽和濃度を計測する場合に肺動脈に浮動する拡張バルーンが遠位端に付いた柔軟なヘパリン使用チューブをいう。 |
脳内灌流用カテーテル |
酸素を含む冷えた血液で逆行性に脳の灌流のために設計された可撓性のカテーテルをいう。そのカテーテルはいくつかの側孔のある2-ルーメン型で、先端にバルーンが付属している。カテーテルを側孔が静脈に位置するように経皮的に内頸静脈に挿入する。頸の鎖骨下部で応答能のある静脈弁の場合でも脳の灌流のために使われるカテーテルの先端部に位置するバルーンを拡張してドレナージ静脈(上大静脈と奇静脈)を塞ぐ。このカテーテルは胸部大動脈手術において超低体温循環停止法の間、脳保護のために使われる。 |
中枢神経用マルチルーメンカテーテル |
体内への液の注入又は排液に使用する2腔管(又は多腔管)の柔軟性のある中枢神経系用チューブをいう。 |
中心循環系マルチルーメンカテーテル |
体内への液の注入又は排液に使用する2腔管(又は多腔管)の柔軟性のある中心循環系用チューブをいう。 |
脳脊髄用カテーテル |
中枢神経系からの脳脊髄液の除去又は移動のために用いる柔軟なチューブをいう。 |
植込み型脳脊髄液リザーバ |
薬液等の注入や脳脊髄液を採取するために、脳脊髄液を貯留する器具をいう。カテーテルを接続して脳室、髄腔にアクセスする。 |
脳脊髄液用カテーテル |
脳脊髄液を排出するために使用する柔軟なチューブをいう。 |
水頭症治療用シャント |
水頭症における過剰な脳脊髄液を体内の他の吸収部位(心房又は腹腔)に誘導するために用いる器具をいう。 |
脳室向け脳神経外科用カテーテル |
脳脊髄液が充満した脳腔(脳室)にアクセスするために頭蓋及び脳を通って外科的に挿入する柔軟なチューブをいう。 |
植込み型脳室用カテーテル |
通常、植込み型薬液注入ポンプに接続して脳室内に薬液を投与するために永久的に配置するよう設計した半剛性又は剛性の管をいう。本品は単回使用である。 |
頭蓋内圧測定用トランスデューサ付カテーテル |
遠位端に小型の圧トランスデューサが内蔵された柔軟なチューブ又はカテーテルをいう。頭蓋内の圧力を正確に計測するために挿入される。脳脊髄液をドレナージできるものもある。頭蓋内に挿入すると、圧の変化に伴ってその物理的又は電気的特性が変化する。この変化が圧モニタに送信され、表示される。 |
脳脊髄用ドレーンチューブ |
頭蓋内の液量や圧力を調整する目的で、中枢神経から心血管系又は腹膜腔へ脳脊髄液を排出するために用いる管状の器具をいう。 |
脳用カテーテル |
脳に挿入して、液を排出することにより頭蓋内圧を低下させる半剛性の管をいう。本品は単回使用である。 |
開頭術用ドレナージキット |
手術後に脳から液を除去するために用いる滅菌済チューブ等の器具を集めたパッケージをいう。 |
脳室用ドレナージキット |
脳脊髄液の滅菌ドレーン及び計測を可能にするために、頭蓋内脳室用カテーテルに取り付け可能な外部設置チューブを含む器具を集めたキットをいう。 |
水頭症シャント用脳脊髄液過剰流出防止補助弁 |
水頭症治療用のシャントと共に用いる器具で、姿勢変化等による脳脊髄液の過剰流出を防止する補助弁をいう。 |
水頭症シャント用コネクタ |
水頭症シャントを使用する時に、接続を安定させるために用いる埋め込み式の器具をいう。 |
水頭症シャント用ホルダ |
水頭症シャントを安定化(固定)させるために用いる埋め込み式の用具をいう。 |
腹腔静脈シャント |
外科的に皮下に植え込むプラスチック製のチューブをいう。腹膜腔から上大静脈に腹水を持続的に排出するために用いる。 |
腹腔静脈シャント用静脈側交換カテーテル |
植え込み腹水シャントの静脈側カテーテルが閉塞した場合に交換するシリコーンゴムからなるチューブをいう。 |
腹腔静脈シャントバルブキット |
経皮的に腹腔内の過剰な腹水を大静脈に戻すことができるバルブ付きのプラスチック製又はシリコーンゴム製チューブ、ピールアウェイシースイントロデューサセット及び皮下導通用トンネラーから成るキットをいう。 |
下大静脈フィルタ |
肺塞栓症(肺動脈塞栓等)を防止するため、下大静脈内に留置して血栓などの塞栓子を捕獲するために使用するフィルタをいう。 |
髄腔内カテーテル |
通常、植込み型薬液注入ポンプに接続して髄腔内に薬液を投与するために永久的に配置するよう設計した半剛性又は剛性の管をいう。本品は単回使用である。 |
脊髄空洞症用シャントチューブ |
脊髄内腔(中心管)に貯留した脳脊髄液をクモ膜下腔に誘導するために用いるシャントチューブをいう。 |
プログラム式植込み型輸液ポンプ |
麻薬、短時間作用型麻酔薬、インスリン、抗腫瘍薬等の投与用に植込まれる装置をいう。投与量は薬物濃度又は体外プログラミング装置からの高周波(RF)信号によって制御される。ポンプのカテーテルは、脊柱管の硬膜上腔、髄腔内又は血管内に挿入する。 |
長期的使用注入用植込みポート |
長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、患者に植え込む金属製又は非金属製の器具をいう。ハウジング、セルフシールセプタム及びカテーテル接続部から成る。様々な解剖学的位置に植え込むことができる。 |
ヘパリン使用長期的使用注入用植込みポート |
長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、患者に植え込む金属製又は非金属製のヘパリン使用器具をいう。ハウジング、セルフシールセプタム、カテーテル接続部及びヘパリン使用カテーテルから成る。様々な解剖学的位置に植え込むことができる。 |
体内植込み用カテーテル |
短期又は長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、金属製又は非金属製のポートに接続し、患者に植え込むカテーテルをいう。 |
ヘパリン使用体内植込み用カテーテル |
短期又は長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、金属製又は非金属製のポートに接続し、患者に植え込むヘパリン使用カテーテルをいう。 |
ウロキナーゼ使用体内植込み用カテーテル |
短期又は長期的使用を目的として、脈管系又は他の解剖学的領域に液体又は薬剤を送達するために、金属製又は非金属製のポートに接続し、患者に植え込むウロキナーゼ使用カテーテルをいう。 |
吸収性縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いる、細い糸又はひも状の吸収性材料(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
