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くも膜嚢胞とは |
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くも膜でできた被膜の中に脳脊髄液が局所的に貯留している状態である。 |
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先天的な疾患である。 |
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症状 |
●くも膜嚢胞の分類(症状による分類)
無症候性 |
症状が認められない。
CTなどの検査をした時に偶然見つかる。 |
症候性 |
嚢胞の圧迫による局所神経症状や嚢胞によって脳室が閉塞し水頭症、頭蓋内圧亢進症状をきたす。 |
因果関係不明 |
頭痛、てんかん、発達遅滞などの症状はあるが、それがくも膜嚢胞が原因なのかどう
か因果関係不明 |
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診断 |
頭部CT検査 |
主に脳の表面近くに髄液と同じCT値(低吸収域)の病変を認める。
嚢胞と脳との境界は明瞭である。
造影CTでは嚢胞部分は造影されない。 |
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治療法 |
経過観察 |
無症状の小さな嚢胞の場合は手術しないで経過観察を行う。 |
外科的療法 |
嚢胞が大きくなり圧迫症状を呈する場合などは手術が必要になってくる。
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嚢胞を開放してくも膜下腔と交通させる。 |
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嚢胞腹腔シャントを行う。 |
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医療の掲載項目についての注意事項 |
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