|
概要 |
1型糖尿病(インスリン依存型) |
子どもや若年者に多い。 |
肥満などに関係なく発病し、インスリンが慢性的に欠乏状態にある |
膵臓からのインスリンがほとんど分泌されないので体外から注射により補充する。 |
病気自体を完治するのは難しいが正しくインスリン注射を行なっていれば普通に生活を送ることができる。 |
2型糖尿病(インスリン非依存型) |
過食や運動不足など生活習慣病が原因 |
食事療法、運動療法、血糖降下剤の服用などで |
糖尿病患者の大部分がこのタイプ |
|
|
原因 |
|
インスリンが分泌されなかったり、分泌量が不足したり、分泌されてもその作用が弱かったりすると、血中のブドウ糖の濃度が高くなり様々な疾患を引き起こす。 膵臓のランゲルハンス島(β細胞)から出されるインスリンが深く関与している。 |
|
症状 |
|
口渇、多尿 、頻尿、目のかすみ、体重減少、疲労感、多食肥満、歯の病気、神経痛、、化膿傾向など |
|
診断 |
血糖検査 |
血糖検査は採血した時の血糖の状態がわかるだけなので、血糖値の1日の変化が大きい人などは正確な診断ができない面がある。 |
ヘモグロビンA1c測定 |
|
75gブドウ糖負荷試験 |
|
|
備考 |
内分泌 |
血糖値を調節するホルモン(インスリン)を分泌 |
外分泌 |
膵液(消化酵素) |
インスリン |
血糖値を下げるホルモン |
血液中の糖が細胞内 に取り込まれる時に必要 |
|
糖尿病に関連のある疾患 |
糖尿病性網膜症 |
|
網膜に酸素や栄養を送っている毛細血管の病気 |
|
詰まったり、出血したりして視覚障害や失明を起こしたりする |
|
糖尿病性腎症 |
|
毛細血管が硬く細くなり、ろ過機能が低下し、排出されるべき老廃物が血液中に増え尿毒症になる。 |
|
尿毒症になると人工透析が必要になる。 (腎機能が低下し老廃物が処理できなくなる) |
|
糖尿病性神経障害 |
|
末梢神経が傷つけられるため、手足のしびれや痛み、また運動神経、自律神経にも障害が起きる |
|
神経は、末端のほうほど栄養や血液が行きにくくなるので、足の先や手などに神経障害が起こる。 |
|
糖尿病性足病変 |
概要 |
|
原因 |
以上の基礎的原因に足のケガなどが加わって発症する。 |
症状 |
間欠性跛行 |
長時間歩くと足が痛くなるが休むと改善する。 |
|
診断 |
|
治療 |
|
備考 |
予防 |
|
毎日自分の足の状態を観察して、足病変の早期発見と早期対処に気をつける。 |
|
足をよく洗って清潔にする。 |
|
爪をきちんと切る |
|
靴下を履くようにする。 |
|
靴下を履くようにする。 |
|
|
末梢神経障害により痛みが感じにくいため、発見、治療が遅れることがある。 |
|
足壊疽まで進行すると足を切断しなければならない場合もある |
|
|
足壊疽 |
|
概要 |
|
原因 |
|
症状 |
|
診断 |
知覚検査 |
ナイロン製フィラメントによる神経障害の検査 |
|
|
|
|
|
治療 |
●関連情報サイト
|
備考 |
フットケア外来 |
|
フットウエア外来 |
|
フットセンター外来 |
|
|
●足壊疽の関連情報サイト
●足壊疽の関連書籍
|
糖尿病性閉塞性動脈硬化症 |
概要 |
|
原因 |
|
症状 |
|
診断 |
|
治療 |
|
備考 |
|
下腿動脈の多発分節性狭窄や閉塞 |
|
下腿動脈から足部動脈の石灰化 |
|
毛細血管の血行障害 |
|
|
|
糖尿病の関連情報 |
糖尿病による難治性潰瘍の治療 |
マゴットセラピー |
壊死した皮膚にハエの幼虫をガーゼとともに固定する。
幼虫が腐敗した部分を食べ傷をきれいにする。
また、幼虫の唾液に含まれる物質が微生物を殺す役目を果たし、傷の回復を早める。 |
|
|
●マゴットセラピーの関連情報サイト
|
|
|
|
|
|
|
|
医療の掲載項目についての注意事項 |
|
医療に関する各種制度、疾患の説明、治療方法についてはどのようなものがあるのかを広く紹介することが主目的であり、実際に制度を利用、もしくは医療機関など各種機関を利用する場合は該当する窓口に相談をしてください。
初めての方はこのサイトについてをお読みください。 |
|
|