腸線縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いる、反芻動物から調整した吸収性材料の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグリコール酸縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグリコール酸製の糸(帯状・管状の糸及びひもを含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリジオキサノン縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリジオキサノン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグリコネート縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグリコネート製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグラクチン縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグラクチン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグリカプロン縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグリカプロン製の糸(帯状・管状の糸及び紐も含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリグリコマー縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリグリコマ製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
合成吸収性縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いる細い糸又はひも状の吸収性材料(帯状・管状の糸及び紐を含む、生体由来を除く)をいう。針等の付属品を含む。 |
ポリエチレン・ポリジオキサノン縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるポリエチレン・ポリジオキサノン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
コラーゲン縫合糸 |
組織の縫合・結紮及び医療機器と組織の固定に用いるコラーゲン製の糸(帯状・管状の糸及び紐を含む)をいう。針等の付属品を含む。 |
体内用サージカルテープ |
器官又は他の内部構造を維持するために用いる滅菌済の粘着性材料をいう。本材は生物分解性であるため、時間の経過と共に体内で自然に分解する。 |
ブラキセラピー線源用スペーサ |
治療用放射線源を、目的の間隔に並べる目的で使用するスペーサをいう。材質は縫合糸と同等である。 |
吸収性消化器用吻合連結器 |
結合する部分のそれぞれの端に2つの輪状コンポーネントを挿入し、この継手によって消化器の余剰組織を結合・横断するために用いる器具をいう。本品は吸収性材料製である。内視鏡用にも使用される。 |
吸収性血管用吻合連結器 |
結合する部分のそれぞれの端に2つの輪状コンポーネントを挿入し、この継手によって血管組織を結合するために用いる器具をいう。本品は吸収性材料製である。 |
大静脈クリップ |
大静脈を部分的に閉塞して血流を停止させることなく血栓子の通過を防止するために用いる植込み型血管外器具をいう。 |
脳動脈瘤手術用クリップ |
血管等の解剖学的部位を通じて血流を停止させるために用いる器具をいう。動脈瘤クリッピング施行時に、脳動脈瘤頸部又は周囲血管をクリッピングするために使用するクリップである。 |
脳動静脈奇形手術用クリップ |
脳動静脈奇形又は脳腫瘍摘出術において、脳動静脈の血管遮断を目的に使用するクリップ(ホッチキスの針状のものを含む。)をいう。 |
脳血流遮断用クリップ |
脳血管吻合術を実施する際に、一時的な周囲血管の血流遮断を目的に使用するクリップをいう。 |
脳動脈損傷修復用シート |
脳腫瘍の剥離等で腫瘍動脈が穿孔した場合、脳動脈瘤クリップと併用して損傷血管を包んで止血するシートをいう。 |
吸収性縫合用クリップ |
切開後に創傷又は他の組織の端を寄せ集めたり、出血を抑制する等の目的に用いる器具をいう。本品は吸収性であるため除去する必要はない。 |
吸収性体内用結さつクリップ |
吸収性の植込み型器具で、導管又は血管などの体内組織に適用し、この組織からのリークを防いだり、止めたりするものをいう。カートリッジに装填されることがある。カートリッジやアプライヤには、組織の切断のためにナイフが内蔵されているものもある。アプライヤにセットされた状態で供給される場合もある。 |
体内用動脈瘤クリップ |
金属製の植込み型器具をいう。動脈、静脈又は心臓に適用し、動脈瘤と残る血管とを分離する。 |
吸収性体内固定用組織ステープル |
組織の固定または組織と器具の固定を目的としたU型またはらせん型等の吸収性器具をいう。本器具は手術用ステープラと共に縫合・吻合等に用いる場合もある。ステープルは通常、ポリマ製であり、カートリッジに装填されることもある。 |
吸収性縫合糸セット |
組織や血管の縫合・結紮に用いる各種の器具等を組み合わせたセットをいう。通常、吸収性縫合糸を含み、必要に応じてその他の器具(非吸収性縫合糸、縫合針、不織布、自動縫合器、鉗子、クリップ等)から構成される。 |
手術用吸収性メッシュ |
損傷又は変性疾患後に軟組織又は硬組織を被覆、支持するために用いる吸収性器具をいう。ポリグリコール酸等の生分解性物質を原材料とする場合、短期インプラントとして用いることができる。 |
吸収性人工靱帯 |
欠損又は損傷した靱帯構造の機能回復のために置換又は修復を目的とした植込み型器具をいう。本品は吸収性材料製である。 |
吸収性バンド型胃形成術用補綴材 |
再建・機能のために胃の一部に植え込む吸収性の器具をいう。本品は特定の位置に植え込むパーツからなる。 |
吸収性ヘルニア・胸壁・腹壁用補綴材 |
脆弱化や欠損した胸壁、腹壁又はヘルニアの修復に用いる吸収性の器具をいう。非吸収性材料が含まれる場合もある。 |
吸収性組織補強材 |
臓器・組織の欠損部、脆弱部、縫合部を補強するために用いる吸収性の材料をいう。自動縫合器と併用される場合もある。ポリグリコール酸、グリコール酸-乳酸ポリエステル等の生分解性物質からなる。 |
吸収性局所止血材 |
止血のために、外科切開口、皮膚創傷又は内部構造に適用する、身体に吸収される素材からなる器具をいう。 |
コラーゲン使用吸収性局所止血材 |
止血のために、外科切開口、皮膚創傷又は内部構造に適用する、身体に吸収される素材からなるコラーゲン使用器具をいう。 |
ゼラチン使用吸収性局所止血材 |
止血のために、外科切開口、皮膚創傷又は内部構造に適用する、身体に吸収される素材からなるゼラチン使用器具をいう。接着効果があるものもある。 |
アルブミン使用接着剤 |
1つの組織の表面を他の組織表面又は材料に固着させるために用いる汎用のアルブミン含有試薬をいう。 |
動脈瘤形成術用組織接着剤 |
嚢を接着・閉鎖する方法で動脈瘤を修復するために用いる膠又は樹脂等の物質をいう。 |
軟組織接合用接着剤 |
傷の治癒を促進させるために傷口の接着に用いる生体適合性の接着剤をいい、アクリル酸塩又は他の合成物質より成る。 |
コラーゲン使用軟組織接合用接着剤 |
傷の治癒を促進させるために傷口の接着に用いる生体適合性のコラーゲン使用接着剤をいい、アクリル酸塩又は他の合成物質より成る。 |
中枢神経用カフ |
中枢神経を包み込み、この神経の修復を促進するために用いるシリコンゴム製のシース等の器具で、瘢痕組織の上皮増殖防止のほか、腫瘍形成を予防するために神経端を覆う等の目的で用いる。 |
癒着防止吸収性バリア |
