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肺性心とは |
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肺に病気があるために肺での血液の循環が悪くなり、肺へ血液を送り出している右心室に負担がかかって、右心室が大きくなったり(右室拡大)、右心不全なること。
肺の病気が原因で2次的に心臓に異常が起きたものを肺性心という。 |
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原因 |
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慢性の肺疾患や肺血管の病気が原因となる。
慢性の肺疾患 |
●主な慢性肺疾患
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COPD(慢性閉塞性肺疾患) |
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肺結核後遺症 |
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肺線維症 |
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肺血管の病気 |
●主な肺血管の病気
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急性肺性心 |
重篤な急性肺血栓塞栓症により、右心不全が生じ呼吸困難や意識消失を引き起こすこと。 |
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症状 |
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咳、痰、易疲労感のほか、胸がゼーゼーしたり、呼吸困難が出現する。
進行すると呼吸困難が強くなり、酸素不足のために唇や爪にチアノーゼが出たり、静脈の流れが悪くなるために肝臓がはれてきたり、むくみが出る場合もある。 |
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診断 |
胸部X線撮影 |
右室拡大を認める。 |
心電図 |
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心エコー検査 |
右室拡大を認める。 |
MRI検査 |
右室拡大を認める。 |
心筋タリウムシンチグラフィ |
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肺機能検査 |
主に肺の状態を検査する。 |
血液ガス分析 |
主に肺の状態を検査する。 |
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治療法 |
●肺の病気に対する治療
在宅酸素療法 |
慢性呼吸不全を合併した肺性心の場合には酸素の吸入をして心臓の負担を少なくする。 |
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●心臓に対する治療
薬物療法 |
利尿薬 |
利尿薬により余分な水分を尿として排泄し右心室への負担を少なくする。 |
強心薬 |
心臓のはたらきを強くする |
血管拡張薬 |
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医療の掲載項目についての注意事項 |
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