外科的に埋め込む生体吸収性の器具をいう。臓器や体内部位が他の体内部位に対して異常な線維性の癒着をしないよう予防するために用いる。 |
中心循環系血管用カフ |
中心循環系血管を覆い、更なる損傷を防ぐために静脈瘤等の治療に用いるシース型の器具をいう。通常、高分子材料製である。 |
吸収性歯周組織再生用材料 |
歯周組織の再生を図る目的で、被覆、塗布、充填等によって口腔内の患部に適用される吸収性材料をいう。医薬品を含有することがある。 |
吸収性骨再生用材料 |
骨組織の再生を図る目的で、被覆、塗布、充填等によって患部に適用される吸収性材料をいう。生物学的効果を意図したり、医薬品を含有したり、生物由来原材料を使用したりすることがある。 |
歯科用コラーゲン使用骨再生材料 |
骨組織の再生を図る目的で被覆、塗布、充填等によって口腔内の患部に適用される材料で、コラーゲンを含有するものをいう。 |
ブタ歯胚組織使用歯周組織再生用材料 |
歯周組織の再生を図る目的で被覆、塗布、充填等によって口腔内の患部に適用される材料で、ブタ歯胚組織由来成分を含有するものをいう。 |
コラーゲン使用軟組織注入材 |
軟組織の増量を目的とする注入用コラーゲンをいう。(部分的に吸収される場合もある。) |
ヒアルロン酸使用軟組織注入材 |
軟組織の増量を目的とする注入用ヒアルロン酸をいう。(部分的に吸収される場合もある。) |
単回使用クラスW処置キット |
一般的な処置を行うために必要なクラスWが最も高い各種器具、被覆保護材及び医薬品の全てを含む、プレパッケージされたキットをいう。本品は単回使用である。 |
ヒト他家移植組織 |
同種であるが遺伝型の異なる個体間の組織又は臓器のグラフトをいう。植え込む前に処理を行うものがあり、滅菌するものもあれば滅菌しないものもある。 |
ヒト自家移植組織 |
被移植生物の体内又は身体の別の部位の組織由来のグラフトをいう。 |
機械式人工心臓弁 |
心臓弁の置換に用いる人工心臓弁(機械弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、ボール弁、傾斜ディスク弁(一葉弁)、傾斜ディスク弁(二葉弁)等がある。本品は、シリコーンゴム、Stellite?、テフロン?、ポリプロピレン又はダクロン?等の様々な材料で構成される。 |
人工血管付機械式人工心臓弁 |
自己心臓弁の置換(再置換を含む)に用いる人工心臓弁(機械弁)と人工材料で作られ、静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換を目的とした人工血管を組み合わせた器具をいう。人工弁は、通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用いる傾斜ディスク弁(一葉便)又は傾斜ディスク弁(二葉弁)。本品は、シリコーンゴム、Stellite?, テフロン?, ポリプロピレン又はダクロン?等のさまざまな材料で構成される。 |
ウシ心のう膜弁 |
心臓弁の置換に用いる人工心臓弁(ウシ心のう膜弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、主にウシ心のう膜の材料で構成される。 |
ブタ心臓弁 |
心臓弁の置換に用いる人工心臓弁(豚心臓弁)をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用い、主に豚弁の材料で構成される。 |
人工血管付ブタ心臓弁 |
自己心臓弁の置換(再置換を含む)に用いる人工心臓弁(ブタ心臓弁)とブタ大動脈又は人工血管を組み合わせた器具をいう。通常、後天性又は先天性弁膜症の治療に用いる。 |
弁形成リング |
弁膜閉鎖不全の再建治療のために僧帽弁又は三尖弁の周囲に植え込む硬性又は軟性の器具をいう(弁リング)。 |
植込み型心臓ペースメーカ |
皮下の外科的に作製したポケットに植込むパルスジェネレータと、心臓内または心臓上に留置する電極と接続するペースメーカをいう。植込み型ペーシングシステムは、密封パルスジェネレータから構成される。パルスジェネレータは電池と電気パルス発生回路を内蔵しており、心臓活動を感知する追加の回路を備えたものもある。永久ペースメーカ、ペーサ、植込み型パルスジェネレータともいう。 |
心筋形成術電気刺激装置 |
心拍出量を増大させるための筋形成術中に心室を包囲する骨格筋(広背筋等)を刺激する刺激装置をいう。本刺激装置は心臓ペースメーカ特性と神経筋刺激特性をあわせもつ植込み型パルスジェネレータから構成される。ペースメーカ電極は心筋に設置し、筋電極は包囲する筋肉を心筋と同時に刺激する。心拍数が設定値を下回った場合に心臓ペーシングを行うといったいくつかのペーシング機能をもつものが多い。筋形成術心臓刺激装置は、通常、虚血または拡張型心筋症患者に用いる。 |
植込み型両心室同期ペースメーカ |
左右それぞれの心室を電気的に刺激する機能をもつ心臓再同期治療用の植込み型ペースメーカをいう。パルスジェネレータは、シールドケースに密封され、電池と電気パルス発生回路を内蔵しており、心臓活動を感知する回路を備えたものもある。 |
心外膜植込み型ペースメーカリード |
非導電材料で絶縁されたリード(先端の電極部分を除く)で心外膜に留置するものをいう。 |
心内膜植込み型ペースメーカリード |
非導電材料で絶縁されたリード(先端の電極部分を除く)で静脈経由で心腔に留置するものをいう。心内膜壁に接触させて留置し、ペースメーカから心筋へのペーシングパルスを伝達する。さらに、心臓の電気的反応をペースメーカに伝える働きもある。 |
経食道ペースメーカリード |
導体として用いる非導電性材料で絶縁された柔軟なリードをいう。一端は体外型ペースメーカに接続し、もう一端は食道を経由して配置し、心臓ペーシングを制御する。 |
植込み型ペースメーカアダプタ |
植込み型ペースメーカリードのコネクタをペースメーカに接続するために用いる器具をいう(通常、リードが特定のペースメーカシステムとの接続用に設計されていない場合に用いる)。アダプタ(アクセサリーを含む)はペメースメーカシステムに沿って植え込まれる。 |
植込み型除細動器・ペースメーカリード |
心臓から植込み機器への信号、及び除細動器・ペースメーカから心臓への治療電流を伝達するため、植込み型除細動器・ペースメーカと心臓とを接続する柔軟な絶縁導体をいう。 |
心臓内用電極 |
主として心臓伝導障害の診断のために心筋に設置する導体をいう。 |
体外式ペースメーカ用心臓電極 |
心臓手術中又は手術後に心臓内に留置する電極をいう。体外式ペースメーカに接続して一時的にペーシングを行う。 |
ヘパリン使用体外式ペースメーカ用心臓電極 |
心臓手術中又は手術後に心臓内に留置するヘパリン使用電極をいう。体外式ペースメーカに接続して一時的にペーシングを行う。 |
コラーゲン使用心筋パッチ |
心中隔欠損又は心筋組織損傷の閉鎖及び修復に用いるコラーゲン使用器具をいう。通常、ポリテトラフルオロエチレン又はポリエステルなどの合成物質から作られるが、動物由来(コラーゲンを含む)のものもある。 |
中心循環系人工血管 |
人工材料で作られ、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いる器具をいう。 |
中心循環系心血管用パッチ |
脆弱な脈管帯の強化のために、又は術中に作製した中心循環系動脈開口部の閉鎖のために用いる植込み型血管外器具をいう。通常、ポリエステル又はポリテトラフルオロエチレン製である。 |
コラーゲン使用心血管用パッチ |
脆弱な脈管帯の強化のために、又は術中に作製した中心循環系動脈開口部の閉鎖のために用いるコラーゲン使用植込み型血管外器具をいう。通常、ポリエステル又はポリテトラフルオロエチレン製である。 |
ゼラチン使用人工血管 |
人工材料で作られ、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるゼラチン使用器具をいう。 |
コラーゲン使用人工血管 |
処理済みの生物学的組織を原材料とし、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるコラーゲン使用器具をいう。 |
アルブミン使用人工血管 |
人工材料で作られ、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるアルブミン使用器具をいう。 |
ヘパリン使用人工血管 |
処理済みの生物学的組織を原材料とし、中心循環系静脈、動脈などの血管の一部の修復又は置換のために用いるヘパリン使用器具をいう。 |
肺動脈用シャント |
狭窄した肺動脈のバイパスに用いる小型の血管グラフトをいう。 |
大動脈用ステントグラフト |
血管の内側に留まる支持構造器具(ステント)の内側、外側、又は両側面もしくは複数のステント間に人工材料を被覆した器具をいう。胸部大動脈及び腹部大動脈内に挿入し、その開存性を維持するために用いる。ステントグラフトはカテーテル等を介して挿入され、拡張される。ステントグラフトの留置によって血管の穿孔部分を閉鎖したり、動脈瘤の治療にも使用される。カテーテル等を抜去すると、ステントグラフトは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ニチノ-ル、ポリマー又は他の物質を原材料とし、チューブ状のもの又は分岐状のものもある。 |
冠動脈用ステントグラフト |
血管の内側に留まる支持構造器具(ステント)の内側、外側、両側面もしくは複数のステント間に人工材料を被覆した器具をいう。冠血管内に挿入し、その開存性を維持するために用いる。ステントグラフトはカテーテル等を介して挿入され、拡張される。ステントグラフトの留置によって血管の穿孔部分を閉鎖したり、動脈瘤の治療にも使用される。カテーテル等を抜去すると、ステントグラフトは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ニチノ-ル、ポリマー又は他の物質を原材料とし、チューブ状のもの又は分岐状のものもある。 |
合成心筋パッチ |
心中隔欠損又は心筋組織損傷の閉鎖及び修復に用いる器具をいう。ポリテトラフルオロエチレン又はポリエステルからなる。 |
ウマ心膜パッチ |
心中隔欠損又は心筋組織損傷の閉鎖及び修復に用いる器具をいう。ウマ心のう膜からなる。 |
腸骨動脈用ステント |
症候性アテローム性動脈硬化性疾患患者の総腸骨動脈又は外腸骨動脈に植え込み、血管径を改善することを目的とした拡張式のチューブ状器具をいう。 |
心血管用ステント |
拡張して心血管の内側に留まる支持構造で、心血管の開存性を維持するステントをいう。例えば、ステントはカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張、又は自己拡張により、ステントは拡張して血管を支持する。カテーテルを抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。金属、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のもの、チューブ型の足場構造のもの又はチューブ型でY字等の分岐状のものがある。 |
冠動脈ステント |
拡張して冠血管の内側に留まる支持構造で、その開存性を維持するために用いるステントをいう。例えば、ステントはカテーテルによって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルの膨張、又は自己拡張により、ステントは拡張して血管を支持する。カテーテルを抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。金属、ポリマー又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
脳動脈ステント |
拡張して脳動脈の内側に留まる支持構造で、その開存性を維持するために用いるステントをいう。例えば、ステントはバルーンカテーテルの拡張によって閉塞部に送達することができる。バルーンカテーテルを膨張させ、ステントを拡張して血管を支持する。バルーンカテーテルを収縮させて抜去すると、ステントは永久インプラントとしてその位置に留まる。ステンレス、ポリマ又は他の物質を原材料とする。一定の長さの連続チューブ状のものもあれば、チューブ型の足場構造のものもある。 |
吸収性体内固定用ボルト |
牽引装置など類似の装置に安全性を付与するために、骨に挿入する吸収性器具をいう。ナットで固定し、ワッシャーを備えたものもある。 |
吸収性体内固定用ネジ |
骨固定用の器具で、プレート又は釘を骨に取り付けるか、軟部組織を骨に固定するか、又は骨片を安定化させる吸収性のものをいう。本品は整形外科及び顎顔面手術等で使用する。皮質骨ネジ、海綿骨ネジ、踝骨ネジ、舟状骨ネジ、部分的にネジ山のあるもの、全体的にネジ山のあるもの等多くの種類がある。ラグネジは骨折片全体を圧縮させるために特別な方法で使用するものをいう。 |
吸収性体内固定用ステープル |
整形外科的骨折又は下顎骨骨折等の固定・修復のために、骨折した骨に植え込むU型等の吸収性器具をいう。靭帯・腱等の構造を骨に止め、固定させるために用いる場合もある。 |
吸収性体内固定用ナット |
骨ネジ又は骨ボルト等の骨固定器具とともに用い、固定力を向上させることを目的とする吸収性器具をいう。骨孔がネジ径より大きい場合に用いることもある。 |
吸収性体内固定用ピン |
内外固定や牽引装置を支持したり、軟部組織や靭帯を骨に固定するか、又は骨片を安定化させるために用いる吸収性器具をいう。 |
吸収性体内固定用ボタン |
関節再建術時等の固定材として使用するボタン形状を有する吸収性器具をいう。 |
吸収性人工椎体 |
外傷、変形又は変性疾患により1つ又は複数の椎体又は脊椎を欠損した場合に、このうちの1つ又は複数を置換又は修復する器具をいう。吸収性材料製である。 |
吸収性体内固定用プレート |
骨奇形や骨折治療時に骨折間隙を埋め、骨折部位を応力から保護するため、骨折片にネジで取り付ける吸収性植込み型固定器具をいう。病的に骨折した骨の骨延長術、及び頭蓋、顎顔面手術時の補強、又は固定術が必要な関節の融合に用いる場合もある。 |
吸収性体内固定用タック |
骨固定用の器具で、骨折治療時等に使用されるプレート等を固定するために用いる吸収性の器具をいう。 |
吸収性体内埋植用シート |
骨欠損部等の被覆又は支持に用いる吸収性の器具をいう。複数の穴を有するものもある。 |
吸収性体内固定システム |
ケース及び複数のトレイからなる吸収性器具をいう。多くのインプラント及び専用手術器具を含む。このシステムは骨折手術、脊椎手術、矯正手術又は靭帯再建術等、特定の手術用に設計されている。このシステムを維持するため、インプラントを使用した場合は補充する。 |
吸収性体内固定用ワイヤ |
骨固定に用いる吸収性植込み型器具をいう。例えば、骨固定を補助する締結ワイヤとして、肘頭、脛骨結節又は大転子等を再接合するための8字ループとして、骨ネジ及び骨プレート固定の補強として、足指又は手指を補強(関節固定)するためのキルシュナー鋼線として、様々な用途で用いる。素材は展性があり、長くしたり、コイル状にしたりするものもあれば、硬直・剛性のものもある。 |
吸収性靱帯固定具 |
靭帯、腱又は人工靭帯の片端又は両端を骨に結合するために用いる吸収性植込み型器具をいう。 |
吸収性体内固定用ワッシャ |
固定力の向上又は軟部組織の損傷防止のために、骨ネジ又は骨ボルト等の骨固定器具と共に用いる吸収性器具をいう。 |
吸収性脊椎内固定器具 |
ロッド・プレート・フック・スクリュー(椎弓根スクリューを含む)・コネクタ・ワイヤ・ケーブル等からなる器具をいう。脊椎の固定、支持又はアライメント補正に用いる。通常、金属製、ポリマー製又は他の材料製であり、吸収性の材料を含んでいる。骨折固定、変性又は先天性異常に用いる場合もある。 |
吸収性脊椎ケージ |
椎間板又は脊椎の一部の代わりに脊柱構造の高さを置換、矯正又は修復するために用いる器具をいう。通常、吸収性材料を原材料とする。 |
吸収性骨固定バンド |
骨と軟部組織の締結・縫合、骨とインプラントの固定、骨と骨の固定などに用いる吸収性のワイヤ、ケーブル、バンド等をいう。通常、高分子材料製である。 |
吸収性体内固定用ケーブル |
骨固定に用いる吸収性ケーブル(撚り線構造)をいう。体内固定器具として使用する。肘頭、膝蓋骨、足関節内果又は大転子等の骨折又は骨切り部を再結合したり、脊椎を固定したりするために、原則として締結器を用いて締結するものである。ケーブルと併用するインプラント等も含む。素材は、通常、高分子材料製である。 |
ヒト骨移植片 |
形成術又は再建術時に補強するか骨形成又は機械的支持を得るために提供者から被移植者に移植する骨をいう。同一患者の別の部位由来のものもあれば、他の患者由来の処理を施したものもある。 |
コラーゲン使用人工骨 |
外傷、骨粗鬆症又は病的状態により欠損した骨を置換するために体内に挿入又は移植するコラーゲン使用材料をいう。 |
吸収性人工腱 |
欠損又は損傷した腱の機能を回復するために置換又は修復することを目的とした植込み型器具をいう。本品は吸収性材料製である。 |
吸収性骨スペーサ |
埋入された人工関節等と骨との間の骨セメント(例えば、ポリメチルメタクリレート (PMMA))の厚さを確保するために用いる吸収性器具をいう。 |
吸収性骨プラグ |
骨セメントの通路を限定するために、髄腔を密封する閉塞物として用いる吸収性器具をいう(セメントリストリクタとして使用)。吸収性材料を原料とする。 |
吸収性腱鞘スペーサ |
組織を分離し、物理的接触を回避するために用いる吸収性器具をいう。これにより、腱を隣接組織に癒着させずに遊離の状態にする。 |
医薬品組合せ橈骨頭用補綴材 |
近位橈骨(橈骨小頭)の全置換又は部分置換のために用いる器具をいう。骨セメント固定式のもの又は骨セメントレスのものがある。通常、金属、セラミック、カーボン、ポリマ又はこれらの物質の組合せを原材料とする。部分的に吸収される場合もある。本品は医薬品も含有する。 |
強膜バックリング用器具 |
強膜に挿入する吸収性の器具で、網膜復位を補助するために用いるものをいう。 |
植込み型迷走神経刺激電極及びリード |
電極部分を除き、非導電材料で絶縁されたリードで、神経組織に植え込むものをいう。刺激装置と迷走神経との間に電気接続を確立するために用いる。 |
植込み型心筋補助用刺激電極及びリード |
電極部分を除き、非導電材料で絶縁されたリードで、心臓に取り付けるものをいう。心臓のポンプ機能を補助するため、刺激装置と心筋との間に電気接続を確立するために用いる。 |
人工皮膚 |
修復、再建又は治療の目的で皮膚欠損の治療に用いるグラフトをいう。 |
コラーゲン使用人工皮膚 |
修復、再建又は治療の目的で皮膚欠損の治療に用いるコラーゲン使用グラフトをいう。 |
心臓内パッチ |
心臓の損傷膜の補強又は修復に用いる合成材料製の器具をいう。プレジェットとして用いる場合もある。 |
人工耳・鼻・喉用吸収性補綴材 |
耳鼻咽喉(ENT)の外科手術で、軟部組織の置換又は修復に用いる吸収性器具をいう。コラーゲン又は天然吸収性ゼラチン物質等を原材料とするものもある。 |
体内用吸収性合成・炭素繊維補綴材 |
炭素繊維で補強したポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から成り、吸収性インプラント用複合材料を作製するためのものをいう。美容外科で顎、鼻又は眼周囲の骨及び組織の形状の修復に用いることができる。これまで人工移植器具のコーティーングに用いられてきた。この材料で製造した器具はProplasと呼ばれていたが(Charles Homseyが発明)、現在では外科手術に用いることは稀である。 |
髄膜用補綴材 |
髄膜の修復に用いる生物学的器具又は人工器具をいう。 |
人工髄鞘 |
神経鞘が機能するように置換又は修復するために用いる器具をいう。 |
乳頭用補綴材 |
手術により欠損又は切除した天然乳頭を置換又は修復する器具をいう。本品は「外」表面を有するが、組織に包埋し結合させるためインプラントであると考えられる。 |
医薬品投与用植込み型避妊具 |
ゴム製の小型中空ロッド等の器具をいう。レボノルゲストレルのような避妊ホルモン等の避妊薬を充填し、上腕の皮下に埋め込み避妊薬を定常的に全身に放出することを目的としている。 |
ヒト硬膜移植片 |
死体硬膜を原材料とする同種移植片をいう。通常、処理及び滅菌を行い、被移植者の硬膜再建又は置換に用いる。硬膜は脊髄の完全性を維持するために不可欠であることから、本品はその完全性を獲得するために用いる場合に有用である。脊髄は損傷又は過度の圧迫から常に保護されていることが重要である。 |
人工心膜用補綴材 |
心膜欠損部の補填のために、シート材料(心臓及び大血管根部を包む円錐形の二重膜線維漿膜性サック)や塞栓形成インプラントを心膜欠損部に導入する組み合わせ機器をいう。シート材料や塞栓形成インプラントは生物学的材料又は人工材料製である。
シート材料や塞栓形成インプラント、挿入器などからなり、手術に必要な他の用品が含まれるキットの場合もある。 |
人工乳房 |
乳房再建又は豊胸のために用いる植込み型器具をいう。無菌液で膨張させる。 |
ゲル充填人工乳房 |
乳房再建又は豊胸のために用いる植込み型器具をいう。シェルにはシリコンゲルを予め充填したもの、一部充填したもの又は術中に充填するものがある。 |
異種移植片グラフト |
異種動物間(ヒトを含む)で移植する組織のグラフトをいう。 |
ヒト合成人工硬膜 |
解放性頭部外傷や外傷性髄液瘻に続発して硬膜の欠損が生じた場合、あるいは開頭手術で硬膜の一部を切除する必要が生じた場合、硬膜補填もしくは硬膜代用のために使用する人工膜をいう。吸収性と非吸収性とがある。非吸収性膜は、脳表面と硬膜との癒着防止を目的として使用されることもある。 |
合成人工硬膜 |
解放性頭部外傷や外傷性髄液瘻に続発して硬膜の欠損が生じた場合、あるいは開頭手術で硬膜の一部を切除する必要の生じた場合の硬膜補填もしくは硬膜代用する人工膜をいう。吸収性と非吸収性とがある。非吸収性膜は脳表面と硬膜との癒着防止を目的としても使用されることもある。 |
除細動機能付植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ |
左右それぞれの心室を電気的に刺激する機能をもつ、主目的が心不全治療用の植込み型パルスジェネレータをいう。シールドケースに密封され、電池と電気パルス発生回路を内蔵しており、心臓活動を感知する回路も備えている。頻拍が検出された場合には必要に応じて適切な除細動パルスを心筋に供給して、心拍数を正常まで低下させ、徐脈が検出された場合にはペースメーカパルスを供給して心拍数を正常まで上昇させる機器をいう。 |
除細動機能なし植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ |
左右それぞれの心室を電気的に刺激する機能をもつ、主目的が心不全治療用の植込み型パルスジェネレータをいう。シールドケースに密封され、電池と電気パルス発生回路を内蔵しており、心臓活動を感知する回路も備えている。徐脈が検出された場合にはペースメーカパルスを供給して心拍数を正常まで上昇させる機器をいう。 |
補助循環装置用遠心ポンプ |
心不全時の血液循環の維持に用いる特製の遠心ポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行う。人工補助への依存は、正常な心機能が損なわれているためである。本品は開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために用いる。 |
ヘパリン使用補助循環装置用遠心ポンプ |
心不全時の血液循環の維持に用いる特製のヘパリン使用遠心ポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行う。人工補助への依存は、正常な心機能が損なわれているためである。本品は開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために用いる。 |
補助循環装置用スパイラルポンプ |
心不全時の血液循環の維持のため左心室に設置する特製のスパイラルポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行う。人工補助への依存は、正常な心機能が損なわれているためである(通常、開胸心手術後)。 |
補助循環装置用手動クランクポンプ |
主電源の停止時に電気作動ポンプの代用とするため、有資格者又は術者が手動で回転させる遠心力ポンプをいう。心機能の維持を人工補助に依存している患者の循環補助(心不全時の血液循環の補助)を行うために用いる特製のポンプである。 |
単回使用遠心ポンプ |
開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために遠心力を利用して血液を送るポンプをいう。本品は単回使用である。専用の駆動装置と共に用いる。 |
ヘパリン使用単回使用遠心ポンプ |
開心術時及び術後に短期間心臓の機能回復を補助するために遠心力を利用して血液を送るヘパリン使用ポンプである。本品は単回使用である。専用の駆動装置と共に用いる。 |
体外設置式補助人工心臓ポンプ |
体外設置式の補助人工心臓ポンプをいう。 |
血管内膜型人工肺 |
膜型人工肺の1種で、長時間にわたり体内でのガス交換を支援するよう設計されたものをいう。 |
補助人工心臓駆動装置 |
重症心不全患者に循環補助を行うため、体外設置型拍動流補助人工心臓血液ポンプを駆動・制御する体外設置型装置をいう。 |
単回使用体外設置式補助人工心臓ポンプ |
体外設置式の補助人工心臓ポンプをいう。本品は単回使用である。 |
自動植込み型除細動器 |
心電図(ECG)を監視するために体内に植込み、頻拍が検出された場合に、心筋に除細動パルスを供給して心拍数を正常に低下させる機器をいう。 |
デュアルチャンバ自動植込み型除細動器 |
心電図(ECG)を監視するために体内に植込み、頻拍が検出された場合には、心筋に除細動パルスを供給して心拍数を正常まで低下させ、徐脈が検出された場合にはペースメーカパルスを供給して心拍数を正常まで上昇させる機器をいう。 |
細動誘発器 |
弱い電気ショックを与えることにより細動を誘発するために用いる装置をいう。心臓表面に装着した電極からMF正弦波を適用し、心室細動を引き起こす。開胸心手術時に正常体温(37℃)で心臓の手術を実施したり、又は不整脈の治療のために用いる。 |
体内用除細動電極 |
正常な心拍の回復のため、除細動器から患者に制御された電気ショックを伝達するために用いる導体をいう。除細動器に接続する電極を備えたケーブルセットである。露出させた心筋に体内用電極(スプーン又は小型パドル)を直接用いるもの(通常、開胸心手術時)である。 |
人工膵臓 |
糖尿病治療のため、自動的にインシュリンを注入して血糖値を調節する機器をいう。 |
植込み型補助人工心臓システム |
循環血流量維持のため、左心室または右心室を補助する完全な心室バイパスシステムをいう。本品は体内に植え込まれる。通常、心臓移植の待機中に心臓機能の衰弱等のために循環補助が必要な患者に用いる。埋め込み型人工心臓、体外電源供給装置等から構成される。患者は臓器移植手術が可能となる時まで本品を装着して帰宅することも可能である。 |
植込み型補助人工心臓ポンプ |
循環血流量維持のため、左心室または右心室を補助する人工心臓ポンプ型の植込み型装置をいう。通常、心臓移植の待機中に心臓機能の衰弱等のために循環補助が必要な患者に用いる。本品は体外電源供給装置からエネルギーが供給される。 |
植込み型補助人工心臓用電源供給ユニット |
人工心臓ポンプ装置に電源を供給する機器で、適切な循環血流量の維持を補助するため、エネルギー源とともに全身的または局所的に植え込むものをいう。 |
血圧頸動脈洞枝電気刺激装置 |
動脈血圧を低下させるため頸動脈洞枝(へーリング神経)を刺激する末梢神経電気刺激装置をいう。本刺激装置は、通常、完全植込み型であり、高血圧のコントロールに用いる。 |
発作防止用脳電気刺激装置 |
刺激装置の1種で、発作を予防又は緩和するため患者の脳の特定の領域(大脳、小脳等)を刺激するものをいう。受動電子回路(通常、高周波で信号又はエネルギーが体外から誘導結合される)に接続された植込み型リード・電極システム又は全身埋め込み型の自己完結刺激装置(独自のエネルギー源を有し、刺激の活性化又は変更設定を除き外部装置に固有依存がない)のいずれかである。てんかん又は痙攣性障害及び運動障害の治療に用いる(脳性まひ等)。 |
昏睡覚醒用迷走神経電気刺激装置 |
植物状態(重度昏睡等)からの覚醒のため、患者を刺激すること目的として迷走神経を断続的に刺激する電気神経刺激装置をいう。本刺激装置は、パルスジェネレータと、皮下に配置し左迷走神経周囲に植え込まれた電極と接続するリードワイヤから構成される。 |
精神療法用迷走神経電気刺激装置 |
精神療法中に迷走神経の特定の領域を刺激する電気脳刺激装置をいう。本刺激装置は、通常、体外型パルスジェネレータと電極から構成される。 |
植込み型歩行用神経筋電気刺激装置 |
片方または両方の下肢に植え込むことを目的とした電気神経筋歩行刺激装置をいう。本刺激装置は、通常、神経周囲に配置する電極を備えた植込み型受信器と経皮的に植込み型受信器に刺激パルスを送信する体外型送信器から構成される。体外型送信器は通常、靴のヒールにあるスイッチによって作動する。 |
腹膜カテーテル用吸収性カフ |
腹膜透析用カテーテルに取り付ける生分解性の多孔質体から成るカフをいう。腹膜透析用カテーテルの皮膚出口の皮下に埋め込み使用する。皮膚とカテーテルを密着することを助け、出口部からの細菌の侵入を防ぐ。 |
コラーゲン使用腹膜カテーテル用吸収性カフ |
腹膜透析用カテーテルに取り付ける生分解性のコラーゲン使用多孔質体から成るカフをいう。腹膜透析用カテーテルの皮膚出口の皮下に埋め込み使用する。皮膚とカテーテルを密着することを助け、出口部からの細菌の侵入を防ぐ。 |
抗発作用迷走神経電気刺激装置 |
発作のコントロールを目的として迷走神経を断続的に刺激する電気神経刺激装置をいう。通常、前胸壁に植え込むパルスジェネレータと、皮下に配置し左迷走神経周囲に植え込まれた電極と接続するリードワイヤから構成される。迷走神経刺激装置は、植込み後に体外でプログラミングすることができる。本刺激装置は、発作を消失させたり、発作頻度を低下させるため、てんかんの治療に用いる。 |
排尿・排便用神経筋電気刺激装置 |
刺激装置の1種で、通常、脊髄の円錐型の末端(脊髄円錐)を刺激して排尿又は排便を促すために用いるものをいう。通常、電極を備えた植込み型受信器(仙椎神経根周囲に配置する)と外部送信器(経皮的に植込み型受信器に刺激パルスを送る)から構成される。コントローラを調整して、特定の神経根対を刺激することによって男性の勃起を促すことができるものもある。完全に脊髄が変性し、随意反射又はカテーテルによる排尿又は排便が困難な下半身不随患者に用いる。 |
除痛用電気刺激装置 |
刺激装置の1種で、疼痛緩和(除痛)のために脊髄の一部又は全部を刺激するものをいう。植込み型リード・電極システムを内蔵する。植込み型リード・電極システムは硬膜上腔に設置し、受動電子回路(通常、高周波(RF)で信号又はエネルギーが体外から誘導結合される)又は植込み型の刺激装置(独自のエネルギー源を有し、外部装置に固有依存がない)のいずれかに接続する。薬物療法が望ましくないか、又は無効である場合の、急性又は慢性の難治性疼痛の治療に用いる。 |
植込み型失禁用神経筋電気刺激装置 |
尿失禁又は便失禁の治療を目的とした神経筋電気刺激装置をいう。腹部に植え込み、電極を膀胱壁又は骨盤底に設置する。体外型送信器から経皮的に植込み型受信器に刺激パルスが送信される。 |
振せん用脳電気刺激装置 |
振せん等をコントロールするため脳深部の特定の領域(視床等)を刺激する刺激装置をいう。振せんコントロール脳刺激装置は、定位脳手術によって脳に植込む電極、パルスジェネレータと接続するリードから構成される。パルスジェネレータは、通常、鎖骨付近に植え込む。本刺激装置は、様々な種類の振せん(本態性振せん患者の振せん、パーキンソン病に伴う振せん等)、及びパーキンソン症状ののコントロールに用いる。 |
植込み型排尿・排便機能制御用スティミュレータ |
植込型スティミュレータの1種で、通常、脊髄の円錐型の末端(脊髄円錐)を刺激して排尿又は排便を促す等、尿失禁又は便失禁の治療を目的とした神経筋電気刺激装置をいう。通常、スティミュレータを腹部に植え込み、電極を膀胱壁又は骨盤底に設置する。特定の神経根対を刺激することによって男性の勃起を促すことができるものもある。完全に脊髄が変性し、随意反射又はカテーテルによる排尿又は排便が困難な下半身不随患者にも用いられる。 |
植込み型疼痛緩和用スティミュレータ |
植込型スティミュレータの1種で、疼痛緩和(除痛)のため、脳・脊髄の一部又は全部を刺激するシステムをいう。植込型リード・電極を含む。植込型リード・電極は硬膜外腔、又は頭蓋内に設置し、植込型スティミュレータ(独自のエネルギー源を有し、外部装置に固有依存がない)に接続する。薬物療法が望ましくないか、又は無効である場合の、急性又は慢性の難治性疼痛の治療に用いる。 |
ペースメーカ・除細動器リード抜去キット |
植え込まれたペースメーカ又は除細動器リードを除去するために用いる器具を含むキットをいう。キットに含まれる器具は、通常、植え込まれたリードを抜去するために組み合わせて使用する。通常、スタイレット、拡張シース、スネア、回収バスケットが含まれている。 |
中心循環系アフターローディング式ブラキセラピー装置 |
中心循環系の治療部位に放射線源を一時的に留置することにより、対症療法や治療法で必要とする放射線量を単一の線源又は線源連結装置から解剖学的領域に到達させるために遠隔制御された放射性線源移送装置を使用した装置をいう。標準的な装置は以下で構成される。1.様々な形状の単一の放射線源又は線源連結装置。2.使用しないときに線源を貯蔵するための遮蔽された保管庫。3.遠隔操作により線源を治療部位へ導くためのガイドチューブ/ カテーテル。4.ガイドチューブ/ カテーテル内で線源を移動させるリモートコントロール装置。5.アプリケータ。6.コンピュータ治療計画プログラム。7.オペレータコンソール。 |
中心循環系手動式放射線ブラキセラピー装置 |
用手的に組み立て、対症療法や治療法で必要とする放射線量を放射線源から解剖学的領域へ到達させるために使用する独立した複数の装置で構成される中心循環系の治療装置をいう。術者は、局所、組織内、 管腔間、又は窩洞間の治療部位に永久的に刺入するか一時的に留置するために、複数の放射線を器具及びアプリケータに用手的に配置する。複数の放射線源又は線源連結アセンブリは、天然又は加速装置や原子炉で生産された線源を内蔵している。線源は、被包、埋め込み、又は密封した線源、ワイヤ型、めっき式、又はホイル型の線源、格納容器に入れた放射性の液体、ジェル、又はガスなどの形態である |
中心循環系アフターローディング式ブラキセラピー装置用放射線源 |
天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、治療や対症療法で必要とする放射線治療を行うために設計された高線量率又は低線量率のアフターローディング方式ブラキセラピー装置の放射線源として使用される中心循環系の装置をいう。アフターローディング方式ブラキセラピー装置に使用される線源は、単一の被包された線源(密封線源)、リボン状線源、めっき式、ホイル、又は埋め込み線源、格納容器に入れた液体又はジェルなどの様々な物理的形状で提供される。アフターローディング装置に備えられた遮蔽された保管庫に格納されており、様々な構造のガイドチューブを経由して治療部位に移送される。 |
中心循環系永久刺入向け手動式ブラキセラピー装置用放射線源 |
天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、治療や対症療法で必要とする放射線療法で永久的に体内に留置するための中心循環系の装置をいう。一般にX線透視装置又は内視鏡を使用しながらアプリケータを用いて体内に留置される。用手的に永久に留置する線源は、組織適合性が得られるよう設計されている。線源の形状には、低エネルギーの光子、ベータ粒子、又はアルファ粒子を発生させるために、マイクロスフェア、球体、ステント、シード、ワイヤなどが選択される。 |
中心循環系一時留置向け手動式ブラキセラピー装置用放射線源 |
天然又は加速装置や原子炉で生産された放射性同位元素であり、一時的に体内に留置して、定められた治療期間後に取り外す中心循環系の装置をいう。ブラキセラピー治療で使用され、刺入と取り外しは用手的又は内視鏡下で行う。用手的に一時的に刺入する線源は、被包、密封、めっき式、ホイル、又は埋め込みなどの様々な形態の線源で提供される。体内に直接挿入したり、カテーテルやアプリケータを使用して刺入する。線源の形状は、針、球体、オボイド、シード、ワイヤ、又はカテーテルのカフ部分に封入した液体などがある。 |
脳用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ |
特に脳の放射線治療用に設計されたアプリケータをいう。脳内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、内視鏡を用いた配置、又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合がある。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの近接照射線源を手動で投与する場合に使用する脳用アプリケータ及びポジショナ、テンプレート、カテーテルガイドなどの関連器具が含まれる。 |
脳用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ |
特に脳の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。 体内への一時的植込みを目的に設計されており、脳における単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、カテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
血管用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ |
特に血管の放射線治療用に設計された手動式のブラキセラピー用アプリケータをいう。 最も一般的には外科手術後のプラーク形成の削減及び血管の狭窄や再狭窄の防止のために使用される。 血管内の治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(内視鏡又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式の装置である。 定型的な形状である場合や固有の線源を取り扱える形状に設計されている場合がある。 |
血管用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ |
特に血管内腔の放射線治療用に設計された遠隔操作式のブラキセラピー用アプリケータをいう。本治療は外科手術後のプラーク形成の削減及び血管の狭窄の防止のために使用される。血管内への一時的植込みを目的に設計されており、治療部位への単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、又はカテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
中心循環系汎用手動式ブラキセラピー装置アプリケータ |
放射線治療を容易に行う目的で使用する汎用のブラキセラピー用アプリケータをいう。中心循環系治療部位への単一又は複数の治療用放射線源の手動による配置作業(穿刺、局所配置、内視鏡を用いた配置、又は画像診断システムを用いた配置及び取外し)を容易にする目的で設計された単体又はモジュール式のアプリケータである。定型的な形状である場合や様々な物理的形状又は固有の線源を取り扱える形状に容易に加工できるよう設計されている場合があり、中空の針、チューブ、カテーテル、オボイド、又はタンデムなどが含まれる。 |
中心循環系汎用アフターローディング式ブラキセラピー装置アプリケータ |
放射線治療を容易に行う目的で使用する汎用の遠隔操作式ブラキセラピー用アプリケータをいう。体内への一時的植込みを目的に設計されており、中心循環系治療部位への単一又は複数の治療用放射線源のコンピュータ制御による一時的配置及び取外し時のガイドの役割を果たす。本群には、中空の針、チューブ、又はカテーテルなどの様々なアプリケータ及び関連器具やコネクタが含まれる。 |
脳無痛法用電気刺激装置 |
刺激装置の1種で、疼痛緩和のため、患者の脳の内部構造を刺激するものをいう。受動電子回路(通常、高周波(RF)で信号又はエネルギーが体外から誘導結合される)に接続された植込み型リード・電極システム又は全身植え込み型の自己完結刺激装置(独自のエネルギー源を有し、外部装置に固有依存がない)のいずれかである。薬物療法が望ましくないか、又は無効である場合の重度慢性難治性疼痛の治療に用いる。 |
植込み型骨電気刺激癒合推進装置 |
骨の形成(骨形成)を電気的に刺激する装置をいう。難治性骨折(骨折した骨の末端が結合していない状態)での骨移植の代替療法及び脊椎固定術の補助療法として用いられる。本品は、骨折又は固定部位周辺に弱い電流を流すか、又は電磁場(随伴する誘導電圧効果)を発生させる。骨形成刺激装置ともいう。 |
横隔神経電気刺激装置 |
刺激装置の1種で、横隔膜をリズミカルに収縮させ、換気過小患者において呼吸を誘発するため、患者の横隔神経に電気刺激を供給するものをいう。電極を備えた植込み型受信器(患者の横隔神経周囲に配置する)と外部送信器(患者の皮膚を介して植込み型受信器に刺激パルスを送る)から構成される。 |
植込み型末梢神経無痛法用電気刺激装置 |
刺激装置の1種で、末梢神経周囲に配置した電極から刺激を供給するものをいう。通常、受動電子回路(エネルギーが体外から誘導結合される)に接続された植込み型リード・電極システム又は全身植え込み型の自己完結刺激装置(独自のエネルギー源を有し、外部装置に固有依存がない)のいずれかである。薬物療法が望ましくないか、又は無効である場合の重度慢性難治性疼痛の治療に用いる。 |
開頭手術用ドリル |
頭蓋円蓋(頭蓋冠)に孔を開けるために用いる穿孔器具をいう。内板が貫通するとクラッチシステムがドリルビットを外すため、脳表面の損傷が回避される。通常、脳に確実に到達するため頭蓋骨片を除去する際に用いる。(参照:自動穿頭器)。 |
開頭手術用ドリルアタッチメント |
ハンドピースに接続するか、モータとともに使用し、ドリルを接続して頭蓋円蓋(頭蓋冠)に孔を開けるために用いる器具をいう。内板が貫通するとクラッチシステムがドリルビットを外すため、脳表面の損傷が回避される。空気、窒素、電池又は電源を動力源とする。ガイドワイヤを使用することができるように挿管する場合もある。ミクロ設計のものとマクロ設計のものがある(参照:自動穿頭器)。 |
吸収性歯科用骨再建インプラント材 |
顎骨内の欠損部を満たしたり(充填)、顎骨の築盛(補強)のための歯科治療に用いる吸収性の生体材料をいう。 |
心内膜心筋用生検鉗子 |
生検(組織学的・病理学的診断)用の心筋・腫瘍標本又は他の組織を、採取又は除去するために用いるカテーテルをいう。通常、先端に一組のかん子が付いたカテーテルと操作用ハンドル部からなる。 |
脊椎手術用注入器 |
手術部位(脊椎を含む)への整形外科用(骨)セメント、人工骨等の注入に用いる手動式の注射器様の器具をいう。手動式のものに限る。 |